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こんばんは!エンリケです。
「アメリカの新核戦略」の3回目です。
今日の巻頭言も実に刺激的です。
正鵠を射た言葉だからでしょう。
さっそくどうぞ。
エンリケ
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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
アメリカの新核戦略(3)
加藤喬(元米陸軍大尉)
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□北の核を操る策士プーチンの姦策
陸軍情報部時代の任務は語学支援。もう30年近
く前のことになりますが、主に日米合同演習「ヤマ
サクラ」などで部下の語学兵らとともに戦術ブリー
フィングの通訳を担当しました。有事の際、日米両
軍が行なう共同作戦を円滑に進めることが目標でし
た。言葉の壁を越え、いつ、どこで、どちらが、ど
のような作戦行動に出るのか、お互いの理解を徹底
させたのです。
同盟軍と隙のない連携プレーを行なう能力を「相互
運用性」と呼び、いまも米四軍と陸海空自衛隊は年
間さまざまな共同訓練を実施し練度を高めています。
日米安保条約の要が「相互運用性」なのです。
さて昨今、ロシアと北朝鮮の相互軍事協力が耳目
を集めています。10月7日付『AP通信電子版』に
よれば、金正恩総書記がプーチン大統領に宛てた誕
生日の祝賀には「親愛なるウラジミール・プーチン
同志、深化する北露の軍事同盟によって両国は無敵
になりましょう」と記されていたそうです。この記
事で「おやっ」と思ったことがあります。「深化す
る軍事同盟」という割には、露軍と北朝鮮軍がこれ
まで合同演習を行なったとのニュースが全くないこ
とです。
言語はもとより戦術を異にする外国軍同士が共同作
戦を効果的に行なうためには、日頃からの訓練が不
可欠。したがって現時点で露北軍には相互運用性が
ないことになり、仮に両国軍が結集しても西側諸国
に打撃を与える戦力にはなりません。
ではプーチン大統領はなぜ昨年9月に金総書記を
ロシアに招き、また本年6月には自ら平壌に赴いて
まで北朝鮮との軍事協調関係を推し進めたのか?
マスコミは「プーチン氏がロシアのロケット技術と
引き換えに不足する武器弾薬の提供を金氏から取り
付けた」と報じています。ウクライナで北朝鮮製の
弾道ミサイルや砲弾が使われているのは周知の事実
ですから、短期目標としてそのような合意がなされ
たのは間違いないでしょう。が、KGB工作員という後
ろ暗い前歴を持つプーチン氏には今一つ、ウクライ
ナ後も見据えた企てがあったのではないか。
北朝鮮は首都近郊でも住民が餓死するほど貧しく
国際社会から隔離された困窮国。にもかかわらず、
人民の命と引き換えにした核兵器と長距離弾道弾は
持っている。そういう独裁者の常として、内心で金
氏は人民の反逆を何より恐れている。
同じ穴の狢(むじな)プーチンは年若い独裁者の内
なる弱さに付け込んで核恫喝の手の内を伝授し、お
だて上げ、日米欧への敵意を煽ることで「いつ爆発
するか分からない時限爆弾」に仕立て上げた・・・
との見たてです。
米ソ冷戦時代には核抑止力、つまり全面核戦争に
よる「相互確証破壊」(Mutual Assured Destructi
on:MAD)の恐怖がアルマゲドンを防いでいました。
この文字通りMAD(狂気)の政策が功を奏したの
は、米側が「ソ連首脳部は国家基盤の喪失と夥しい
死傷者を『受け入れがたいリスク』と捉え、核の先
制使用はしないと」信じたからであり、またその逆
も真でした。
冷戦後に蔓延(はびこ)りだしたテロ集団は失う
べき国家も国民もありませんからこの理屈は通用し
ません。これが核テロの恐ろしさですが、精神的に
不安定な独裁者が自王朝の最期を悟り自暴自棄に陥
った場合も同様です。
逆に言えば、欧米の指導者らがプーチンの核恫喝を
「はったり」として真に受けないのは、冷戦心理の
受け売りで「プーチンはそこまで馬鹿げたことはし
ない」と考えるからです。とすれば、ここにプーチ
ンが主導する露北軍事同盟の隠された意味があるの
ではないか? つまり「元々朝鮮人民の命など歯牙
にもかけない金正恩は無謀で予測不能。しかも、独
裁者を諭す勇気のある忠臣などおらず、議会も世論
も独裁者にブレーキをかけることはできない」とい
う北の国情を逆手に取った姦策です。何をしでかす
か分からない独裁者に核兵器を持たせて野に放てば、
「使えない兵器」だった核が突如「使える兵器」に
見えてくる。敵の恐怖心を煽り、日米の、いや、世
界の注目をロシアからそらすうえで、未熟な独裁者
はまさに「はまり役」。策士プーチンはそう踏んだ
のでしょう。
案の定、金総書記はこれまでひた隠しにしてきた
兵器級ウラニウム製造工場の写真を公表し核保有国
のイメージを誇示。また、南北朝鮮の融和政策を正
式に破棄し韓国を挑発したうえで「朝鮮半島で米韓
による武力衝突が起きれば、核の先制使用を躊躇し
ない」と恫喝する大胆さも見せています。老獪なプ
ーチンが思い描いた通りの展開です。
ちなみに日本にとって、北による一連の示威行為は
対岸の火事ではない。北朝鮮はすでに50発の核弾
頭を保有し日本全土を射程に収める弾道弾も配備済
みだとされています。ならば石破総理は生煮えのア
ジア版NATO構想より、今そこにある北の脅威に具体
策を持って対峙すべきだとわたしは考えます。
飢える人民を前に肥満体をさらして恥じぬ金総書
