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こんばんは!エンリケです。
「戦術核」の5回目です。
きょうも読み応えある記事ですよ
さっそくどうぞ。
エンリケ
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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
戦術核(5)
加藤喬(元米陸軍大尉)
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□新宇宙競争三人衆──起業家がこぞって宇宙ビジ
ネス参入
1950年から71年までの間に、後年、時代の
寵児となる三人の人物が生まれました。一人は70
年代から英国の音楽産業と航空産業で頭角を現し、
もう一人は90年代、米国でインターネット通信販
売という新分野を開拓、今一人は南アフリカから米
国に移住後、20世紀末にオンライン金融サービス
会社を起ち上げました。言わずと知れたサー・リチ
ャード・ブランソン、ジェフ・ベゾス、そしてイー
ロン・マスクの三氏です。
この三者に共通しているのは、いずれも稀代の起
業家精神と時代の求めるところを先読みする慧眼の
持ち主であること。そして、それぞれ有人宇宙飛行
会社ヴァージン・ギャラクティック、ブルーオリジ
ン、スペースXを起業していることでしょう。新宇
宙開発競争の立役者たちだといえます。
ちなみにわたしは米ソ宇宙競争の真っただ中で育
ちました。ソ連の人工衛星「スプートニク」打ち上
げの年に生まれ、同国のユーリイ・ガガーリンが人
類初の宇宙飛行に成功したときは4歳。小学校6年
生だった1969年7月21日(日本時間)、アポ
ロ11号が月着陸を成し遂げています。ニール・ア
ームストロング船長が月面に第一歩をしるした時の
感動はいまも克明に覚えています。
「自分も宇宙に行く!」目くるめく高揚感の中、そ
う誓った同世代人は世界中にたくさんいたはずです。
が、期待された宇宙時代はやってきませんでした。
1972年、12人目のNASA宇宙飛行士が月に足跡
を残したところでアポロ計画は中断。それから今日
までの半世紀以上、人間が月に還(かえ)ることは
ありませんでした。世界を熱狂させたアポロの成功
にもかかわらず、有人宇宙探査がとん挫したのはな
ぜか?
米ソ宇宙競争が東西冷戦の裏の顔だったからです。
言い換えれば、より効率のいいロケット・エンジン
開発や誘導技術で優位に立てば冷戦を勝ち抜くこと
ができ、それが超大国アメリカの国威発揚にもつな
がっていたのです。当然、金に糸目をつけぬ国家プ
ロジェクトに欠けていたのは「民間企業を惹きつけ
る利潤」平たく言えば「金儲けのうま味」でした。
血税を唯一の資金源とする国家宇宙プロジェクトは
資金面で維持不可能だった訳です。案の定、ソ連の
衰退と冷戦終結により、政府主導の宇宙開発熱も一
挙に失われました。
現在進行中の新宇宙競争はここが違います。ブラ
ンソン、ベゾス、マスクの三氏は極めて鋭敏な経営
感覚を持っています。「何が儲かるか?」「儲かる
とすれば投資後どのぐらいで利潤が出せるか?」を
嗅ぎ出す本能と言ってもいい。それぞれヴァージン
・アトランティック航空、アマゾン、テスラの最高
経営責任者として成功し、世界屈指の大富豪になれ
た所以です。
ここにきて、類まれな起業家らがこぞって宇宙ビジ
ネスに参入したのには理由があります。宇宙に途方
もない商機があるからです。民間宇宙旅行ビジネス
と、NASAと提携して行なう月永住プロジェクトには
莫大な利ザヤが見込めるということに他なりません。
加えてマスク氏が現在開発を続けている巨大宇宙
船スターシップは、月への帰還を目指すアルテミス
計画はもちろんのこと、壮大な「火星植民計画」の
布石だともいわれています。類まれな起業家ビジョ
ンと厳密な金銭感覚が、人類を多惑星文明へと押し
上げる原動力になりつつあるのです。
ヴァージン・ギャラクティック、ブルーオリジン、
スペースXは新規宇宙企業の三強ですが、この他に
も多くの大小ベンチャー企業が第二次宇宙競争に加
わっています。自由競争の世界では他より優れたア
イデアと効率のいいテクノロジーを手にした企業が
勝ち残りますから、競争が白熱するほど宇宙開発の
スピードは上がり、規模も急拡大していきます。
ブランソン、ベゾス、マスク氏らがアメリカを主
戦場に選んだのは、こういった自由競争の長所を見
抜いていたからです。出自や学歴に拠らず、自らの
才と努力で頂点を目指すことができるシステムのこ
とです。実力主義の米国だったからこそ、三氏は文
字通り「アメリカン・ドリーム」を体現できたので
す。
しかし目を東欧地域に向けると、その同じロケッ
ト技術が市場経済やアメリカン・ドリームはもとよ
り、地球文明そのものを破壊しかねない事態になっ
ています。米国がウクライナに供与する長距離ミサ
イルのことですが、同兵器はロシア国内の目標を縦
横に攻撃できます。
9月4日付ロイター通信電子版は、
「米国製ミサイルがロシア領内で使用されれば核使
用も辞さない」
と示唆するラブロフ露外相の声明を報じています。
が、なぜか米主流マスコミは「ロシアの核恫喝は虚
勢に過ぎず、核の使用はない」とする立場です。
プーチン大統領と取り巻きによる核恫喝が「はっ
たり」である可能性は確かにあります。が、そうで
ないかもしれない。ウクライナとロシアのみならず、
全欧、いや下手をすると、米本土や日本を含む極東
