-------------------------------------------
今後の配信が不要の場合は
下記より解除して頂けます
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
-------------------------------------------
--------------------
「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://okigunnji.com/url/80/
---------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もし、1冊10分で
本を読めるようになったら…
あなたのビジネス・人生は
どう変わるでしょう?
想像してください…
読みたい本を
全て読破した、
自分の姿を…
1冊10分のスピードを
手に入れる1流の読書法
をこちらからご覧ください。
↓↓
http://okigunnji.com/url/185/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-------------------------------
哲學ツーリズム
http://okigunnji.com/url/187/
-------------------------------
加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が
出ました。
今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。
『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監修),
加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
https://amzn.to/3yvXWrj
※武器オンチのあなたやわたしに特におススメ
こんばんは!エンリケです。
加藤さんの冒頭提言にこころから同意します。
いっぽうで、
それができる日本人が今の当局者に存在しないことも
よくわかります。
学問不足。器量不足。
明治以降、人づくりを怠ってきた我が国のつけを、
これからわれわれが支払わされることになる、と
ひしひし痛感しています。
では今日の記事をさっそくどうぞ。
エンリケ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
戦車の時代は続く──KF51パンター(4)
加藤喬(元米陸軍大尉)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□イスラエルvsハマス──非対立の視点を持つ日本
の出番
1978年のキャンプ・デービッド合意、1993年のオ
スロ合意、2000年のキャンプ・デービッド首脳会談
・・・いずれも第4次中東戦争以降続いていたアラ
ブ諸国とイスラエルの緊張解消を目指し、米国、イ
スラエル、エジプト、パレスチナの強者(つわもの)
らが集い、中東和平実現に向け知恵を絞った「夢の
跡」です。
2000年以降は断続的に政権を担当したネタニエフ首
相の下で危うい平和が続いてきましたが、10月7日、
イスラム民族主義組織ハマースがガザからイスラエ
ルに一大奇襲攻撃を敢行しました。翌日、同首相は
ハマースに宣戦布告し、ガザ地区への報復爆撃を開
始。近く地上侵攻が開始されれば、双方の戦闘員の
ほか多くの民間人が死傷するのは確実です。
旧約聖書の時代まで遡るイスラエルとパレスチナ
の因縁はひとまず置くとして、今に続く紛争の発端
は国際連合の「パレスチナ分割決議案」で実現した
イスラエル建国。1948年のことです。迫害を逃れ世
界中に離散していたユダヤ人たちが入植し、同地に
定住していたパレスチナ人らは故郷を追われたので
す。人種、宗教、地政学、そして外交が幾重にも絡
む領土問題に特効薬がないのは当然としても、なぜ
ここまでもつれるのか?
キャンプ・デービッド合意では、ジミー・カータ
ー米大統領の仲介でエジプトのサダト大統領とイス
ラエルのベギン首相が平和条約締結に同意。翌年、
イスラエルが占領していたシナイ半島がエジプトに
返還される成果をあげ、サダト、ベギン両首脳はノ
ーベル平和賞を受賞しています。しかし「イスラエ
ルとの和平はアラブ人同胞に対する裏切り行為」と
見るイスラム教徒の反感を買い、サダト大統領は過
激思想に染まった自軍の将兵らによって暗殺されま
した。
クリントン米大統領がお膳立てしたオスロ合意で
は、イスラエルのラビン首相がパレスチナ人の民族
自決権を認め、いっぽうパレスチナ解放戦線のアラ
ファト議長はイスラエルを国家として承認するなど、
ヨルダン川西岸とガザ地区におけるパレスチナ自治
に向けた地ならしが成就したかに見えました。実際、
ラビン首相とアラファト議長はオスロ合意の功績に
よりノーベル平和賞を受賞します。ところがイスラ
エル国内では同合意を「イスラエルの土地を敵に渡
す」として批判する者が多く、ラビン首相は反対派
の極右学生に射殺されたのです。
ラビン首相暗殺で失速した和平交渉を再開するた
め、2期目の終盤に入ったクリントン氏は、イスラ
エルのバラック首相とパレスチナ自治政府のアラフ
ァト議長を招へい。東エルサレムの一部とウェスト
バンクの大半、全ガザ地区をパレスチナ国家として
認める領土案を両首脳に示しました。バラック氏は
受け入れたもののアラファト氏は明確な返答を保留。
会談は物別れに終わり、東エルサレムを首都とする
パレスチナ国家は実現しませんでした。
「二国家平和共存」の第一歩になり得たチャンス
をなぜアラファト議長は蹴ったのか。おそらくはパ
レスチナ同胞による「イスラエルと妥協した」との
糾弾を恐れたからでしょう。同議長が亡くなった折、
毒殺説がささやかれたほど多くの政敵を抱えていた
ことを考えれば納得できます。ちなみにこれ以降、
パレスチナとイスラエルの紛争は自爆テロと軍事報
復の繰り返しで悪化の一途を辿り、先日の開戦につ
ながっています。
和平のため妥協を選んだリーダーを殺(あや)め
て恥じぬ正義感や、独立国家の悲願を踏みにじって
でも譲歩を躊躇させる大衆の独善性はどこから来る
のか?
