配信日時 2024/06/27 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (459)】日本×統一朝鮮というシナリオ(5)     渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第459号。

「日本×統一朝鮮というシナリオ」の
5回目です。


さっそくどうぞ。


エンリケ


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『ライター・渡邉陽子のコラム (459)』

 日本×統一朝鮮というシナリオ(5)
 


  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。
6日、ラグビー日本代表が国立競技場で初キャップを何人も加えたメ
ンバーでイングランドと対戦しました。先日ついにゲットした日本
代表ユニフォーム(昨年のW杯バージョン)をいつも一緒に観戦する
友人と着て(生地は厚いのに通気性がすごくよくてびっくり!)応
援したのですが、新生エディージャパンは攻守がちぐはぐで、イン
グランドの強さが際立つ試合となってしまいました。ま、これから
のチームです。テレビ放送もされたので録画した試合を観ると、や
はり現地にいなければわからない空気があるなとしみじみ感じまし
た。日本代表戦に限らずなのですが、リーチマイケルがボールを持
つと会場中がかならず「リーチ!」と叫ぶなんて、テレビ観戦では
わからないですよね。だからラグビー観戦はやめられません!



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■日本×統一朝鮮というシナリオ(5)

つまり飛び越したからよかったものの、弾頭部だけではなく、分離
した一段ロケット自身が日本列島に落下する可能性があったわけで、
それが危険だということなのです。なにかの拍子に大気圏内で切り
離された部分が日本を直撃するかもしれない。ですからこれを排除
するためにもミサイル防衛は欠かせないのです。
北朝鮮から日本に核ミサイルが撃ち込まれる可能性はないと考えて
いるから、在日米軍はまったく騒ぎません。一方、北朝鮮から韓国
には核ミサイルが飛んでくる可能性があるから在韓米軍は作戦計画
を変え、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)を置きました。

ということで、日本に核弾頭付きのミサイルが撃ち込まれる可能性
は限りなく低く、飛んでくるとしたら核弾頭付きでないものになり
ます。核ミサイルでなければ人は意外に死なないものです。先日イ
ランが報復としてイラクにある米軍基地を弾道ミサイル攻撃しまし
たが、事前通報もあり人的被害はありませんでした。そもそもその
対象は人ではなく施設だということです。

もし私が悪い国として日本を攻撃するとしたら、ノドンミサイルで
原発を狙うと同時にゲリラ・コマンド作戦(以下「ゲリコマ」と呼
称)も合わせ全勢力を原発攻撃に集中させるでしょう。
今の日本のような現状では、原発を守る能力はきわめて不十分です。
破壊された原発は放射能に汚染され、それによって日本中がパニッ
クに陥ります。これこそが相手の狙いです。勝てる見込みのない正
規軍でガチンコ勝負をして他国に侵攻しようとは、はなから思って
いません。

原発を守るためには、イージス艦やイージス・アショア(※現在は
イージス・システム搭載艦)により日本海上空の宇宙空間で弾道ミ
サイルを迎撃し、それを逃れたミサイルをPAC3が排除する。特
にすべての原発施設には平素からPAC3は配備しておくべきです。
PAC3は40基足らずしかなく、そもそも20キロ四方しか守れない
拠点防衛用の対空防御用のシステムですから、重要防護地点に配備
しないと本来のミッションは果たせません。重要防護地点とは、皇
居、官邸、防衛省、そして原発です。
しかしPAC3ではゲリコマを防ぐことはできません。ここで陸自
が登場します。2004年に制定された国民保護法、武力攻撃事態
法によって、自衛隊は「戦える国」となりました。そこで陸自の各
方面隊は「原発をどう守るか」について原発と密にやり取りしてい
たのですが、最近はあまり話を聞きません。災害派遣の連続で忙し
いでしょうが、原発へのゲリコマからの攻撃を防ぐというのは陸自
の任務です。


(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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2022年、
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