配信日時 2023/10/23 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(235)】 ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教…… 桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます、エンリケです。

235回目の「美佐日記」。

神道の国に生きる我々日本人には、
宗教の国のことはよくわからない、というの
が実際のところでしょう。

中東の出来事は宗教がわからないとつかめない。
よく聞くことばです。

ユダヤ教
キリスト教
そしてイスラム教。

分かりそうでよくわからない宗教。
ただし、わかったと思ったら思わぬ
ところに落とし穴があった、、、

厄介ですね。

ではきょうの記事、さっそくどうぞ。


エンリケ


◆桜林さんが、自衛隊制服について書いたフォー
サイト記事です。


「自衛官の制服はなぜ不揃いなのか――崩壊する
「防衛産業」の現場から」
  https://www.fsight.jp/articles/-/49828

◆桜林さん司会のyoutube番組、チャンネルくらら
「陸海空 軍人から見た」シリーズの第二弾が本
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「危機迫る日本の防衛産業 (産経NF文庫)」
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おめでとうございます!!

くわしくは文末<おしらせ>でどうぞ。

◆桜林さんの「自衛官の心意気」(PHP)が文庫化さ
れ「本音の自衛隊」(産経NF文庫)として再出版
されてます! 桜林さんならではの、他では得難い
「何か」が手に入る名著です。

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◆桜林さんの不朽の傑作
『誰も語らなかった防衛産業』の文庫版が、
潮書房光人新社から
『誰も語らなかったニッポンの防衛産業』
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『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾
『自衛官が語る海外活動の記録』(桜林美佐監修・
自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレ
ーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行わ
れているこの時期にタイミングを合わせたような出
版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような
苦労をして、任務をこなしてきたか、25人の自衛
官のリアルな体験記です。

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桜林美佐の「美佐日記」(235)

ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教……


桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、235回目となりま
す。

 ハマスによるイスラエル攻撃が起きてから、2週間
が経ち、事態の悪化に心を痛めるばかりです。

 巷でもこの話題がやはり出るのですが、気づくの
は、日本人にとってこうした紛争が分かり難いのは、
宗教のことがよく分からないからではないかという
ことです。

 テレビなどでもその点はあまり触れられていない
のかもしれません。私もよく分かっていないことも
まだありますが、今日はその視点でイスラエルにつ
いて考えてみました。

 そこで自分でも驚いたのは、数年前にたまたま曽
野綾子さんの『イエスの実像に迫る』という本を、
なんとなく買っていたことです。

 実は、ちゃんと読まずに放置しておりました。し
かし、ここにイエス・キリストの「ユダヤ教徒」と
しての生涯が描かれて、非常に価値の高いものであ
ることを改めて知ったのです。

 イエスもその母マリアも夫ヨセフもユダヤ教徒で
あり、そのことがキリスト教世界でもついぞ忘れら
れがちだといいます。

 イエスはそのうちにユダヤ教の、教義にこだわる
あまりあまりにも融通の利かない人々を批判してい
くのですが、よくよく知ると確かにそのルールはあ
まりにも細かすぎるのです。

 モーセがユダヤの人たちをエジプトから脱出させ
た「出エジプト記」にある有名な「十戒」は、偶像
崇拝はいけないとか姦通は許されないなど、そのよ
うな内容であったことは認識していましたが、それ
以外にもものすごく細かい規定が山のようにあると
いいます。

 例えば「犬がまだ料理途中のかまどから菓子を盗
んで走り去る。菓子には火がついたままで、犬がそ
の菓子をトウモロコシの山に行って食べているうち
に火が燃え広がり付近の山を焼いてしまった。この
場合、犬の飼い主は菓子に対しては損害の全額を支
払わねばならないが、山に対しては損害の半分でよ
い」とか。

 「イスラエル人の飼っている雄牛が異教徒の飼育
する雄牛を角で刺しても補償は必要ない。一方で、
反対に異教徒の雄牛がイスラエルの雄牛を刺したら
必ず補償しなくてはならない。しかし、心身ともに
健康な人の飼育する雄牛が、心か体に障害を持つ人
の所有する雄牛を刺した場合、健康な人は必ず補償
しなければならないが、心身障碍者の雄牛が健康な
人の飼う牛を刺しても障害者には補償の必要はない」
など。

 他にも、歩いているラクダに関する規定や、ナベ
売りが転んだ時の責任の所在、家のハシゴをかける
位置の規定、遺失物の定義(散らばった金、パン屋
のパンの塊、魚の端切れがそれに該当する・・など)、
など。

 め、め、め・・・面倒くさい!もし、上司がこん
な人だったり、そもそも所属する会社がこんなだっ
たらノイローゼになりそうですよね。まして国その
ものがこのような律法にがんじがらめだったら私な
どブチ切れそうです。

 イエスはユダヤの人々が持っていた「選民思想」、
つまり自分たちは神に選ばれた民であるといったユ
ダヤの教えにも疑問を投げかけるようになり、神が
救うのはユダヤ人だけではないあらゆる人間だと説
くようになります。

律法学者たちが説く厳しいルール厳守だけに囚われ
た生き方ではなく、神を信頼し委ねることの方が大
事であると。

 ユダヤ人からすればイエスは自ら神の子を名乗り、
ユダヤの教えを否定するトンデモナイ奴でしたから、
とうとう彼らはイエスを十字架にかけ処刑してしま
ったのです。

 そのことから、キリスト教はユダヤ教を敵視して
いると言われますし、実際にそうした迫害の歴史も
ありました。

 そして、この後にイスラム教が生まれるのです。
そのあたりはまたこんど!
 
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって良い1週間でありますように。困難の中
にいる全ての人のために祈りあらゆる紛争の犠牲者
を悼みながら。


<おしらせ>

●月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防衛」、
『SATマガジン』にて「桜の時評」連載中してい
ます。



(さくらばやし・みさ)


桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。

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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)






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