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こんばんは!エンリケです。
「核を捨てたウクライナ」の2回目です。
RKJの動向が気になりますね。
さっそくどうぞ。
エンリケ
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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
核を捨てたウクライナ(2)
加藤喬(元米陸軍大尉)
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□トランプ候補、融和路線に転じる?
もう30年近く昔になりますが、日米合同演習ヤ
マサクラ27で陸自の北熊本駐屯地を訪れたことがあ
ります。演習初日、練兵場に掲揚された日米国旗に
敬礼する際、なぜか、童顔の特攻隊員たちが右肩に
縫い付けていた日の丸と、米海兵隊員らが硫黄島の
摺鉢山(すりばちやま)に立てた星条旗の鮮烈なイ
メージが脳裏に浮かびました。日米の英霊らが背負
った国旗の重みに震え、ほどなく、「日本を母国と
する自分が、いま米軍士官として二つの祖国に尽く
している」ことに思い至りました。矜持と感謝が相
半ばする心境で、「苛烈な敵愾心と深い憎しみも、
ヒトは乗り越えることができる」と確信しました。
鮮烈な国旗のイメージと言えば、星条旗を背景に
拳を振り上げる血に染まったトランプ氏の姿もあっ
ぱれでした。あと1インチ弾丸が左にズレていれば
即死は免れなかった臨死体験。が、氏は青ざめたり
腰を抜かしたりするどころか、暗殺未遂を逆手にと
って強靭さをアピールする離れ業をやってのけたの
です。意図的にできることではない。あれは本能・
・・持って生まれたカリスマ性の発露だったのでし
ょう。したたかな強運、生命力、意志、そして指導
力が一層際立った瞬間です。
数日後、共和党大統領候補指名を受諾したトラン
プ氏には変化の兆しが見られます。バイデン大統領
への個人攻撃を控えると同時に、無所属のロバート
・ケネディ・ジュニア(RKJ)候補に支援要請の電話
をかけるなどしています。トランプ氏は信心に篤い
そうですから、九死に一生を得たことで「米国融和」
を天から与えられた使命と任じたのではないか?
ちなみに今回の暗殺未遂を受け、バイデン政権は
これまで頑なに拒んできたRKJ候補に対するシークレ
ット・サービス警護を認める判断を下しています。
叔父であるジョン・F・ケネディ大統領と父ロバート
・ケネディ元司法長官を共に暗殺で失っているRKJ氏
にとってはようやく叶った朗報であり、ある意味、
トランプ氏に「借り」ができたとも言えます。「暗
殺未遂」の思わぬ副産物が、今後、トランプ陣営と
連携する土台となる可能性はあるでしょう。トラン
プ候補がRKJ氏にトランプ新政権の閣僚ポストを示唆
すれば、無党派層の取り込みも期待できます。
とは言え、ネット上では相も変わらずトランプ暗
殺未遂を「民主党の差し金」とする暴論も散見され
ます。しかしトランプ氏本人は今回、この手の分断
論を一切無視。陰謀論者的な言動からつとめて距離
を置き、舌禍を封印しているようにも見えます。際
どい生還を経て、トランプ氏は「亡国の分断をこれ
以上深めれば、宿敵中国に付け込まれる」ことをつ
いに理解したのかも知れません。
これまでノンポリと無党派層は、トランプ氏のけ
んか腰スタイルに興ざめしてきました。祖国分断の
象徴だったからです。しかし、ここにきてトランプ
候補が融和路線に転じるのだとすれば、たとえそれ
が氏一流の「計算ずく」であったにせよ、ノンポリ
/無党派層の変心はあるかもしれません。
大東亜戦争で互いに夥しい血を流した日米ですら、
後年、最も頼りがいのある盟邦になり得たのです。
ならば、幼少から星条旗への忠誠を誓ってきたアメ
リカ人同士、融和できないはずはありません。その
カギとなるのが次期大統領。トランプ候補が自らを
「融和の指導者」に作り変えることができるかどう
か、11月の本選挙まで目が離せません。
▼核を捨てたウクライナ(2)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「核を捨てたウクライナ」の2回目は、「鉄砲を捨
てた日本」との比較です。
火縄銃は16世紀に伝来したといわれています。
当時は有力大名らが割拠する戦国時代。刀や弓を凌
駕する新兵器は瞬く間に普及し、かの織田信長は鉄
砲隊による間断ない一斉射撃で武田軍勢を圧倒した
との逸話があります。ところが江戸時代になると、
鉄砲の進歩はパッタリ止まってしまいます。西洋に
は、火縄銃が火打石を使って撃発するフリントロッ
ク式、命中率を上げるため銃身内に施条したライフ
ル銃、装填手順を簡略化し発射速度を上げた雷管式
や後装式の小火器へと進化を続け、そのつど殺傷力
を倍増していった史実がありますから、日本の「鉄
砲破棄」は極めて異例です。
「日本人はなぜ鉄砲を捨てたのか?」人を殺める
