配信日時 2024/06/24 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(260)】 もう1つの独立記念日「ジューンティーンス」     桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます、エンリケです。

260回目の「美佐日記」。

「ジューンティーンス」は初耳でした。

さっそくどうぞ。


エンリケ

◆『正論』6月号の【特集 装備移転を考える】に、
桜林さんの「世間の無理解が弱めた自国技術」が
掲載されています。https://amzn.to/4aF9YOR


◆桜林さんが、自衛隊制服について書いたフォー
サイト記事です。


「自衛官の制服はなぜ不揃いなのか――崩壊する
「防衛産業」の現場から」
  https://www.fsight.jp/articles/-/49828

◆桜林さん司会のyoutube番組、チャンネルくらら
「陸海空 軍人から見た」シリーズの第二弾が本
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おめでとうございます!!

くわしくは文末<おしらせ>でどうぞ。

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『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾
『自衛官が語る海外活動の記録』(桜林美佐監修・
自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレ
ーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行わ
れているこの時期にタイミングを合わせたような出
版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような
苦労をして、任務をこなしてきたか、25人の自衛
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桜林美佐の「美佐日記」(260)

もう1つの独立記念日「ジューンティーンス」


桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、260回目となりま
す。

 前回(1週空きましたが)の拙日記にも感想を頂
戴しました。ありがとうございます。

「(前略)・・・国民や従業員が常に組織の犠牲に
なっているような主張は偏っていると思います。国
民は国が必要であり、従業員は会社が必要です。そ
して、組織としての結束力を高める方法は、国民が
愛国心を持つこと、従業員が愛社精神を持つことで、
これは、思想とかイデオロギーを特定しない普遍的
な考え方だと思います」ということで、本当にその
通りだと思います。

 そういえば「愛社精神」という言葉、久しぶりに
聞いた気がします。最近は最初に就職した会社にず
っと勤める人はむしろ珍しいくらいで、数年したら
転職するというスタイルが多いようです。

 面接でも「キャリアアップのために御社を希望し
ています」と言って憚らないようですし、また、退
職して別の会社で勤めたけどやはり戻りたいという
人にも門戸が開かれている企業も多く、あの人って
辞めたんじゃなかった?というケースもよくありま
す。むしろ社内では得られない情報や経験が活かさ
れることにもなるでしょう。

 そして、一定期間、別の世界を見たことで、元に
所属していた組織の良さが分かるなど、色々な利点
もありそうです。自衛隊でもこのような発想が必要
な時代になっているのかもしれません。

 自衛隊の場合は階級社会ですので、一般社会の通
例と全く同じようにはできないとは思いますが、こ
れまで多くの人材が様々な事情で退職していくのを
残念な気持ちで見てきた私としては、現行の育休期
間に元自衛官が一時的に勤務する「任期付自衛官」
制度だけでなく「出戻り」制度もあっていいように
思います。

 さて、前回、この時期は米国で様々なお祭りや式
典が目白押しであることを書きましたが、6月19日が
いきなり祝日だったことは、まだあまり知られてい
ません。

 南北戦争でエイブラハム・リンカーン大統領が奴
隷解放宣言をしたのが1863年でしたが、その宣
言は各地に伝わるには時間がかかり、2年後の18
65年になってようやく北軍のゴードン・グレンジ
ャー少将がテキサス州で奴隷制の廃止を宣言したと
いいます。

これが同年6月19日だったことから、テキサスな
どではこの日を「Juneteenth」として祝ってきたそ
うです。

 バイデン大統領は、ジョージ・フロイド事件の後、
各地で起きた警察への抗議行動や、この日を祝日に
するよう求める動きに応じ、2021年にジューン
ティーンスを連邦の祝日に制定しました。

 この法案は米上院で全会一致で法案が承認され、
下院では415対14。反対票を投じたのは共和党下院議
員14人だったようです。

そのうちの一人、モンタナ州選出の議員は、これは
「アイデンティティー・ポリティクス」(人種、民
族、性的指向、ジェンダーなどの特定のアイデンテ
ィティーを持つ集団の利益を代弁して行う政治的活
動)だと指摘し、ケンタッキー州選出の議員は、同
法案の制定は「混乱を招き、人種的なアイデンティ
ティー次第で、2つある独立記念日のどちらかを選ぶ
よう仕向ける」ことになると批判しています。

日本人にとって祝日は、本来の意味が失われている
場合も多く、今日はどんな祝日なのか聞かれて答え
られなかったりと、けっこう冷めた感覚ですが、母
の日、父の日、独立記念日・・・とその日ごとにケ
ーキを焼いたりパーティをする国の人たちは「祝日」
=休む日ではなく、忙しい日であり、祝日が続くと
ぐったりしている姿があったりします。

それくらい祝日への感覚が日本とは違うのですが、
今のところ、この新しい祝日に対しては特段、家族
でこれをすると決めているという話を聞いたことが
ありませんので、ふいに誕生した休日がこの先どの
ような位置付けになるのか、気になるところです。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間となりますように。


<おしらせ>
●「正論」6月号で防衛産業について書いています。
ぜひご覧下さい。

 ●月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防
衛」、『SATマガジン』にて「桜の時評」連載し
ています。

●YouTubeのチャンネルくらら「陸海空軍人から見た
シリーズ」で司会をしています。


(さくらばやし・みさ)


桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。

https://okigunnji.com/url/7/


【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)


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