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続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。
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アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監修),
加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
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こんばんは!エンリケです。
今日も考えさせてくれる内容です。
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エンリケ
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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
戦車の時代は続く──エイブラムスX(3)
加藤喬(元米陸軍大尉)
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□「足りない労働力は移民で穴埋め」という安易な
発想
住み慣れた土地を遠く離れると、誰しも望郷の念に
とらわれるものです。わたしにも覚えがあります。
北カリフォルニアの小さなカレッジで、連日英語
と格闘した第一学期がどうにか無事終わった時のこ
とです。にわかに田舎町の一人住まいがうら寂しく
なり、バスを乗り継いで500キロ南のサンフランシス
コに行ったことがあります。日本に少しでも近づき
たい一心でした。海を目指し、辿り着いたのは岬に
ぽつんと佇む古びたラウンジ、その名もクリフハウ
ス(崖の上の家)。バーのカウンターからは太平洋
が見渡せました。
「あの大海原の向こうに故国がある……」。突き上
げてくる郷愁に視界が滲んだのを覚えています。夕
日が水平線に没すると、窓にバーの情景が浮かび上
がりました。ウイスキーをすすりながら傷心に浸る、
いかにも頼りなげな若い男の顔をわたしは今でも思
い出します。
十数年後、湾岸戦争から帰還した私の任地は偶然
クリフハウスの近隣でした。ある時ふらりと寄って
みると改装され小奇麗になっていました。しかし海
原を見下ろす窓はそのまま。窓際の席を所望しウイ
スキーを舐めていると、あの日と寸分たがわぬ夕日
が沈んでいきます。窓に映った中年男は陸軍大尉の
軍装。表情には何がしかの落ち着きと自負があるも
のの、眼差しに浮かぶ望郷の念は変わっていません
でした。
事程左様に、人は故郷を愛(め)で、慈しみ、誇
り、そして、いったん後にすれば郷愁を禁じえませ
ん。そこに各人を育んでくれた山河と、古(いにし
え)から同胞が織り上げてきた日本人のアイデンテ
ィティがあるからです。爽やかで、清く、はっきり
したものを好む「さやけし」の文化もその一つでし
ょう。すでに30年ほど前のことになりますが、日米
合同演習ヤマサクラ終了後の酒宴で、わたしはある
陸上自衛官とこんな会話を交わしたことがあります。
「帰ってくるたびに思うのですが、日本は守るに値
する国です」
「加藤大尉はなぜそう思うのですか?」
「この店の入り口に、青竹の目隠しがありますね」
「はい」
「居酒屋の店先にも『さやけし』がさり気なく息づ
いている。世界中どこを見ても、これほど感性が細
やかで粋な国、ほかにありません」
「さやけし、ですか。久々に聞く言葉だ。青竹、し
め縄、石庭、アヤメの花……日本人は爽やかで、清
く、はっきりしたものに惹かれ、大切にする。たし
かに、日本は稀な国だ。守っていかなければ……」
その稀有な日本が、いま、変わろうとしています。
岸田政権が打ち出した「外国人労働者受け入れ拡大」
政策のことです。「外国人労働者がいなければ、日
本経済は持たない」との危機感が背景にあり、経済
界も「外国人にずっと働いてもらえる社会を早く作
ることが大事だ」と尻馬に乗っています。
しかし「少子化で生産年齢人口が減るから移民に肩
代わりしてもらう」との理屈はあまりに場当たり的。
ことは二千数百年続いてきた日本の国体をガラリと
変えてしまう重大事です。
アメリカという多民族国家に住んでいるからよく
わかるのですが、ひと口に移民と言っても「受け入
れてくれた米国の伝統・文化・習慣に敬意を払い、
新たな祖国のために奮励努力する」人たちばかりで
はありません。なかには米社会に溶け込むことを拒
否し、自分たちの宗教や価値観に適合するよう「ア
メリカを作り変えよう」とする勢力もいるのです。
人種や民族など、特定集団の利益を追求するアイデ
ンティティ政治がその現れで、米社会分断の大きな
要因になっています。
一方、欧州諸国は人道的見地から移民や難民を進
んで受け入れてきましたが、言語や文化習慣の違い
から欧州市民と外国人の間で軋轢が生じ、暴力沙汰
に発展するなど社会問題になっています。日本が安
易に移民国への道を歩めば、早晩、欧州連合の二の
舞を舞いましょう。事実、7月末に埼玉県の病院前
で一部の移民らが大騒ぎを演じ警察が出動したよう
に、その兆候はすでに見受けられます。
わたしも一移民。ですから、外国人労働者受け入
れそのものにやぶさかではありません。戦後、奇跡
の復興を成し遂げた豊かで美しい日本に外国の人々
が憧れ、希望を持って働きに来るのは自然なことで
す。潜在的能力と志を持ってやってくる外国人は、
日本への適応教育を施すなど礼を尽くして受け入れ
るのが筋であり、双方を利する良策です。
真の問題は、少子化という日本民族存立の試練を前
に「足りない労働力は移民で穴埋め」との発想しか
できない政治家と経済人の怠慢に尽きます。また有