道具だった刀を芸術品の域に高めたり、人斬りのテ
クニックを心身修養の「道」に昇華させたりした日
本人の倫理観と精神文化によるとする説。より実務
的なところでは、徳川統治下で保たれた200年の
平和が「鉄砲の改善改良を不要にした」との見方も
あります。いずれにせよ、黒船到来で太平の眠りか
ら覚醒した先人らは欧米の最新小火器が意味すると
ころを看破。インドや清の二の舞を舞わぬよう軍備
の近代化に傾注し日本の存立を守ったのです。
では「ウクライナはなぜ核を捨てたのか?」ウク
ライナに武士道に相当する精神文化があるのかどう
か寡聞にして知りませんが、核放棄と引き換えに同
国の平和と独立を保障したのは1994年のブダペ
スト覚書です。
署名者の名前を見ると、当時の世相を察することが
できます。まず米国のクリントン大統領。当時、ア
メリカは世界唯一の超大国にして覇権国。冷戦に勝
利した高揚感と相まって「新世界秩序」の構築に積
極的だったと思われます。次はロシア民主化の立役
者といわれたボリス・エリツィン大統領。そして、
ウクライナの初代大統領レオニード・クラフチュク。
同氏はエリティン大統領とソ連からの離脱に合意し、
ソ連邦を崩壊へと導いたことでも知られています。
民主主義が全世界で開花し平和な新世界がやって
来ると期待された時代、ウクライナが超大国アメリ
カと、ソ連邦と決別したばかりのロシアを信頼した
としても無理からぬことでした。
ウクライナの民族アイデンティティ、歴史、言語の
復活を目指すクラフチュク大統領にとってはまた、
平和の到来で無用の長物となった核を放棄し核不拡
散条約加盟国に名を連ねることで、西欧諸国の仲間
入りを確固なものにする意図もあったのでしょう。
こういった諸事情を考慮すると、わずか20年後に
ロシアがクリミア半島を併合し、その8年後ウクラ
イナ全土に侵攻することを予想するのは困難でした。
しかし、すっかり様変わりした米露の力関係を前
に、ブダペスト覚書は一片の紙切れに過ぎなかった。
苦い現実に直面したウクライナの人々が「あの時、
核を捨てていなければ」と悔やんだとしてもそれを
咎めることはできません。
ちなみに、一度は鉄砲を捨てた日本が開国後すみ
やかに西欧列強に追いつき追い越すことができたの
は、火器の重要さを再認識した先人らの慧眼のお陰
でしょう。
教材ビデオ:
Ukraine puts NATO on notice - Either give us m
embership or we go nuclear to deter Russia !
(youtube.com)
https://x.gd/Wzcgc
(本エピソードは4:20から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Kyiv(キエフ)ウクライナの首都
nuclear status(ニュークリアー ステータス)核
保有国の地位
how else(ハウ エルス)それ以外の方法で 他に
どうやって
guarantee(ガランティー)保障する
シナリオ(カウンターを4:37に合わせてくださ
い)
Kyiv would then perhaps also consider its nucl
ear status, he said.
(ウクライナの在独大使は「キエフ政権は核保有を
検討することになるだろう」と述べた)
“How else can we guarantee our defense?”
(「それ以外の方法で、いかに自衛体制を保障でき
ると言うのだ?」)
(今回のビデオは5:18まで続きます)
英語一言アドバイス:
how elseは「それ以外の方法で」とか「ほかにどう
やって」を意味する慣用表現です。たとえば日本、
台湾、ウクライナなどの非核保有国が露中の核恫喝
に対し「存立のための核保有」を考える場合、“Ho
w else can we survive as a nation?” (それ以外
の方法で、どうやって国家として生き延びることが
できようか)と言えば説得力があります。単純な単
語の組み合わせですから覚えて置いてください。
参考サイト:
ウクライナの核兵器 Ukraine and weapons of mass destruction - Wikipedia
https://x.gd/buLuR
ブダペスト覚書 ブダペスト覚書 - Wikipedia
https://x.gd/wfxsZ
忠誠の誓い(写真) PledgeOfAllegiance1899 - P
ledge of Allegiance - Wikipedia
https://x.gd/d7AQH
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
追記
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
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