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おはようございます、エンリケです。
276回目の「美佐日記」。
防衛産業や自衛隊に関する現場の声と、そこに潜む
課題を実に鋭く捉える桜林さんならではの、深い洞
察に富む記事です。
自衛隊・防衛産業の基盤強化に関わる企業格差の問
題が取り上げられています。
官民の関係性における本質的な課題、資金フロー感
覚の不備、そして防衛産業が直面する厳しい現実が
浮き彫りにされており、その中でどのように政策が
進むべきかについて率直な提言がなされています。
今日の記事を読むと、桜林さんがなぜわが防衛安保
国防の世界で識者として存在感があるのか? の理
由がよくわかります。単なる茶坊主に業界にいる価
値はない、と私は思っています。自戒も込めて。
では今日の記事、さっそくどうぞ!
エンリケ
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自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレ
ーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行わ
れているこの時期にタイミングを合わせたような出
版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような
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桜林美佐の「美佐日記」(276)
日本の防衛産業の競争力を高める秘策とは
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、276回目となりま
す。
前回の徴兵制についての話題について感想を頂戴
しました。「私は自衛隊のOBですので、『プロ集
団の自衛隊は徴兵制では作れない』に大賛成です。
それにイギリスの『軍に入ることは自分を成長させ
るためという意識が根底にある』という考え方は、
戦前の日本にもありました。『軍隊に入って一人前
の大人になる』ということでした。 私は徴兵制の代
わりに『一定期間自衛隊・警察・消防・自治体等の
職務に従事する』ことを推薦します。これこそ「社
会貢献であり、自分を成長させる政策」だと思いま
す。」
ということで、U様ありがとうございました。
さて、衆議院選挙が終わり、予測されていたとは
いえ、与党が厳しい状況になったため、進めなくて
はならない政策、予算にどのように影響するのかと
いうところです。米大統領選も間近に迫り、現在進
行形の様々な取り組みがオセロがひっくり返るよう
にゼロになってしまうのではないかという懸念を抱
きながら、今日を過ごしているというのが今の日本、
そして世界だと言えそうです。
そうした中、自衛隊の人的基盤についてだけでな
く、防衛産業についても少し気になっていることが
あります。
それは、最近の画期的に動き始めた防衛産業政策
によって、企業格差が生じているのではないかとい
うことです。
『軍産複合体~自衛隊と防衛産業のリアル』の本
の中でも書いたつもりだったのですが、例えば装備
移転に積極的な会社は「いい子ちゃん」で、そうで
ない会社は「ダメな子」みたいな空気を感じること
が多くなってきています。
あの会社はやってくれたけど、この会社はやらな
いという話は昔からあるのですが、それが「官尊民
卑」の始まりのように感じます。
こうなってくると、防衛生産技術基盤の維持、強
化という目的はどこへやらで、自ずと強い会社、則
ち、資金力のある会社が生き残り、そうでない会社
は淘汰されるようなことになりかねません。
防衛省・自衛隊側にとっても、ついて来てくれる
会社は仲間で、互いに良い関係になっていると捉え
ますが、そうでない会社はやる気がないとか、ある
いはそもそもそういう会社の存在すら知らないとい
うこともあり得ます。
これは基盤維持に逆行しているのではないですか
~。と言いたいところではあるのですが、実際こう
なるのには理由もあります。
やはり「防衛産業政策」=「選択と集中」である、
という考え方はまだまだ支持されているからだと思
います。
「選択と集中」は結構なことだと思います。ただ
し、拙著にも書いていますが、それを判別できる人
がいるならば、ということだと思います。
また、防衛産業に優劣がついてしまうのは、ある
意味、仕方のないことでもあります。それは自衛隊
側に「キャッシュフロー」という概念が全く欠落し
ているからです。
欠落なんて書くと、欠陥のように見られそうです
が、そのような概念を知る必要がない職業なので当
たり前のことです。もちろん、公務員の方は皆さん
同じでしょう。
私はとても貧乏でしたので(またビンボー話か!)、
自衛隊の部隊などで講演に呼んで頂いた時に、飛行
機やホテル代を建て替えなくてはならないことが本
当に苦痛でした。それを払ってしまうと家賃などの
必要経費がなくなってしまうからです。
入金があるまで、まだかまだかと待ち遠しい日々を
過ごし、期日に銀行に行って、振り込まれていなか
ったりした時のあのショックたるや・・・。
そんな経験をしたことが、企業の苦労が分かる私を
育てた?のだとしたら今思えばありがたい限りです
が、なにしろ、官民のこの感覚の違いというのは大
きいのです。
防衛費が増え、受注が増えたことで設備や人を増や
すということは、その資金が必要です。それは莫大
な借金をすることになります。
そんな時に装備移転のためにさらに借金をして投資
をするって?まずは、現時点で膨らんでいる負債を
返してからだね、ということになりますよね・・。
因みに、装備品の代金というのは納入して初めて支
払われますので、それまでは出る一方になります。
ですから、日本の防衛産業をもっと競争力をつけて
もらいたいなあ、装備移転がなかなか進まないなー
という話も、解決に導く答えはずっと分かっている
のです。資金を最初からボンと投下して、移転に関
しては政府が買い上げて他国に売るFMS方式にす
るということです。これら以外で答えを出せという
ので無理があるのです。
調達に関してはしかるべき分野では随意契約を採用
し、支払いについては、前払いや中間払いなどで、
作業の進捗に応じて支払い時期や回数を柔軟にする
だけでも大きく違ってくると思います。
それをしないということは、やはり日本はそんなに
本気でやろうとしていない、ということなのかもし
ませんね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間となりますように!
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新書)を「軍事情報」でご紹介頂きました。心より
感謝申し上げます。誤解されやすい防衛産業の実態
について、多くの方にご理解頂けましたらこの上な
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(さくらばやし・みさ)
桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)、『軍産複合体~自衛隊と防衛産
業のリアル』(新潮選書)
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