権者も、移民政策の正当化に使われる「多様性尊重
社会」という美辞麗句の裏に、後年、祖国分断を引
き起こす種子が潜んでいることを忘れてはなりませ
ん。
なし崩し的に受け入れ枠を広げる前に、若い世代が
日本を愛で、慈しみ、誇れる故郷にするのが最優先。
それは取りも直さず、日本語を大切にし、国を想う
心を育て、八百万(やおよろず)の神に顕れる非対
立の世界観、すなわち「和の心」を授ける教育であ
り、戦後長く蔓延(はびこ)ってきた自虐史観を一
掃することです。官民が一致協力し、日本を「守る
に値する国」にする努力だと言ってもよいでしょう。
四十数年前、サンフランシスコの岬で感じた望郷
の念……日本がこの先もずっと、あの郷愁を誘う国
であり続けることを祈念しています。
戦車の時代は続く──エイブラムスX(3)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「戦車の時代は続く」シリーズ、エイブラムスX
の3回目は内燃機関と発電機を組み合わせたハイブ
リッド・エンジンを取り上げます。
1981年に制式採用されたM1エイブラムス主力戦
車ですが、度重なる改良のお陰で40年以上経ったい
まも世界最強の地位を維持しています。もっとも動
力系は基本的に変わっておらず、一貫してガスター
ビン・エンジンを搭載しています。同エンジンは航
空機用の燃料だけでなくガソリンや軽油も使えるう
え、1500馬力をたたき出すスグレモノですが、燃料
効率が悪い欠点があります。停車して待機する場合、
各種電子機器に電力を供給するためエンジンをかけ
ておく必要がありますが、これだけで1時間に45リ
ットル強の燃料を消費します。湾岸戦争以来、同戦
車の高燃費は補給を担当する兵站部門にとって大き
な負担となってきました。
エイブラムスXはジーゼル・エンジンと電気モー
ターを組み合わせたハイブリッド・パワーパックを
採用。燃料効率を50%向上させています。手元の資
料では断定できませんが、状況に応じエンジン走行
モード、モーター走行モード、エンジンとモーター
を同時に使用するモードに切り替えられるようです。
ハイブリッド方式は燃費向上だけでなく、サイレン
ト・ウォッチ(無音監視)とサイレント・モビリテ
ィ(無音移動)という戦術的優位性も実現していま
す。監視時や敵に気づかれないよう移動する際、モ
ーターだけを使ってエンジン音を消しステルス性を
増す機能だと思われます。
教材ビデオ:
(4) AbramsX - 8 new features explained ! - Yo
uTube
https://onl.sc/M9zJuyM
(本エピソードは 4:48 から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Powerpack(パワーパック)エンジンと駆動系が一体
になったもの
fuel efficiency(フューアル イフェッシャンシー)
燃料効率
silent watch(サイレント ウォッチ)無音監視
silent mobility(サイレント モビリィティ)無音
移動
シナリオ(カウンターを 4:51に合わせてくだ
さい)
Abram X will also support hybrid powerpack tha
t gives 50% more fuel efficiency.
(エイブラムスXはまた、ハイブリッド・パワーパ
ックの実証にも使われる。これは従来のエンジンよ
り燃料効率が50%向上している)
This enhances silent watch capability and eve
n allows for some silent mobility.
(これによって無音監視能力が向上し、また、ある
程度の無音移動すら可能にする)
(今回のビデオは 5:14 まで続きます)
英語一言アドバイス:
hybridは元々「混血」「交配種」を意味しました。
転じて最近では、電動モーターと内燃エンジンを適
宜に使い分ける車や車両のことも指します。
発音サイト:
hybridの発音 hybrid pronounce - Google Search
https://onl.sc/7QbDtKB
参考サイト:
M1エイブラムス主力戦車 M1エイブラムス - Wikipedia
https://onl.sc/MgNxqFM
クリフハウス San Francisco's Cliff House Rest
aurant and Seal Rocks, ca.1900 (CHS-4756) crop
- Cliff House, San Francisco - Wikipedia
https://onl.sc/nqVFpKQ
加藤 喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に
参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(20
14年7月退官)。著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞
作の『LT—ある“日本製”米軍将校の青春』(TB
Sブリタニカ)、『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブー
トキャンプ』『レックス 戦場をかける犬』『チュー
ズデーに逢うまで』『アメリカンポリス400の真
実!』『ガントリビア99の謎』『M16ライフル』
『AK-47ライフル』『MP5サブマシンガン』『ミ
ニミ軽機関銃』『MP38&MP40サブマシンガ
ン』(いずれも並木書房)がある。
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
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