配信日時 2023/07/06 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (416)】F-4EJ配備部隊の歴史(4)   渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第416号です。

「F-4EJ配備部隊の歴史」の4回目です。

今日の記事を読みながら、
F-4には香りがあるよなあ、と感じました。。
なつかしい昭和の香りとでも言うべきでしょうか。
だから好きなのかもしれません。

さっそくどうぞ。


エンリケ



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『ライター・渡邉陽子のコラム (416)』

 F-4EJ配備部隊の歴史(4)

  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。各駐屯地で夏祭りや花火大会のお知ら
せが始まっていますね。飲食の露店も出て入場制限もないおまつり
はどこも4年ぶりでしょうから、どこもたくさんの人でにぎわいそ
うです。暑さに弱い私は当然不参加ですが……


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■F-4EJ配備部隊の歴史(4)

かつては北海道から沖縄まで全国にF-4EJ部隊が所在していま
したが、2016年に第301飛行隊が新田原から古巣の百里に戻ってきて
からは、第301飛行隊、第302飛行隊、第501飛行隊と空自のF-4E
J部隊のすべてが百里に集結。そのため百里基地はファントムネス
トとして国内のファントムファンのみならず、世界中のファントム
ファンにとってもまさに聖地でした。
なお、第501飛行隊の活動範囲は日本全土に及ぶため、ほかのファン
トム部隊と同じく百里基地に所在しているものの、所属は第7航空団
ではなく航空総隊の直轄部隊となっています。1992年にはF-4E
J15機をポッド搭載のRF-4EJに改修し、新たに追加導入しま
した。

偵察飛行は戦術目的だけではなく、民生協力での火山観測や大規模
災害での災害派遣時も行なわれてきました。
一時は老朽化するRF-4EおよびRF-4EJの後継機としてF
-15Jを偵察機として改修することも検討されましたが、実現する
ことなくとん挫(防衛省と光学・赤外線偵察ポッド受注先の東芝が
互いに訴えるという裁判沙汰も起きました)。
有人の戦闘機を飛ばしてアナログ写真を撮るということ自体がもは
や時代に即しておらず、機体の老朽化などもあり、部隊は2020年に
廃止されました。
現在、偵察任務は三沢基地の偵察航空隊が無人偵察機RQ-4Bグロ
ーバルホークにより行なっています。先月、6月30日に3機目のグ
ローバルホークが三沢機に到着しました。三沢基地には無人機運用
の専門部隊である偵察航空隊が2022年12月に新編されており、先行
して配備されたグローバルホーク2機の運用をすでに行なっていまし
た。3機目が到着したことで、計画されていた運用体制が完成したこ
とになります。

1971年7月に、2号機と共に小牧基地にやってきたF-4EJの初号
機、301号機。各種検査などを経て、岐阜基地に所在する実験航
空隊(現在の飛行開発実験団)に引き渡されました。ここは航空機
や装備品、システムなどの試験や評価、基礎的運用研究を行なった
り、技術研究本部の実施する技術試験及び技術研究に協力したりし
ています。さらにテストパイロットや技術幹部として必要な知識な
らびに技術を修得させるための教育訓練を行なっています。
1972年、百里基地に臨時F-4EJ飛行隊が新編されると、301
号機はパイロット教育用の教材として百里基地に「出向」。臨時の
飛行隊が第301飛行隊に改編された後、再び岐阜基地に戻りました。

そして防空任務を担う実動部隊からF-4EJ改の姿が消えても、
301号機は飛行開発実験団で飛び続けました。しかし2021年3月1
7日、301号機を含む3機のF-4EJとF-4EJ改がラストフ
ライトを実施。「F4運用終了に伴うラストフライト及び記念式典」
と銘打った飛行展示には、日の丸ファントムの最後の勇姿を見届け
ようと、多数のファンが集まりました。日本に初めてやって来た初
号機が日本でのラストフライトの役目も担うとは、なんとも劇的で
感慨深いものがあります。

(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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2022年、
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