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こんばんは、エンリケです。
「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第456号。
「日本×統一朝鮮というシナリオ」の
2回目です。
尖閣、台湾方面状況とわが安保、防衛に関わる
重要な指摘があります。
さっそくどうぞ。
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (456)』
日本×統一朝鮮というシナリオ(2)
渡邉陽子(ライター)
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こんばんは。渡邉陽子です。伊藤俊幸元海将へのインタビュー記事、
先週の最後に「第一次安倍総理内閣の際、日本国民向けのメッセー
ジとして『戦後レジームを脱却し、集団的自衛権の議論をしたい』
との発言が、世界ではリビジョニスト(歴史修正主義者)と批判さ
れたという一件に触れました。本日はその続きからです。
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■日本×統一朝鮮というシナリオ(2)
私は、統幕学校長として渡英した際、この誤解を少しでも解くべく
RUSI(英国王立防衛安全保障研究所)で講演をさせてもらい、
「みなさん、とんでもない総理が生まれたと思っているかもしれま
せんが違います。日本人が集団安全保障を知らないだけなんです」
と研究者たちに話したことを思い出します。
話を戻しますが、このように現代社会では、武力行使が許される機
会はきわめて限られています。アメリカも例外ではなく、基本的に
安保理決議がなければ武力行使はできません。北朝鮮が大量のミサ
イル発射を行なった2017年、アメリカと北朝鮮が戦争するというこ
とを言う人がマスコミに登場しましたが、経済制裁決議しかなく、
湾岸戦争のときのようにその烈度が上がる様子もありませんでした
から、私は「200%ない」と言っていました。けれどもそれはテレビ
受けする発言ではなかったようで、一切マスコミに呼ばれなくなり
ました(笑)。
「そうは言っても今も戦争はあるじゃないか」と言われるかもしれ
ませんが、現在の中東などの戦争は、すべて内戦から始まっていま
す。民族や宗教の違いで殺し合いが始まり、そこに外部勢力が入り
込む、いわば代理戦争です。国連憲章を理解している、特に先進国
家が、他国に対して自ら宣戦布告して戦争を仕掛けるなどという愚
行は、現代ではありえないのです。
ここで、尖閣諸島をめぐって中国と戦争になるという最初の話に戻
します。
中国は尖閣を自分たちの領土と定め、法律に明記しました。国連海
洋法条約を勝手に解釈し、1992年自国の領海(領土から12マイル)
を定める領海法において、尖閣、台湾、南シナ海の島々を、「すべ
て中国の領土」と明記しました。
これはつまり、中国共産党は尖閣諸島に対して、治安維持の範疇で
武力行使ができると思っているということなのです。彼らからすれ
ば日本の方が領土・領海・領空を侵犯しているという理屈が成り立
ち、中国国民もそれに納得してしまう。言ったもの勝ちのようなこ
の傍若無人なやりかたに対し、当然国際社会は批判しますが、「内
政干渉だ」と強弁するでしょう。こういった態度から、アメリカは
中国をリビジョニストと非難しているのです。
困ったことに、中国のエリートであればあるほど、この領海法にな
んの疑問も抱いていません。むしろ優秀な人ほど法律を勉強します。
尖閣周辺に配備された「海警」部隊に所属するエリートたちは、な
んの違和感も疑問も抱かず、日本などに対して本気で「なぜうちの
領土で勝手なことをしているんだ」と思っていることが、さらに厄
介なのです。
このような「法律戦」が既にしかけられていて、これこそ戦争につ
ながってしまう危険をはらんでいます。それゆえ、日本が今いちば
ん戦争に巻き込まれる蓋然性が高いエリアは尖閣諸島なのです。国
際社会も「地域の小競り合いでしょ」という態度で関与してこない。
かなりまずい状況にあると私は思っています。
同じ理由から、台湾も南シナ海の島々も、いくらでも戦争になる火
種があります。中国はアメリカから激しく非難されても、あるいは
国際仲裁裁判所で南シナ海の行動は違法と宣告されても、「内政に
口を出すな。われわれは法に基づいて動いている法治国家だ」と悪
びれることなく言い放ってきたのですから。
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
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