配信日時 2024/09/07 14:38

【本の紹介】『デジタル権威主義ー技術が変える独裁の”かたち”』大澤 傑 (著, 編集)

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あなたの未来は、監視されている。

私たちの生活を一変させたデジタル技術。しかし、
同じ技術が、独裁政権にとっては強力な武器として
利用され、私たちの自由を脅かす現実が広がってい
ます。

『デジタル権威主義──技術が変える独裁の"かたち"』
は、急速に進化するデジタル技術が、独裁国家の統治
手法をどのように変え、さらに強化しているのかを明
らかにします。

この本を読むことで、あなたは独裁者たちがどのよう
にしてデジタル技術を利用し、情報統制、監視、プロ
パガンダ、そして国際政治を動かしているのかを理解
することができるでしょう。


『デジタル権威主義ー技術が変える独裁の”かたち”』
大澤 傑 (著, 編集)
出版社:芙蓉書房出版
発売日:2024/9/11
言語:日本語
単行本:272ページ
寸法:15x1.8x21cm
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こんにちは、エンリケです。

あなたはなぜこの本を手に取るべきなのでしょうか?

理由は次のとおりです。


●最新の知見と実例

本書には、デジタル権威主義の核心に迫る最新
の事例と研究が詰まっています。中国、ロシア、中
東、東南アジアなど、世界各地で実際に行われてい
る監視・情報操作の手法が詳しく解説されており、
技術を駆使した権威主義の進化を具体的に知ること
ができます。


●トップクラスの専門家による執筆

著者である大澤 傑氏をはじめ、世界中の第一線
で活躍する研究者が執筆に携わっています。彼らの
豊富な知識と研究が、読者に対して信頼性の高い情
報を提供します。


●未来を考えるための必読書

権威主義がデジタル技術によってどれほど進化
しているのかを理解することは、現代を生きるすべ
ての人々にとって必須の知識です。自由や民主主義
の未来に興味を持つ人なら、この本を読んで得られ
る視点は、今後の社会のあり方を考えるための重要
な材料となるでしょう。



■こんなあなたにオススメ


●国際政治や安全保障に関心がある方

世界のデジタル監視体制や、権威主義国家がど
のようにしてその力を拡大しているのかを知りたい
方。


●政策立案者、政府関係者

サイバーセキュリティや国際政治における権威
主義の拡大に直面し、それに対抗するための政策を
考える立場にいる方。


●メディア関係者やジャーナリスト

独裁体制やデジタル技術を取り巻く最新の動向
を取材し、報道に役立てたい方。


●学術研究者や学生

政治学、国際関係、デジタル技術に関する研究
を進めるための実例や最新の知見を得たい方。



それではこの本の中身を見ていきましょう

●目次●

序 章 デジタル権威主義の分析枠組み—デジタル
技術が権威主義体制の安定化/不安定化にもたらす

効果―(大澤 傑)
1.はじめに
2.本書の意義
3.デジタル技術と政治体制
 (1)楽観論から悲観論へ
 (2)権威主義の体制維持手法
 (3)デジタル技術を用いた独裁者による統治
4.権威主義の体制維持に対する国際関係の影響
 (1)正の効果ーデジタル技術を駆使した対外政策に
よる間接的な正統性向上
 (2)負の効果ー民主主義的価値や体制批判の流入
 (3)正負の効果ーサイバー規範形成
5.分析枠組みの構築
6.本書の構成
7.おわりに

第1章 中国の「デジタル権威主義」—「中国式の統
治システム」は、なぜ民主主義に対する脅威と言わ
れるのか―(五十嵐 隆幸)

1.はじめに
2.中国政府によるインターネット環境の構築過程
 (1)中国のインターネット黎明期とセキュリティー
体制の整備
 (2)インターネットの普及と個人情報データベース
の構築
 (3)ネット検閲の強化と海外サイトの遮断
3.中国のデジタル技術を利用した統治の強化
 (1)胡錦濤から習近平へと継承された「西側」政治
思想流入防止の方針
 (2)中国独自の”閉鎖的”なインターネット空間の
完成
 (3)モバイルツールを通じた監視と懐柔
4.世界へと広まる「中国式の統治システム」
5.中国の「デジタル権威主義」とは何か
6.おわりに

第2章 ロシアにおけるデジタル権威主義―なぜ反戦
は反プーチンにならないのか?―(岡田 美保)

