配信日時 2024/08/02 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編】核を捨てたウクライナ(3)      加藤喬(元米陸軍大尉)

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こんばんは!エンリケです。

「核を捨てたウクライナ」の3回目です。

冒頭文が誠に秀逸です。


さっそくどうぞ。

エンリケ


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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編   
  Takashi Kato

核を捨てたウクライナ(3)

加藤喬(元米陸軍大尉)

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□「水爆の父」テラー博士の真意
 
「チャリオット計画」とは、北極海に面するアラス
カ州北西部のトンプソン岬で複数の水爆を起爆させ
巨大な人口湾を作る前代未聞のプロジェクト。「最
果ての地アラスカを活性化させる核の平和利用」と
銘打った提案は、放射能汚染から一般市民を守るた
めに創設された米原子力委員会(AEC)のものでした。

先住民や野生動物、そして極めてデリケートな極地
の生態系など歯牙にもかけぬ、いまにして思えば常
軌を逸した核の土木利用でした。が、1950年代
は原子力自動車や飛行機、果てはアトミック・パン
焼き機なるものまで真面目に考案された時代。原子
力は進歩と繁栄のシンボルだったのです。同州の政
治家や新聞社の主筆、教会関係者までが一丸となっ
てチャリオット計画を支持したそうですから、「バ
ラ色の原子力時代」に浮かされた当時の世相が分か
ります。

 同計画を強力に擁護推進したのがハンガリー生ま
れのユダヤ人理論物理学者で「水爆の父」として知
られるエドワード・テラー。生前本人は強く否定し
たものの、スタンリー・キューブリック監督の傑作
風刺映画『博士の異常な愛情』に登場するマッドサ
イエンティスト、ストレンジラブ博士のモデルだと
する説もあります。

 アラスカ大学の恩師、故ルーディ・クレイチー先
生は当時赴任したばかりの新米教授。放射能による
先住民への健康被害と破滅的な環境汚染に警鐘を鳴
らしたところ、チャリオット計画賛成派の地元有力
者だったウイリアム・ウッド学長に即刻呼び出され、
「黙るか、アラスカを去るか」と迫られたと言いま
す。後年、先生が教える白夜の哲学教室に出席しチ
ャリオット計画が取り上げられた際、恩師にテラー
博士の印象を聞く機会がありました。曰く、

「初対面の時、クラシック・ピアノを弾いてもてな
してくれた。秀でた科学者であると同時に音楽やス
ポーツをこよなく愛するルネッサンス・マンだった」

 大衆カルチャーが貼った「狂気の科学者」と「ル
ネッサンス・マン」ではずいぶん乖離しています。
ではなぜテラーは「水爆の父」への道を歩むことに
なったのか?

 原爆を作ったマンハッタン計画の上司ロバート・
オッペンハイマーや同僚でノーベル物理学賞受賞者
のリチャード・ファインマンらは、ヒロシマとナガ
サキの惨状を知るや断固たる核反対論に転じ水爆の
開発にも強く反対しました。これに対しエドワード
・テラーが水爆に固執した背景には、故国ハンガリ
ーで権力を得た共産党がテラー一家のような知的階
級を資本家階層と見なし徹底弾圧した幼少体験と、
移住先のドイツで成功しかけた矢先、ヒトラーの台
頭で反ユダヤ主義が強まり米国移住を余儀なくされ
た経緯があると思われます。

つまり、幼年期から青年期にかけて植え付けられた
独裁者と権威主義への敵意と恐れ、そして、アメリ
カで従事したマンハッタン計画後に芽生えたソ連に
対する危機感が水爆開発をめぐる良心の呵責を上回
ったのはないか、と考えられるのです。

  テラーは2003年に95歳で死去するまで、圧
倒的数量の核による「相互確証破壊」(MAD)すなわ
ち究極の「核抑止力」を信じて疑わなかったとされ
ています。

とするならば、核の平和利用を謳ったチャリオット
計画や、ロナルド・レーガン大統領が「核を時代遅
れにすることでMAD(狂気)を終わらせる」と宣して
起ち上げた戦略防衛構想(SDI)、いわゆる「スター
ウォーズ計画」に名を連ね、両計画が中止されるま
でぶれない擁護者であり続けた理由は何だったか?
 ことによると、テラーが「水爆の父」の名を密か
に忌み嫌い、自ら産み出したMADからの脱却を模索し
た証左かもしれません。

 「ルネッサンス・マン」テラーは、核抑止力が両
刃の剣であることを熟知していたでしょう。が、テ
ラーの尽力で動き始めた水爆開発の歯車は止まらず、
1952年、米国は史上初の水爆実験でヒロシマ型
原爆の700倍の破壊力を達成しています。核超大
国の座を手に入れたのも束の間、3年後にはソ連も
水爆実験を敢行。続く1961年、同国はヒロシマ
型の何と3300倍の威力を持つ100メガトン水
爆「ツアーリ・ボンバ」(爆弾の帝王)を爆発させ
米の核優位を終わらせました。

冷戦時代を通じ水爆はその後も進化を続け、地下壕
や戦車、艦艇内部の人員殺傷に重点を置いた中性子
爆弾が登場するに至り、文字通り、「終末兵器」と
化して現在に至っています。

 私感ですが、核兵器の神髄は相手に「戦争を思い
とどまらせること」にあります。ウクライナ戦争の
場合、開戦当時ウクライナはすでに核を放棄してい
ましたし、欧米もロシアに侵攻を思いとどまらせる
強い核抑止政策をとることはありませんでした。