端的に言うと「二元論」だと思います。古代ギリ
シャ・ローマ文明の流れをくむ欧米社会と、ユダヤ
教、キリスト教、イスラム教の根底にある「唯一絶
対の神、真実、正義」などの大前提です。こういっ
た「反論の余地なき事実」は人々と社会全体に隈な
く染みわたっており、外部の者は除き、その存在に
気づくことはほぼ不可能。ちょうど天動説が浸透し
ていた17世紀のヨーロッパ社会において、実は地球
が太陽の周りを公転している事実に大多数が気づか
なかったのと同じです。
当然、イスラエルとパレスチナの対立は「絶対正
義と絶対正義の正面衝突」になるわけで、ここに解
決を困難にしている原因があります。これまでに流
された、不幸にしてこの先も流されるであろう夥し
い血は、互いの正義感と殉教者意識を深め、敵への
憎しみを煽るだけなのです。
長い目で見て、ここに日本が果たすべき役割があ
りましょう。山、川、森をはじめとする森羅万象、
いや、米粒や路傍の石、花にまで「神」や「霊的存
在」を見て尊ぶ日本人は、世界を絶対的な「善悪」
「是非」「真否」の対立と見る二元論に感化されて
いないからです。かつて中東で活躍した日本人ビジ
ネスマンが「イスラム教に改宗し意思疎通の一助と
した」との逸話がありますが、この徹底した実用主
義も「唯一絶対の神」に縛られていなかったからこ
そ。同じような柔軟性は、古典落語「三方一両損」
が教える「利害にとらわれない円満解決」にもつな
がります。
我々日本人は真実や正義と呼ばれるものが、実は
視点や意見にすぎないことを長い歴史の中で学んで
きました。逆に言えば、二元論の外にいる日本人に
は、唯一神と唯一神、正義と正義、真実と真実の戦
いに妥協や譲歩の余地がないことがまざまざと見え
るのです。
「すべてを得るか失うか」のゼロサムゲームが幅を
利かす世界にあって、非対立の視点を持つ日本人政
治家の出番はこれからです。
例によって後先考えぬバイデン大統領はイスラエ
ル支援を公言。空母打撃群を派遣するなどして反米
で結束するロシア、中国、イランの戦争関与に口実
を与えています。ビジョンなき老大統領には、正義
と正義の戦いに大国が加われば、アルマゲドンを誘
発しかねない危険が見えていない。その愚を諭し、
イスラエル対ハマスの戦いを「局地戦」に限定する
よう忠言するのが日本人の役目です。
戦車の時代は続く:KF51パンター(4)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「戦車の時代は続く」シリーズ、KF51パンター
の第4回は同戦車の状況認識能力を取り上げます。
武器科の新米少尉だったころ、擱座した戦車を回
収する実習でM88装甲回収車に乗りました。ハッチを
占めてしまうと視野は極めて狭く、ことに車体の周
辺は完全に死角でした。
戦車などの乗員にとって、周囲の様子を把握する
ことは生死に直結する重大事。いきおい車長はハッ
チから身を乗り出して状況認識に努めますが、狙撃
兵の格好の獲物になる危険を冒すことになります。
窓を大きくとることができない戦車の宿命でした。
KF51パンターにはこの欠点を補う工夫がなされ
ています。まず、戦闘区画の大型ディスプレイには
周囲360度の状況が昼夜を問わず表示されます。車体
に埋め込まれたカメラの映像だと思われますが、自
家用車並みの視界が確保されています。小さなペリ
スコープしかなかった従来の戦車に比べると隔世の
感があります。
そればかりか、パンターは無人偵察機を搭載して
います。このドローンを戦車の真上に滞空させれば
「高みからの全景」が得られ、車体のすぐそばに張
り付いた敵兵も確認することができます。
戦車兵にとって願ったりかなったりの新機構です
が、戦場では敵弾や砲弾の破片が飛び交います。こ
ういった「テクノロジーの目」が長く生存できるも
のなのか、今後の評価が待たれます。
教材ビデオ:
Why the KF51 Panther MBT could be one impress
ive tank - YouTube
https://onl.bz/5dw16XC
(本エピソードは4:08から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
aerial(エアリアル)空中の 航空の
reconnaisance(リコニッサンス)偵察
situational awareness(シィチェイショナル アウ
ェアネス)状況認識
シナリオ(カウンターを6:13 に合わせてください)
In congested area and close to the vehicle, an
integrated unmanned aerial reconnaissance sys
tem improves the crews' situational awarenes.
(密集地域や車両に近い場所では、戦車と一体化し
た無人空中偵察システムによって、乗員の状況認識
を高める)