記はまことに呆れ果てた存在です。が、日本と世界
にとって真に厄介なのは、その巨体の陰に、策士プ
ーチンの不敵な笑みが見えることです。
▼アメリカの新核戦略(3)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「米新核戦略計画」の3回目は対米核脅威と名指し
された北朝鮮の核戦力を取り上げます。
不気味な空襲警報が鳴り響くなか、夜空から十数個
の火の玉が地上に向かって落ちていきます。弾着の
爆発音と人々の叫び声が入り交じり、画像が上下左
右に揺れ不意に途切れました。
読者諸氏もネット公開されたイスラエル空襲の光景
をご覧になったことでしょう。
10月1日、イランが放った180発の弾道ミサイ
ルは、大半がイスラエル防衛軍と米海軍イージス艦
の迎撃システムによって撃ち落とされたと報じられ
ました。しかしビデオを見る限り、相当数のミサイ
ルが着弾したようです。重要施設に向かわない弾道
弾は元々無視したのか、それとも撃ち漏らしたのか
は不明ですが、鉄壁の防空システムなど存在しない
ことを改めて印象付けられました。
一般論ですが、ミサイル防衛では攻撃側が有利だと
されています。迎撃ミサイルと誘導システムは極め
て高価で維持費も嵩み、数を揃えるには莫大な予算
が必要です。高度の迎撃システムを維持できるのは
潤沢な国防予算を持つ国に限られます。しかも10
0パーセントの迎撃は不可能。核弾頭が使われた場
合、数発でも撃ち漏らせば被害は甚大です。
これに対し攻撃するほうは比較的安価にミサイルの
数を倍増することができます。圧倒的数のミサイル
で飽和攻撃を仕掛ければ、何発かは必ず敵迎撃シス
テムをかいくぐって命中します。つまり費用対効果
が高いのです。
2024年1月現在、北朝鮮は核弾頭を50発保有
しているとされ、手持ちの核分裂性物質はさらに7
0〜90発生産するのに十分な量だと推定されます。
ミサイルに搭載する核弾頭の小型化がどこまで進ん
でいるのかには諸説ありますが、近年は「北の核戦
力を侮るのは危険」との意見が優勢になりつつあり
ます。
核運搬手段は着実に進歩しており、準中距離弾道弾
ノドン(最大射程2000キロ)、中距離弾道弾火
星12型(最大射程6000キロ)、大陸間弾道弾
(ICBM)火星15型(最大射程13000キロ)が
実戦配備されています。最新型ICBMの火星18型は
15型と同じく全米を射程に収めるだけでなく固体
燃料を使用。発射前に燃料を注入する必要がないの
で、攻撃の前兆を敵に悟られる危険が格段に小さく
なっています。多くの偵察衛星をもつアメリカにと
ってすら、極めて厄介なシロモノです。
独裁者ウラジミール・プーチンと金正恩が推し進め
る同盟関係によって「北朝鮮の非核化」は実現の見
込みがなくなりました。これは日米韓にとって、今
後常時、北の核に備えなければならない現実が定着
したことを意味します。日本版新核戦略計画が早急
に必要です。
教材ビデオ:
Why the U.S.'s new nuclear strategic plan foc
uses on China, Russia, and North Korea ? (yout
ube.com)
https://x.gd/V3orI
(本エピソードは4:38から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
enhancement(エンハンスメント)強化 増強
handful(ハンドフル)一握り 少数 少量
deter(ディター)阻止する 防ぐ
arsenal(アーサナル)貯蔵兵器 備蓄
シナリオ(カウンターを5:00に合わせてくださ
い)
The capability enhancement has changed the nat
ure of the North Korean challenge: when the co
untry possessed just a handful of weapons, it
would be deterred by missile defenses.
(北朝鮮の核戦力増強は同国が提起する軍事的挑戦
の本質を変えた。北朝鮮が少数の核兵器を保有して
いた頃はミサイル防衛によって防ぐことができた)
But its expanded arsenal is fast approaching t
he size of Pakistani’s and Israel’s which co
uld be pretty hard to defend against.
(が、北朝鮮の核兵器備蓄はパキスタンとイスラエ
ルに近づきつつあり、防御を困難にしている)
(今回のビデオは5:58まで続きます)
英語一言アドバイ
ス:arsenalは集合的に「兵器」を指す名詞です。兵
器庫、武器庫、そして兵器の備蓄を意味することも
あります。
発音サイト:arsenal の発音 arsenal pronunciation - 検索 (bing.com)
https://x.gd/Qa64V
参考サイト:火星18ICBM 火星18 - Wikipedia
https://x.gd/M8kiO
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
追記
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
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