配信日時 2023/06/05 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(220)】 古いものは悪いもの? 日韓の根底にあるギャップ    桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます、エンリケです。

220回目の「美佐日記」。

近い国ほど中身は遠いと聞きますが、
真実ですね。

「遠交近攻」という格言の核心部に
本記事を拝読しながら触れられた気がします。

さっそくどうぞ。


エンリケ



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桜林美佐の「美佐日記」(220)

古いものは悪いもの? 日韓の根底にあるギャップ



桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、220回目となりま
す。

前回の日記に感想を頂きました。「私の居住地付近
では、オスプレイの飛行ルートにありあの独特な飛
行音には、素人の私にもわかります。今後とも日本
国民の知らない情報を提供ください。期待していま
す」と。E様ありがとうございます。

先日、呉善花さんと対談する機会があり、その際に
ご著書『謙虚で美しい日本語のヒミツ』(ビジネス
社)を読んで目から鱗が落ちる思いでした。多くの
日本語と韓国語の違いを初めて知りました。

例えば、韓国に「受動態」の表現はなく「財布を盗
まれた」とは言わず、「誰かが財布を盗んだ」と、
あくまでも悪いのは盗んだ人であることが強調され
るのだそうです。日本人は自分自身にも落ち度があ
ったという感性がありますよね。

また、相手を尊重して、自分がへり下るのはもって
のほか。「させて頂きます」(これも日本語として
決して正しくないとも言われますが)などというの
は自尊心を著しく傷つけ、呉善花さんも来日当初
「講演させて頂きます」と使ってみたものの「私っ
てダメな人間なの!?」と情けなくて辛い気持ちに
さいなまれていなのだといいます。

韓国においては誰かと初めて会った時、相手と自分
がどちらが上位なのかを暗黙で決め、人より上に立
って施すことが「謙虚さ」だと認識されているため
「~させて頂く」にはかなりの違和感があり、同じ
ような場面では「~して差し上げます」と言うのが
通常なのだそうです。

そのため、日本が韓国に何らかの支援を行うような
場合でも「ご支援させて頂きます」なんて言われる
と不快極まりないことで「こんな卑屈でみっともな
い日本がかつて韓国を踏みにじったのか」と、怒り
に繋がってしまうので「支援さしあげる」あるいは
「支援します」のほうがいいとのこと。

韓国には「老舗」というものがなく、日本のように
100年企業とか、明治時代からのお店があること
そのものが不思議なようです。新しいものに価値が
あり、むしろ古いものは悪いものなのだそうです。
虎屋の羊羹など贈ってはいけないのです。「伝統を
壊す伝統だけが韓国には残っている」と、日本をよ
く知る呉善花さんはため息をつきます。

伝統を重んじることや、神社や鎮守の森といった古
来からの自然信仰を大事にする日本人には「原始的
な人たち」との印象が強く、そんな原始的な国にひ
どい目にあわされたのか!とますます腹が立ってい
る構図なのだそうです。

 そういえば、私の周囲に米国生活が長い日本人や
都内で英会話教室に通っている人が、それぞれ韓国
人のクラスメートに押され気味で、自身が全く進歩
せず、そのうちに常に黙っているようになってしま
ったと嘆いていたことを思い出しました。

 同じような話を多く聞いたことがありますし、私
もそうした集まりで韓国人女性がその場を仕切り、
日本人たちが小さくなっている状況に居合わせたこ
とけっこうあります。

 彼女たちにとってみれば、日本にいるのだからお
となしくしようとか、他者との協調性よりも、その
場で上の位に自身を位置づけ、率先して雰囲気を作
り出すことが良いことだと考えているのでしょう。

 日韓関係が回復しているところでよろしいことだ
とは思いますが、今後のためにも、こうした根底に
あるギャップは知っていた方が良さそうです。勉強
になりました。

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございま
した。皆様にとって素晴らしい1週間となりますよう
に!

<おしらせ>

●スタッフが英語圏の方たちでコミュニケーション
に苦労しているYouTube企画『Boei Cafe』慶応大学
教授で元内閣官房参与の谷口智彦さん、元国家安全
保障局次長の兼原信克さんに続き、最新版は松川る
い参議院議員が登場しています。
そして、私がお相手しているのですが、収録時に通
信が乱れてしまい音声だけになっています。とほほ
・・。
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(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)


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