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こんばんは、エンリケです。
「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第408号です。
「第2師団冬季戦技競技会」の2回目です。
チーム編成のはなし、面白いですね。
さっそくどうぞ。
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (408)』
第2師団冬季戦技競技会(2)
渡邉陽子(ライター)
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こんばんは。渡邉陽子です。
行方不明者の捜索が続く一方で、新たな第8師団長が着任しました。
亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、1日も早くすべて
の隊員が見つかるよう祈ります。
「陸自のヘリは『まっぷる』を見て飛ぶ」と言われるほど、地形に
沿った陸自ならではの飛行が際立っています。ヘリボンなどもあり
ますから低空飛行もお手のものです。だから洋上を飛ぶことの多い
海自のヘリパイはその飛び方を見て、山嶺や建造物に激突してしま
うのではとはらはらし、複雑な地形をきわめてスムーズに飛ぶ技量
に驚くと聞きました。
一方、陸自のヘリパイからすれば、目標物が一切ないのっぺりとし
た洋上を飛び、ときに視界0の計器飛行を強いられ、なおかつ艦艇
に離着艦する海自のヘリパイのすごさは尊敬に値するものだといい
ます。
機動師団である第8師団に所属する第8飛行隊は、地理的にも任務
的も、洋上でのフライトに慣れていなかったわけがなく、むしろ第
15旅団隷下の第15ヘリコプター隊(那覇)に次いでその機会は多か
ったのではと推測します。ただ報じられているように、機体は洋上
を飛ぶための備えが十分だったのか。今後の動向を見守りたいと思
います。
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■第2師団冬季戦技競技会(2)
冬季戦技競技会の競技種目は、スキー機動及びスキー機動に連接し
た小火器射撃です。部隊機動(団体戦)と個人機動(個人戦)があ
り、部隊機動ではアキオ(そり)曳行を含めた約6キロのスキー機
動ならびに小火器射撃、個人機動は同コースのスキー機動のみの要
領で実施されました。
競技は3つのグループに分けられます。
Aグループは第3即応機動連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、
第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)で、抽選により
各部隊2コ小隊が参加(1コ小隊19名)。
Bグループは第2戦車連隊(上富良野)、第2後方支援連隊・第2高
射特科大隊・第2施設大隊・第2通信大隊(旭川)で、抽選により
各部隊2コ小隊が参加(1コ小隊6名)。
Cグループは第2偵察隊(名寄)、第2情報隊・第2飛行隊・第2特
殊武器防護隊(旭川)、第2対舟艇対戦車中隊(上富良野)、第2
師団司令部付隊(旭川)で、部隊長指定により各部隊1コ分隊が参
加(1コ分隊5名)。
さらに第2音楽隊(旭川)が個人機動のみ参加。
競技参加者は151名、統裁部人員約400名、車両約160両という規模で
す。
ここでぜひ注目していただきたいのが、出場する隊員の人選です。
私がこれまで気になっていた競技会では、部隊の中からその競技に
長けている選手を最優先に選出していました。たとえば師団持続走
競技会なら、どこの中隊等に所属していようが関係なく、タイムの
速い隊員が連隊代表として選出されるといった具合です。
ところがこの競技会では、参加できる部隊は抽選で決まるので、そ
れに漏れたらどれほどスキーに長けた隊員でも部隊機動に出場する
ことはできません。
たとえばAグループの3即機、25連隊、26連隊はそれぞれ第1中
隊と第2中隊、第2特科連隊は第1大隊と第2大隊が参加できるこ
とになり、それ以外の中隊、大隊に所属している隊員は個人機動に
回るしかないのです。
それだけではありません。
1コ小隊19名も「スキーが速い順に19名選ぶ」というわけには
いかないようになっています。
Aグループの1コ小隊は小隊本部と第1、第2分隊で編成されます
が、小隊本部の小隊長は幹部、小隊陸曹は准尉・曹長・1曹のいず
れかなど、階級が指定されています。分隊も分隊長が2曹以上、残
りの走者7名のうち5名は3曹以上、1名は女性自衛官または陸士、
1名は陸士となっています。つまりどれほど速い陸士が3名いたと
しても、部隊機動に参加できるのは2名だけというわけです。
では、部隊機動に参加できない走力に長けた隊員がみな個人機動に
回れるのかというと、これまた階級の指定があります。
Aグループで個人機動に参加できるのは12名、そのうち5名は陸士、
3曹、2曹、1曹~准尉、幹部から1名ずつと定められており、階
級を気にせず参加できるのは7名のみ。
参加部隊を抽選で決め、さらに走者の階級を指定することで、一部
のスキーに長けた隊員だけが勝敗を競う競技会にはならないことが、
これだけでもわかります。
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
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2022年、
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