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おはようございます、エンリケです。
266回目の「美佐日記」。
本編、実に面白い内容です。
大塚海将のはなしも、インパクト強いですね!
ではさっそくどうぞ。
エンリケ
追伸。
「自衛隊とパプアニューギニア軍楽隊と
の関わり」について書かれた桜林さんの
雑誌記事にも、非常に関心を持ちました!
◆『正論』6月号の【特集 装備移転を考える】に、
桜林さんの「世間の無理解が弱めた自国技術」が
掲載されています。
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◆桜林さんが、自衛隊の制服について書いたフォー
サイト記事です。
「自衛官の制服はなぜ不揃いなのか――崩壊する
「防衛産業」の現場から」
https://www.fsight.jp/articles/-/49828
◆桜林さん司会のyoutube番組、チャンネルくらら
「陸海空 軍人から見た」シリーズの第二弾が本
になりました! オススメです。
「陸・海・空 究極のブリーフィング - 宇露戦争、
台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方」
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「危機迫る日本の防衛産業 (産経NF文庫)」
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おめでとうございます!!
くわしくは文末<おしらせ>でどうぞ。
◆桜林さんの「自衛官の心意気」(PHP)が文庫化さ
れ「本音の自衛隊」(産経NF文庫)として再出版
されてます! 桜林さんならではの、他では得難い
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『誰も語らなかった防衛産業』の文庫版が、
潮書房光人新社から
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『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾
『自衛官が語る海外活動の記録』(桜林美佐監修・
自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレ
ーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行わ
れているこの時期にタイミングを合わせたような出
版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような
苦労をして、任務をこなしてきたか、25人の自衛
官のリアルな体験記です。
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桜林美佐の「美佐日記」(266)
軍経験と人格形成ー映画「ヒルベリー・エレジー」を観て考えた
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、266回目となりま
す。
今年もまたお盆、そして8月15日が過ぎました。なん
となしにX(旧Twitter)を見ていると、2008年
の靖国神社で金美齢さんがスピーチしている映像が
出てびっくりしました。
「約束を守れない日本人」について語っておられま
す。「亡くなった方との約束は違えることはできま
せん。靖国で会おうとと言えば、靖国でしか会えな
いのです!」
本当に胸を打つ演説でした。そして、何を隠そう私
はこの時、司会をしていたのでした。ジャーナリス
トの大高さんとふたりで。
豆粒のように一瞬、映っている司会者がなんだか学
生のように若者に見えるので、私ではないのかなと
疑いましたが、演説の後に咄嗟のアドリブで繋いで
いる声はまさしく私ではありませんか! ちょっと
した感動を覚えました。
まず、テント内とはいえ真夏の太陽の下にずっと立
っていたのかと思うと、今の体力と比べ、いかに若
かったかと。暑さも今の方が厳しい気もしますが、
コロナがあったとかジョギング中に転んだとか様々
な衰えの言い訳を振り払い、今一度、鍛え直さねば
ならないと実感しました。
それに今年、大塚海夫・元海将が宮司に就任したこ
とも感慨深いです。大塚宮司は防衛大学校27期です。
山崎幸二・元統幕長や佐藤正久・参議院議員が同期
で、皆さんそれぞれの現在のお立場でバリバリお仕
事をされています。大塚さんは退官後のジブチ大使
を経てさらに新たなステージに登壇という、環境が
ガラリと変わってもそれに適応しているところが自
衛官として鍛えた身体のなせる業という気がします。
その意味では政治家の先生たちもすごいバイタリテ
ィですよね。バイデン大統領は81歳、同じ年齢の
母親は近所のスーパーさえ行かれずヘルパーさんに
買い物を頼まねばならないのに、大統領やってるっ
て、もうそれだけで本当に尊敬します。
その政治の世界では、これから自民党総裁選の話題
に国内は持ち切りになりそうですし、米国では大統
領選をめぐり情報戦もますます過熱することと思わ
れます。
そんな中、私は米共和党の副大統領候補となったJ・
D・バンス氏の自叙伝『ヒルベリー・エレジー』を読
んでみようかと思いましたが、かなり高額な古本し
か入手できないようでしたので、ネットフリックス
で映画を観ました。
「ヒルベリー」とは、米国のアパラチア山脈付近に
暮らす貧しい白人労働者を意味するといいます。元
々は山中に住み着いた「スコッチ・アイリッシュ」
の人々が「ヒルビリー」と呼ばれるようになり、ト
ランプ大統領はこの地域の有権者から多くの支持を
得ているのです。
バンス氏が育ったケンタッキー州とオハイオ州など
のいわゆる「ラストベルト」=錆び付いた工業地帯
は、かつては鉄鋼業に栄えながらも、衰退してしま
ったとされる場所を指しています。産業的にも取り
残されている、忘れられているという意識が強く、
代々この国に住んでいるのに生活は豊かにならず、
社会的弱者や被差別層への優遇策で自分たちが割を
食わされている逆差別だと捉えているといいます。
もはや何が正論なのか分からなくなってきますが、
とにかく、こうした環境にあったバンス氏の生い立
ちも悲惨でした。シングルマザーで看護師だった母
親は薬物依存症、祖父はアルコール中毒、その祖父
に火をつけて殺害しようとした祖母と暮らす、とい
うものです。
母親が薬物に溺れてしまったのも、幼少期から両親
の壮絶な言い争いの中に置かれ、病んでしまったか
らなのです。そして、薬でさらに精神的に不安定に
なってしまい、突然何かにキレて、息子であるバン
スに暴力をふるうこともしばしば起こります。
しかし、バンス氏が2013年にイェール大学ロースク
ールで博士号を取得するに至ります。そしてそこで、
現在は弁護士のインド系の女性ウシャさんと出会い
結婚というサクセスストーリーに変わっていくので
す。
悲惨な家庭環境でありながら、このように成功でき
たのには、トンデモナイ母親に何もかも嫌になり、
グレそうになったバンスを立て直すため一念発起し
た祖母の姿が、この映画では描かれています。
こうした家庭環境はバンス氏に限ったことではない
この地域で、努力して学歴を取得するためには、お
ばあちゃんが囲い込んで友達をも遠ざけるしかなか
ったのです。そして海兵隊に入隊したことも、非常
に大きな転機だったと考えられます。
翻って考えると、バンス氏が周囲の友達と付き合い
続け、軍に入って規律の下での生活を経験しなけれ
ば、不遇を政治や他人の責任だとして不満を言うし
かない人生になってしまった可能性が大きいと言え
るでしょう。
バンス氏を語る際に、この「ヒルべリー・エレジー」
時代→大学進学、実業家へ。という構図ばかり言わ
れるようですが、私はこの海兵隊経験があるかない
かは人格形成に大きな違いがあるのではないか・・
と感じています。
自衛隊の募集問題でも、どうしても「自衛隊の将来」
という視点だけで考えがちですが、われわれ社会の
中にも存在する「虚無感」や経済的に「取り残され
ている」人々に転機を提供できるかもしれない、と
いう考え方があっていいように思います。映画「ヒ
ルベリー・エレジー」は、そんな色々なことを考え
させられるものでした。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間となりますように。
追伸:
月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防衛」連載中です。9月号では「自衛隊が育てたパプアニューギニア軍楽隊」その2を書きました。ぜひ、ご覧下さい!
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<その他おしらせ>
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(さくらばやし・みさ)
桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。
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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)
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