1.はじめに
2.開戦前
 (1)政治参加と抑圧におけるデジタル技術の進展
 (2)選挙のオンライン化
3.開戦後
 (1)デジタル抑圧とテレグラム
 (2)選挙のオンライン化
4.おわりに

コラム1 日本のサイバーセキュリティ政策(野呂瀬
葉子)
1.日本のサイバーセキュリティ制作に関する基本事項
2.国際場裡における日本のサイバー外交
 (1)「法の支配の推進」
 (2)「サイバー攻撃抑止のための取組」
 (3)「信頼醸成措置の推進」及び「能力構築支援」
3.国内におけるサイバーセキュリティ政策
 (1)日本のサイバーセキュリティの戦略的姿勢の転換
 (2)転換の背景
 (3)サイバー空間における戦略の区分
 (4)転換後のサイバーセキュリティ政策
 (5)能動的サイバー防御のための今後の取組

第3章 中東におけるデジタル権威主義―デジタル抑
圧、地政学、「監視資本主義」―(溝渕 正季)

1.はじめに
2.中東の権威主義体制はなぜかくも頑健なのか?
—抑圧・懐柔・正統化
 (1)抑圧
 (2)懐柔
 (3)正統化
3.地政学・グローバル資本主義・情報生態系
 (1)米国ー「非リベラルな覇権秩序」の追求
 (2)中国・ロシアー「世界を独裁体制にとって安全
にする」
 (3)グローバル資本主義と情報生態系
4.中東におけるデジタル権威主義―サウジアラビア
を中心に
 (1)MbSの台頭と個人支配型権威主義の完成
 (2)サウジアラビアにおけるデジタル権威主義の諸相
 ア.検閲
 イ.言説の支配
5.おわりに

第4章 東南アジアにおけるデジタル抑圧および影響
力工作と市民社会(木場 沙綾)

1.目的
2.東南アジアのデジタル権威主義に関する先行研究
 (1)民主主義の後退
 (2)デジタル抑圧
3.デジタル抑圧と社会運動、市民の反応:タイの事例
 (1)タイにおけるデジタル抑圧
 (2)デジタル抑圧に対する市民の抵抗
4.中国からの影響力工作:フィリピンの事例から
5.結論

コラム2 台湾のサイバー空間における脅威と対策
(荊 元宙(五十嵐 隆幸訳))
1.はじめに
2.台湾の情報通信ネットワークに対する脅威
 (1)持続的標的型攻撃(advanced persistent thre
at,APT)組織
 (2)中国人民解放軍サイバー空間部隊
 (3)中国の国家安全部門と情報機関
3.台湾に対するサイバー攻撃の事例
4.台湾の正負によるサイバー攻撃への対応

第5章 ラテンアメリカの権威主義体制とデジタル技
術―権威主義化が進むエルサルバドルを事例として
―(大場 樹精)

1.はじめに
2.1980年以降のラテンアメリカ政治
 (1)1980年代の民主化
 (2)2010年代半ばの権威主義化
 (3)デジタル技術を用いた独裁者による統治
3.エルサルバドル・ブケレ政権の権威主義化
 (1)エルサルバドルの基本情報
 (2)ブケレ政権の成立と権威主義化
 ア.大統領就任まで
 イ.権威主義化
 (3)デジタル技術の利用
 (4)国際関係
4.おわりに

第6章 ウガンダにおけるデジタル権威主義―ハイブ
リッド独裁国家におけるソーシャルメディアを巡る
駆け引き―(ムバンギジ・オドマロ、サリ・ヴィッ
ク・ルクワゴ(野呂瀬 葉子訳))

1.はじめに
 (1)混沌とした状況
 (2)ウガンダーハイブリッド独裁体制の事例
2.デジタル権威主義の概要
 (1)デジタル権威主義のパラダイム
 (2)グローバルな現象となりつつあるデジタル権威
主義
 (3)デジタル権威主義と相対主義
3.ウガンダにおけるハイブリッドデジタル権威主義
政権の形成
 (1)植民地主義、独立、抑圧文化
 (2)イディ・アミン、権威主義、恐怖
 (3)ウガンダの現在
 ア.アナログ権威主義からデジタル権威主義へ
 イ.ソーシャルメディア革命の始まり
 ウ.人口動態とソーシャルメディア
4.おわりに

コラム3 情報通信技術と権威主義の相性(持永 大)

第7章 サイバー国際規範をめぐる交錯―権威主義陣
営と民主主義陣営のすれ違い―(原田 有)

