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「海猿」や「DCU」のようなエンターテインメント作
品が描くイメージとは裏腹に、海上保安庁の実際の
機能や活動にはよくわからない部分が多いです。領
海警備や有事の際の対応に焦点を当て、これまでの
“イメージ”を超越して、海上保安庁の舞台裏に迫
り、日本の安全保障に対する理解を深めてみません
か?
『知られざる海上保安庁 - 安全保障最前線 - 』
著:奥島高弘(元海上保安庁長官)
定価:1,700 円+税
発行:ワニブックス
発行日:2024/1/23
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おはようございます、エンリケです。
リアルかつ興味深い海保をめぐる情報を通じ、国防
安保防衛の真髄に迫りたい、海保に興味を持ち、わ
が防衛体制や国際関係について深く知りたいあなた
は、わが安全保障に関する不透明な情報や、誤った
報道が広まることによる誤解や不信感にまみれてい
るのではないでしょうか?
ご自身のわが安保に対する理解不足や、国際情勢の
変化に対する不安感から夜も眠れない日もあるかも
知れません。現代の安全保障に関する正確で深い知
識を求める欲求、国家の安全に対する関心について
は、今も満たされていないのではないでしょうか?
おそらくこの本を読んだあなたは、著者が指摘する
事実に驚きや怒りを感じ、手に触れる本のページを
握りしめ、日常的に触れている各種情報への不信感
をあらためて感じることでしょう。
ご自身の知識不足からくる焦燥感や、未来への粘っ
こい不安感が五感を通してあなたの心を揺さぶるな
か、あなたが持つ深い情報への欲求からくる興奮や、
知識を得ることで解消される期待感がこの本から感
じられることでしょう。
この本は、まず第一章では海上保安庁の実態に迫り、
インテリジェンスの分野での活躍や庁法25条の意味、
有事の際の軍事目標の回避などに焦点を当てていま
す。第二章では、海上保安庁が非軍事機関である日
本の特異性や、世界中で見られるコーストガードの
モデルに焦点を当て、法執行機関の緩衝機能につい
ても考察されています。第三章では、自衛隊との連
携や協力に焦点を当て、効率性や装備の違い、連携
においての役職の重要性が議論されています。第四
章では、海上保安庁が世界をリードする要因や国際
的な活動、アジア諸国との関係に焦点を当てていま
す。最後の第五章では、海上保安庁の敗北が紛争に
繋がる可能性や、中国との対峙、米軍との関係に焦
点を当て、緊迫した状況を考察しています。
この本があなたの悩みを短時間で解決できる理由は、
簡潔で分かりやすい言葉で情報を提供し、元海保長
官の著者が現実に基づく深い知識をもっているから
です。
そのおかげで読者は未知で複雑な情報を迅速に理解
でき、今目の前にある安保の危機に関する誤解や不
安を解消できます。
著者の奥島さんは海保大出身の元海保長官です。
【著者略歴】
奥島高弘(おくしま たかひろ)
1959年〈昭和34年〉7月7日
第46代海上保安庁長官。海上保安大学校本科第28期
卒業。
北海道出身。北海道小樽桜陽高等学校を経て、1982
年(昭和57年)に海上保安大学校を卒業する。
海上保安官として警備救難、航行安全等の実務に携
わり、政務課政策評価広報室海上保安報道官、根室
海上保安部長、第三管区海上保安本部交通部長、警
備救難部警備課領海警備対策官、警備救難部管理課
長、総務部参事官、第八管区海上保安本部長、警備
救難部長などを歴任する。
2018年(平成30年)7月31日、海上保安監に就任する。
2020年(令和2年)1月7日、海上保安庁長官に就任す
る。
2022年(令和4年)6月28日、海上保安庁長官を退任。
版元のワニブックスさんは、昔からある有名出版社。
あなたもその名を耳にしたことがあるはずです。ど
ちらかといえばナンパな印象でしょうが、昨今は
国防安保防衛分野の書籍を積極的に刊行されていま
す。
思うに、時代の流れと機を見るに敏な敏腕編集者さ
んが、わが国が求めているインテリジェンスを正確
に見抜かれているのでしょう。
この本は、海上保安庁に焦点を当てた同種の本に比
べて、より深い情報や新鮮な視点を提供していると
感じます。具体的で洞察に富み、従来の知識を超え
た情報を提供している点がおすすめですね。
この種の、中身が充実した良い本は、次代の肥やし
として時代を超えて引き継がれてゆきますが、同時
代ではなかなか日の目を浴びない面があります。そ
のため、市場から消えるのも一般の書よりも早いこ
とと思います。
ですから、
ピンときたあなたは
今すぐ手に入れるように
してください↓
『知られざる海上保安庁 - 安全保障最前線 - 』
著:奥島高弘(元海上保安庁長官)
定価:1,700 円+税
発行:ワニブックス
発行日:2024/1/23
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エンリケ
追伸
いまやわが国も世界も、平時と有事の区分ができな
い状況になってきています。
そんななか、
21世紀に入ってから、軍の法執行機関化がますま
す進化しているように見えてなりません。
現時点でわが国を防衛するのは、国際軍事スタンダ
ードを満たした自衛隊の軍事力・火力ですが、わが
安保の一翼を担う法執行機関・海保の存在も忘れて
ならないでしょう。
机上の「平時と有事の明確な法的区分」を前提に運
用されてきた海自と海保も、現場での一体運用が不
可欠な状況に迫られています。
その意味で
「海保をどうするか?」
は重要な問題で、最適な持ち場に海保を当てる
ことが必要不可欠です。
その点からも、海保とはなにか?が正確に記されて
いる本著を手に取る意味は大きいかと思います。
国防や安保に関わるすべての役所や機関が、正義の
名の下、予算争い、権限争いに終止することのない
よう、きっちり国民が指摘できるよう成長しなけり
ゃいけない、ということも感じました。
世界は一つではなく
世界はさまざま。
けっきょく、自分を守るのは自分にしかできない。
改めてそのことも思い起こさせてくれた一冊でした。
『知られざる海上保安庁 - 安全保障最前線 - 』
著:奥島高弘(元海上保安庁長官)
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発行:ワニブックス
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