配信日時 2023/08/31 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (422)】MCV配備部隊&密着ルポ(5)     渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第422号です。

自衛隊用語の学びにもなる記事ですよ。

ではさっそくどうぞ。


エンリケ



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『ライター・渡邉陽子のコラム (422)』

 MCV配備部隊&密着ルポ(5)
 
  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。ここのところバスケのW杯で盛り上がっ
ていますが、私の心はラグビーW杯一色です。4年前に日本で開催さ
れたW杯は台風19号と重なり想定外のアクシデントもありましたが、
日本代表の活躍も会場の雰囲気もボランティアのホスピタリティも
すべてが最高で、生涯忘れられない思い出になりました。今年はフ
ランスで開催されますが、日本代表のメンバーにもテストマッチの
結果にも今ひとつ気持ちが盛り上がれず……予選リーグの組み合わ
せもかなり厳しく……「前回に比べてうーん」という気持ちになら
ないことを願って応援しようと思います。


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■MCV配備部隊&密着ルポ(5)

2021年9月、名寄駐屯地で行なわれたMCV入魂式の後にはMCV中
隊準備隊長の齋藤進之佑3佐が計画した戦力化訓練展示が行なわれ、
即応機動連隊が諸職種部隊と協同して戦闘する様相をわかりやすく
示しました。名寄駐屯地の営庭、レンジャー塔そばに巡らせた鉄条
網の先にある装甲車が敵の陣地で、そこを攻撃するという設定です。

最初にUH-1が飛来、航空偵察により敵陣地を発見して即機連の
情報活動を支援します。
さらに無人機スカイレンジャーが偵察するとともに、地上偵察も実
施。偵察バイクが敵から射撃を受けたため、RCV(87式偵察警戒
車)を活用した射撃による偵察を実施。
RCVが敵陣地を発見し、「規模1個分隊、陣内に装甲車2両を発見」
と報告しました。

敵の陣地に対して火力を発揮すべく、120mm迫撃砲が準備します。さ
らに99式自走155nnりゅう弾砲も火力を発揮。
そしていよいよMCV2両が前進を開始しました。対機甲火力として
敵の装甲目標に対して火力を発揮するとともに、普通科部隊が突撃
してレンジャー塔一帯の敵を撃破します。
敵の陣地に突入する普通科部隊の行動を容易にするため砲弾を徹底
的に敵陣地に落とし、敵に壊滅的な損耗を与えました。
敵が損耗を受けている間に、普通科部隊のWAPCがMCVと協同
して突撃。最後はメイン道路を機動中のMCVが横行行進射を実施
し、訓練展示は終了しました。
即機連新編の際に装備される各種装備品が登場した、内容の濃い戦
力化訓練展示でした。

翌月には2両に増えたMCVの初めての射撃訓練が上富良野演習場で
実施されました。
初度射撃から始め、徐々に難易度を上げていきます。初度射撃では、
2両のMCVがまず点検射的に向けてTP(演習弾)を車外撃破によ
り射撃します。最初の1発目は、射撃用意を終えた乗員たちは全員下
車し、発射ケーブル器を用いて射撃します。
安全係と乗員が下車、緊張感が高まるなか、リモート操作で演習弾
が発射されました。車両にあからさまな異常は見られず、弾はしっ
かり的に命中しています。
下車していた乗員たちが乗り込んで砲塔内を確認後、今後はHEA
T(成形炸薬弾)を車内から射撃。1発ごとに後座長の点検、オイル
漏れの点検を実施、無事に初度射撃を終えました。齋藤中隊長が
「初度射撃がいちばん緊張する瞬間です。無事に射撃できてほっと
しました」となんとも安堵した顔で語ってくれたのがとても印象的
でした。準備隊の隊員たちも、自分たちのMCVでの初めての実射
とあって緊張もあったことでしょうが、日頃の訓練の成果をしっか
り発揮できた射撃でした。
続いて行なわれたのは縮射です。縮射ではまず0点規正と操砲で射撃
を行なった後、直接命中法の射撃も実施されました。


(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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2022年、
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