1.はじめに
2.「場」をめぐる争い
3.「内容」をめぐる争い
4.交錯する2つの陣営のプラグマティックな態度
5.おわりに

第8章 SNSは権威主義に対する支持を高めるのか―
権威主義的パーソナリティ研究から考える―(寺田
 孝史)
 
1.はじめに
2.権威主義的パーソナリティ概念
 (1)フロム『自由からの逃走』にみる権威主義支持
の過程
 (2)フロム後の権威主義的パーソナリティにかかわ
る実証的研究
 (3)マスメディアの及ぼす影響
3.分析枠組み
4.SNSは権威主義を支持する過程にどのように影響
を及ぼすのか
 (1)情報拡散装置としてのSNS
 (2)SNSが人間の思考や感情に影響を及ぼすメカニズ

 ア.パーソナライゼーションがもたらす情報環境
 イ.SNSが助長する認知バイアス
 (3)SNSが権威主義を支持する過程に及ぼす影響
 ア.社会経済的危機に対する不安や怒りの促進
 イ.ポピュリスト支持の促進
 ウ.ポピュリストとの一体化の促進
 エ.政治の権威主義化の促進
5.おわりに

第9章 ソーシャルメディアを活用した反政府運動が
権威主義に対抗する方法―フレーム、資源、レパー
トリーによる国際連帯モデル―(横尾 俊成)

1.はじめに
2.先行研究の整理
 (1)運動のフレームとSNS
 (2)運動の資源とSNS
 (3)運動のレパートリーとSNS
 (4)フレーム、資源、レパートリーによる国際連帯
モデル
3.香港における反送中運動と権威主義
 (1)運動の背景と概要
 (2)フレーム、資源、レパートリー
 (3)為政者による反応
4.マレーシアにおけるブルシ2.0運動と権威主義
 (1)運動の背景と概要
 (2)フレーム、資源、レパートリー
 (3)為政者による反応
5.SNSを活用した反政府運動は権威主義に抗いきれ
るのか

終 章 デジタル権威主義論再考―デジタル技術と
政治体制の関係を問い直す―(大澤 傑)
1.各章の振り返り
 (1)各事例におけるデジタル技術と権威主義
 (2)国際関係・心理・社会運動
 (3)デジタル技術を用いた独裁者による統治
2.比較分析
 (1)共通点
 (2)相違点
3.デジタル技術と独裁者ー「デジタル権威主義」と
いう概念
4.今後の研究課題
5.結びに代えて

編著者・執筆者・翻訳者紹介

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いかがでしょうか?


■読んで感じること

デジタル権威主義の実態を知ることで、あなたはこ
れまで無意識に抱えていた不安や怒り、そして未来
への不確実性に対する強い感情を呼び起こすことで
しょう。

・新聞やテレビで見る独裁政権のニュースに対して
感じる無力感。

・ソーシャルメディアで拡散されるフェイクニュー
スに翻弄される日常。

・監視社会が広がりつつあることへの不安。

これらの悩みに対する解答を、この本の中で見つけ
ることができるはずです。


■さいごに

デジタル技術の急速な発展は、私たちの生活を豊か
にする一方で、独裁者たちに新たな武器を与えてい
ます。

『デジタル権威主義──技術が変える独裁の"かたち"』
を手に取り、現代の権威主義の本質を理解し、私たちが
未来にどのように向き合っていくべきかを考えてみて
ください。

そんなときに出たこの本。

デジタル技術と政治、安保、防衛を射程に入れた次
世代安保研究の基盤となり得る本書は、専門書とし
ての価値が非常に高い一冊です。

絶版になった場合、増刷される可能性は低いため、
次代を見据えた知性の涵養を図りたい方にとって、
今この瞬間が手に入れる絶好の機会といって差し
支えないでしょう。

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エンリケ


追伸

第8章は面白かったですね。

なお、第8章の目次にあった

—-------------------------------------------
 (3)SNSが権威主義を支持する過程に及ぼす影響
 ア.社会経済的危機に対する不安や怒りの促進
 イ.ポピュリスト支持の促進
 ウ.ポピュリストとの一体化の促進
 エ.政治の権威主義化の促進
—-------------------------------------------

を、先日行われた選挙で現実に行っていたのではな
いか? と思わされる東京都知事候補者のことを
思い起こしました。

悪因は芽のうちに摘むことが大事ですね。
世にはびこる「ア.」に操られないこともそれでしょ
うか。


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心から感謝しています。ありがとうございました。

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