配信日時 2023/09/21 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (425)】MCV配備部隊&密着ルポ(8)     渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第425号です。

きょうで
「MCV配備部隊&密着ルポ」は終了です。

ではさっそくどうぞ。


エンリケ



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『ライター・渡邉陽子のコラム (425)』

 MCV配備部隊&密着ルポ(8)
 
  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。「レッド・オクトーバーを追え」で始
まるジャック・ライアンシリーズで一世を風靡した作家、トム・ク
ランシーは2013年に亡くなりましたが、人気のジャック・ライアン
シリーズはマーク・グリーニーによってより鮮やかにエキサイティ
ングに継承されました。ところが……「密約の核弾頭」からシリー
ズを担当しているマーク・キャメロンがつまらないんです(泣)翻
訳者はいつもと同じ人なので、原作がダメなことは明らかです。読
み進めるのに苦労しています。


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■MCV配備部隊&密着ルポ(8)

2022年2月、厳冬の上富良野演習場でのMCV射撃訓練2日目も天候
に恵まれ、絶好の射撃日和となりました。
朝の気温もマイナス7度と、昨日よりぐっと暖かくなっています(こ
の気温を暖かいと感じるようになる人間の順応性って本当にすごい
と思います)。この日は今回の射撃訓練のメインともいえる、小隊
戦闘射撃が行なわれます。105mm砲躍進射撃、105mm砲行進射撃、連
装銃行進射撃を一連の状況で実施する小隊戦闘射撃は、準備隊にと
って初めての訓練内容です。4両のMCVがA~Dレーンに並びまし
た。

まず第1状況として、MCV4両がそろって前進後、ふいに現出する
目標に対する105mm砲停止射撃(HEAT)が行なわれました。第
2状況では、ふいに現出するに目標に対する105mm砲行進射撃(T
P)が行なわれました。
車両を停止させることなく射撃するので、第1状況よりも難易度が上
がっています。また、この射撃の最大の目的はあくまでも「4両が並
んで行進射撃する練度を上げる」ことであり、「うちの分隊がいち
ばん早く射撃し、命中させる」ことではないので、足並みをそろえ
るという点も大事になります。この辺は車長の腕の見せどころかも
しれません。
そして第3状況としてさらに前進後、ホップアップにより現出する目
標に対して7.62mm車載機関銃による迅速な射撃を実施。これにて
状況終了となりました。

2022年3月17日。第3普通科連隊は第3即応機動連隊に改編、全国で5
番目の即応機動連隊となりました。
編成完結式の観閲行進では、MCVも初めて車列に並びました。白
い偽装を施したMCVは一糸乱れぬ行進で、3即機連の「顔」として
堂々とした姿を参列者に披露しました。

同年10月には国内における日米共同実動訓練としては最大規模の
「レゾリュート・ドラゴン22(以下RD22)」が北海道の演習場で
実施され、3即機連も参加。然別演習場におけるMCVの射撃訓練の
際は、MCVもその射撃を見るのも初めてな海兵隊員たちが、直前
まで行なっていた射撃訓練の疲労をつゆとも見せず、射撃の決定的
瞬間を撮ろうと前のめりにスマホを構えました。
そしてMCVが装輪車ならではのスピード感をもって前進した後射
撃、見事に的中させると、固唾を呑んで見守っていた海兵隊員たち
は自衛官が驚くほどの歓声をあげました。MCV射撃後は「近く行
っていい?」「乗っていい?」と日米入り乱れての撮影会がスター
ト。厳しい訓練が続くなか現場ならではの「日米交流」で、束の間
のほのぼのしたひとときでした。
現在も全国各地の演習場で、各部隊のMCVは機動力を発揮した訓
練を重ねています。


(MCV配備部隊&密着ルポ  おわり)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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2022年、
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