いったん戦端が開かれてしまえば、核は極めて使い
勝手の悪い「重厚長大な兵器」となり、むしろ、威
嚇や偶発事態から全面戦争を引き起こしかねない厄
介な存在に変質します。抑止のタイミングを見誤る
と、核が両刃の剣になるとはこのことです。

 エドワード・テラーの真意は別にして、同博士が
水爆というパンドラの箱を開けてしまったのは史実。
72年後、我々はまだ核をもてあそぶ「テクノロジ
ー幼年期」を生きています。ヒトが核の通過儀礼を
無傷で脱却できるかどうかは、ひとえに抑止力の
「効力とタイミング」を熟知し戦争を防いでいくこ
とにかかっています。

が、今はまず核アルマゲドンの引き金になりかねな
いウクライナ戦争を終結させるのが先決。プーチン、
ゼレンスキー両大統領に有無を言わせず停戦を飲ま
せる「稀代のカリスマ指導者」の出番です。


▼核を捨てたウクライナ(3)

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「核を捨てたウクライナ」の3回目は北大西洋条約
機構(NATO)を取り上げます。

NATOは1949年に発足した集団安全保障組織。当
初の目的はソビエト連邦と東欧諸国のワルシャワ条
約機構による西ヨーロッパへの侵攻を防ぐことにあ
りました。加盟国は第三国から攻撃を受けた場合、
共同して防衛にあたることを約しています。つまり、
一国に対する侵攻を全体に対する侵略行為と見なし
集団で反撃するシステムです。これは集団的自衛権
と呼ばれ、個別的自衛権と共に「国家に固有の権利」、
平たく言えば、「国が生まれつき持っている権利」
として認められています。

1991年のソ連崩壊とほぼ同時期にワルシャワ条
約機構も解散。この時点でNATOは本来の存在意義を
失ったわけですが、新たなアイデンディティを模索
することで延命を図りました。

NATOが消滅すれば、西側諸国に軍備を提供して巨額
の富を得ていた軍産複合体も困窮します。NATOの存
続は多国籍軍需産業の生き残りに不可欠だったので
しょう。

ちなみにプーチン大統領は2000年、モスクワを
訪れたクリントン大統領に対し「ロシアがNATOに加
盟することは可能だろうか?」と尋ねたとされてい
ます。旧ソの中枢を担っていたロシアにNATO加盟を
許せばそれこそNATOの自滅。「ロシア加盟案」が報
道すらされず立ち消えになったのは無理もないこと
でした。
 
仮にこの逸話が事実だったとしたら、2000年こ
そ米露が「真の新世界秩序」を構築する千載一遇の
チャンスだったのではないか? そう悔やむのはわ
たしだけではない気がします。

現実は異なった展開を辿ります。ほどなく旧ソのく
びきから自由になった旧東側諸国が相次いでNATO加
盟を申請するようになると、プーチン氏は態度を硬
化させ、ロシア側が言う「NATO東方拡大」に反発し
始めます。

旧ソ連の崩壊を「かつて歴史に存在したロシアの消
滅は真に悲劇的な出来事だった」と述懐したプーチ
ン大統領は、その後急速に「ロシア帝国」の再興を
目論むようになります。ウクライナをはじめとする
東欧諸国に対する挑発を強め、2022年のウクラ
イナ全面侵攻に至ったのは周知の事実です。

ちなみに米英はウクライナの非核化に際し、ウクラ
イナの主権と独立、領土保全を1994年に署名し
たブタペスト覚書で約束していました。しかし、ロ
シアのクリミア併合とウクライナ戦争を防ぐことが
できなかった。ならば、2022年の時点でウクラ
イナがすでにNATO加盟国だったとしたら状況は違っ
ていたのか? 素人に確定的なことは言えません。
が、条約や覚書などあらゆる約束事が「条件付き」
であることは直感として分かります。他人や組織へ
の忠誠心然り、独ソ不可侵条約然り、日ソ中立条約
然りです。つまり、約束事の履行は刻々と変わる相
手との力関係、外交環境、内政に左右されるという
ことです。

ウクライナはこの現実を辛い体験で学びました。祖
国防衛を日米安保に頼る日本はいかに。

教材ビデオ:
 Ukraine puts NATO on notice - Either give us 
membership or we go nuclear to deter Russia ! 
(youtube.com)
https://x.gd/QrM0L

(本エピソードは5:20から始まります)

基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Constitute(コンスティテュート)を構成する
collective defense(コレクティブ・ディフェンス)
集団的自衛
mutual defense(ミューチュアル・ディフェンス)
相互防衛


シナリオ(カウンターを5:39に合わせてくださ
い)

NATO constitutes a system of collective defens
e whereby its independent member states agree 
to mutual defense in response to an attack by 
any external party. 

(NATOは集団的自衛機構で、独立した加盟国は外敵
による攻撃に対し相互防衛を約している)

(今回のビデオは6:53まで続きます)


英語一言アドバイス: 
collective defenseは「集団的自衛」と訳され、不
当に他国に侵攻した国に対しそのほかの国々が集団
として制裁する安全保障制度のことです。侵略され
た国のみで防衛する場合は「個別的自衛」で、英語
では individual self-defenseです。

参考サイト: ウクライナの核兵器 Ukraine and w
eapons of mass destruction - Wikipedia
https://x.gd/S0hg9

Has the war in Ukraine given NATO new purpose?
 | Start Here (youtube.com)
https://x.gd/H6l4S

NATO 北大西洋条約機構 - Wikipedia
https://x.gd/FgPju

水爆の父 エドワード・テラー - Wikipedia
https://x.gd/Ou7Zq


(かとう・たかし)


●著者略歴

加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。

追記
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電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
 ⇒ https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/

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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。

軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。

 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。

 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac" 
と表現します。

 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。

加藤 喬
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