地域まで巻き込む核戦争の危機を「あり得ない」で
一蹴するのは無責任な報道姿勢だとわたしは思いま
す。
追いつめられれば襲いかかってくるといわれるプー
チンの性格を考慮すれば、同大統領がロシア領内に
撃ち込まれた米国製ミサイルを「ロシア存立の危機」
と判断することはあり得るからです。最初の核が起
爆してから「まさか使うとは思わなかった」では遅
いのです。
「新宇宙競争三人衆」は総計4000憶ドルともい
われる純資産と持てる政治力をフルに発揮し、露・
ウクライナ・米の指導者らに核アルマゲドンの愚を
諭すべきです。もちろん政治家を前に「多惑星文明」
という高邁な夢を説いても詮無いこと。ならば実務
に徹し「世界という市場がなければ金儲けもできな
い」と諭してはどうか? 起業家の発言として、こ
れほど分かりやすいメッセージはないでしょう。
▼戦術核(5)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
ウクライナ戦争ではロシア軍が戦術核を使う可能
性が取り沙汰されてきました。また、プーチン大統
領の盟友であるベラルーシのルカシェンコ大統領は
昨年6月「ヒロシマ型の3倍の威力がある戦術核兵
器をロシアから受領した」と述べています。いずれ
も東欧で核の敷居が低くなっている現実を示唆して
います。
「戦術核シリーズ」第5回は核の運搬手段である短
距離地対地弾道弾を取り上げます。
1991年に発動された「砂漠の嵐作戦」で、イラ
ク軍は46発のアル・フセイン地対地ミサイルをサ
ウジアラビアに向け発射しました。同ミサイルはソ
連が開発したスカッドB地対地ミサイルの派生型で、
射程約600キロ。短距離地対地弾道弾に分類され
ます。半数命中半径は1000メートルと命中精度
は劣悪でしたが、それでも1発が湾岸都市ダーラン
にあった米軍施設に落下。戦死者28名を出してい
ます。後日現場を見ましたが、米軍が将兵食堂に転
用していた地下駐車場の真上に命中。数メートルの
土とコンクリート天井を貫通して爆発していました。
「極超音速で落ちてくる通常弾頭の威力侮るなかれ」
と感じたものです。
本ビデオに登場するイスカンデルMは射程と弾頭
重量ではスカッドBと大差ないものの、命中精度と
誘導技術では長足の進歩を遂げています。特記すべ
きはその飛行特性です。イスカンデルMは「準弾道
弾」と呼ばれていますが、これは従来の弾道弾より
かなり低い高度である5〜50キロメートルを極超
音速で飛び、迎撃ミサイルを避けるための回避運動
をとることができるからです。
目標に接近すると弾頭の電子光学誘導システムが
起動。標的に照準を合わせ落下していきます。迎撃
が困難で命中精度が高いうえ核弾頭装備可能なイス
カンデルMは、ウクライナ軍にとって極めて厄介な
兵器だといえるでしょう。
北朝鮮が配備した火星11改良型弾道ミサイルは
イスカンデルMの派生型だとされています。とすれ
ば、火星11改良型も非弾道飛行経路を飛び、敵の
防空システムをかいくぐる迎撃回避運動能力を持っ
ていると推定できます。同ミサイルの射程が延長さ
れれば、日本にとっては頭の痛い問題です。
ちなみにウクライナ戦争でも火星11改良型が使
用された形跡があります。旧ソ時代に開発されロシ
アに継承されたロケット技術が北朝鮮に渡り、今回、
ロシアに逆輸入されたかたちです。
教材ビデオ:
Tactical Nukes use in #Ukraine by #Russia ! F
ull analysis (youtube.com)
https://x.gd/Y77HM
(本エピソードは4:32から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
warhead(ウォーヘッド)弾頭
range(レインジ)射距離 射程
シナリオ(カウンターを5:02 に合わせてくだ
さい)
The Iskander-M can carry 800 kg or about 1760
lbs warhead and has a range of 500 km or 310 m
iles.
(イスカンダルMは800キログラムの弾頭を装備
でき、射程は500キロメートルである)
(今回のビデオは5:12まで続きます)
英語一言アドバイス:
warheadはwar(戦争)+head(頭部)でミサイルな
どに搭載する爆発物、すなわち「弾頭」を意味しま
す。通常弾道ならconventional warheadで、核弾頭
はnuclear warheadになります。
発音サイト:warheadの発音 How to pronounce wa
rhead | HowToPronounce.com
https://x.gd/igdG1
参考サイト: 戦術核兵器 戦術核兵器 - Wikipedia
https://x.gd/dSKqi
イスカンデル短距離弾道ミサイル: 9K720 - Wikipedia
https://x.gd/OzIaH
新時代の宇宙競争
The New Space Race of the 2020's (Documentar
y) | Watch (msn.com)
https://x.gd/n6mO3
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
追記
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
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