配信日時 2024/06/20 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (458)』  日本×統一朝鮮というシナリオ(4)】渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第458号。

「日本×統一朝鮮というシナリオ」の
4回目です。

対馬に行きたくなりました!

さっそくどうぞ。


エンリケ


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『ライター・渡邉陽子のコラム (458)』

 日本×統一朝鮮というシナリオ(4)
 


  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。
先週は取材で対馬に行っていました。20年以上自衛隊の取材をして
きて初対馬、しかも陸海空3自衛隊すべてを取材できるという貴重
な機会に恵まれました。
衝撃だったのは魚のおいしさです。海に囲まれている島ですからお
いしいことは予想していましたが、あれほど新鮮でおいしい刺身が
信じられない価格で食べられることに驚愕しました。対馬の焼酎と
合うことといったら! 穴子の刺身も人生で初めて食べました。ま
た、今回は陸海空すべての駐屯地・基地で隊員食堂での昼食を希望
したので、隊員と同じメニューをいただいたのも貴重な経験でした。
どこもおいしかったですが、海自対馬防備隊のハンバーガーとペプ
シコーラというメニューは取材初。しかもおいしくて、陸自と空自
も「ハンバーガー出るんですか!」とうらやましがっていました
(島にあるファストフードはモスバーガーのみです)。山深い豊か
な自然、釜山が見える地理的環境、いろいろ考えるところの多い、
充実した取材でした。仕事の中で取材がいちばん好きです!


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■日本×統一朝鮮というシナリオ(4)

 日本人が不安に思っているのは、北朝鮮が核兵器を保有しており、
それ日本に対して使うのではということでしょう。
 確かに北朝鮮は核弾頭を搭載したミサイルを撃つことはできます
が、現段階の核弾頭の重さは1トン以上あるとみられています。ち
なみにアメリカの核弾頭は200キロ、ロシアが500キロ、中国
が700キロです。アメリカほど小型化できればペイロードが小さ
くなり少ない推進力でもミサイルの飛距離は伸ばせますが、1トン
のままでは重すぎます。1000キロ飛ぶとされるノドンミサイル
でもせいぜい700~800キロしか飛ばせません。九州に届くか
どうかといったところです。
 ただ、米韓同盟の新たな作戦計画は、核ミサイル発射の予兆があ
ったら30分以内に700か所以上ある策源地や核保有施設すべてを
空爆するというものですから、そんな状況下で、韓国ではなく日本
に、届きもしない核ミサイルを発射するか?ということになります。
 ミサイル防衛というのは、かつての世界情勢下では不要なもので
した。核兵器を保有する国同士が「撃たれたらうちも撃つよ」とい
う脅しをかけあうこと(相互確証破壊)で、結果的に双方とも核兵
器は使えないという核抑止論が成り立っていたからです。
しかし冷戦崩壊後、米ソ二大大国の下に抑えられていた宗教、民族
といったものが噴き出す形で、大量殺戮やテロが横行する情勢とな
りました。自爆をいとわないテロ集団も登場するようになりました。
「ジハードのためなら死ねる」、「自爆したら天国に行ける」など、
喜んで死ぬ者たちが核を持ったとき、死を恐れるが故に成り立って
いる「抑止論」は通用しません。そこで物理的に飛来した核ミサイ
ルを排除する手段が必要ということで、弾道ミサイル防衛という概
念が生まれたのです。
 では金正恩はどうでしょう。彼は非常に賢く死を恐れており、特
に自分のレジームを壊すことに意味はないと考えています。日本に
核ミサイルを撃ち込めば、米国の核ミサイルが降ってくるわけです
から、そのようなことをする愚は犯しません。つまり今の北朝鮮に
対しては、アメリカの核抑止と日本に差し掛けられている核の傘は、
機能しているということなのです。
しかし、故意に撃ち込むことがないとしてもミサイル発射実験は今
後も続けるでしょうから、それがうっかり日本に当たってしまうか
もしれません。だから日本には弾道ミサイル防衛システムが必要な
のです。
2017年に北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」が北海道・渡
島半島や襟裳岬の上空を通過し、岬の東約1180キロの太平洋上
に落下しました。このミサイルは日本海上空で3つに分離しました
が、ブースト段階で使用した第一段ロケットは日本海には落ちてい
ません。分離したまま弾頭部とともに、日本上空を飛行していった
のです。これはおそらく読者の皆様の想像と違うと思います。



(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

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2022年、
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