(今回のビデオは6:31まで続きます)
英語一言アドバイス:
reconnaissance は「偵察」と訳され、敵や地形に
関する情報を集めることを指します。米軍ではreco
n という短縮形をよく使います。
発音サイト: reconnissance の発音
https://onl.bz/49xdyWS
参考サイト:
KF51 パンター主力戦車
https://onl.bz/A8KpFVF
ラインメタル社の広報ビデオ
Panther KF51 main battle tank | Rheinmetall
https://onl.bz/zHn8wjd
ガザ地区
https://onl.bz/eQgsfLp
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
追記
『MP38/40サブマシンガン』
https://amzn.to/3yvXWrj
※最新刊!
『ミニミ軽機関銃』
https://amzn.to/3gGpNcq
※大好評発売中
「MP5サブマシンガン」
http://okigunnji.com/url/14/
※大人気継続中
『AK-47ライフル』
http://amzn.to/2FVniAr
※根強い人気
『M16ライフル』発売中♪
http://amzn.to/2yrzEfW
『ガントリビア99』発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633456/
『アメリカンポリス400の真実!』発売中
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633405
『チューズデーに逢うまで』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063326X
『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
『レックス 戦場をかける犬』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
---------------------------------------
日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
----------------------------------------
-------------------------------
-新感覚 教育メディア-
哲學ツーリズム 光を観る旅
http://okigunnji.com/url/187/
-------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三井・三菱財閥をわずか一代で超えた男の経営學
↓↓
http://okigunnji.com/url/80/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もし、1冊10分で
本を読めるようになったら…
あなたのビジネス・人生は
どう変わるでしょう?
想像してください…
読みたい本を
全て読破した、
自分の姿を…
1冊10分のスピードを
手に入れる1流の読書法
をこちらからご覧ください。
↓↓
http://okigunnji.com/url/185/
-------------------------------
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス(携帯サイトを含む)で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、
心から感謝しています。ありがとうございました。
-----------------------------------------
メールマガジン「軍事情報」
発行:おきらく軍事研究会
(代表・エンリケ航海王子)
メインサイト:
https://okigunnji.com/
問い合わせはこちら:
https://okigunnji.com/url/7/
メールアドレス:
okirakumagmag■■gmail.com(■■を@に置
き換えてください)
------------------------------------------
購読解除はこちらで
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
---------------------------
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。
その他すべての文章・記事の著作権は
メールマガジン「軍事情報」発行人に帰
属します。
Copyright(c) 2000-2023 Gunjijouhou.All rights reserved