配信日時 2024/08/22 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (466)】日本に足りないシステム&法整備(1)     渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第466号。

今日から

「日本に足りないシステム&法整備」

というテーマに移ります。

元海将・伊藤さんの言葉には、
共感するところ多いですね。

さっそくどうぞ。


エンリケ


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『ライター・渡邉陽子のコラム (466)』

 日本に足りないシステム&法整備(1)
 


  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。
残暑お見舞い申し上げます。お盆の時期に地震や台風で、予定が大
幅に狂ってしまった人もいらっしゃるかと思います。しかも旧暦で
はこのメルマガが配信される8月22日は、旧暦では7月19日に当たり、
二十四節気では暑さが峠を超える「処暑」だというのに、相変わら
ず厳しい暑さが続いていますね。毎年言っていますが暑さにすこぶ
る弱い私は最悪のコンディションの日々で、先日はついに楽しみに
していたコンサート中に気分が悪くなり途中で引き揚げてしまいま
した。マイナス20度の冬の北海道が恋しいです(泣)。みなさまも
どうぞご自愛ください。
伊藤俊幸元海将への2019年当時の取材記事、今週からは日本の法整
備についての話です。



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■日本に足りないシステム&法整備(1)

イデオロギーという弊害
ここ数年でようやく自衛官OBが公の場でものを言えるようになり
ましたが、20年前だったらあり得ませんでした。それは日本に根深
くはびこる軍事アレルギーと、未だに残る冷戦中のイデオロギーの
せいだと思います。
70年以上前の帝国主義時代の戦争のイメージを引きずったまま、そ
の後大きく変容している現在のミリタリーについて正しく理解しよ
うとせず、イデオロギーというオブラートに包む結果、軍隊や自衛
隊に関連することは、なんでも一様に「反対」する。「他国の戦争
に巻き込まれる」「海外派兵は他国に迷惑をかける」「危険なとこ
ろに自衛隊を出すな」などワンパターンの言説を繰り返し、「昔き
た道につながる」と妄信する。
日韓GSOMIA破棄の事案についても、日本のそういうイデオロギーが
影響する言説がありました。「失効したら日本のミサイル防衛上大
変なことになる」と言ったメディアは、つい最近までミサイル防衛
に反対していた人たちでした。「安倍政権の乱暴な輸出規制という
対韓国外交の失敗が招いたことだ」という話にしたい。これはまさ
にイデオロギーによって作られたストーリーです。
そういったメディアは、今の若者はネトウヨなど保守的で、これが
安倍政権を支えていると言います。確かに一部極端な人もいるかも
しれませんが、多くの若者は、これまで日本社会をリードしてきた
人たちよりもより長く人生を過ごすこの国のことを、クールに直視
し、事実(ファクト)から物事を考えているのです。その結果、
「野党より安倍政権の方がまともだ」と判断しているだけのことな
のでしょう。
戦後民主主義下で、冷戦というイデオロギーに強く影響を受けた私
より上の世代人々は、事実関係(ファクト)は無視し、色眼鏡で見
た意見で決めつけ、大声を出して他者を脅しにかかります。これか
らの日本や世界を担う主役は今の若者たちです。早期の世代交代が
必要なのだと思います。

自衛隊と在日米軍の関係
日本という国家にとっての一番の脅威は、日本政府は認めようとし
ませんが、すでに領土問題化している尖閣諸島で傍若無人なふるま
いをしている中国です。北朝鮮は止めろといっても核・ミサイル開
発を続ける「乱暴で危険な国」という位置付けなのだと思います。
一方で北朝鮮は、安全保障や防衛に無関心の日本国民に、弾道ミサ
イル発射実験など目に見える形で危険性を伝えてくれたので、防衛
力整備の観点からすると利用価値がある国と言えるでしょう。


(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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2022年、
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