-------------------------------------------
今後の配信が不要の場合は
下記より解除して頂けます
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
-------------------------------------------
--------------------
「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか？
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://okigunnji.com/url/80/
---------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…
国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。
↓
http://okigunnji.com/url/168/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは！エンリケです。
加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が
出ました。
今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。
『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監修),
加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
https://amzn.to/3yvXWrj
武器オンチの日本人に
特におススメです。
きょうの記事。
トランプさんの件に関する米国内での見方
のひとつが、よくわかります。
わが国内では、ほぼお目にかかれない内容
なのでじつに読み応えあります。
ではさっそくどうぞ。
エンリケ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
加藤大尉の軍隊式英会話：世界の秘密兵器編
Takashi Kato
日本版究極の抑止兵器（５）極超音速ミサイル
加藤喬（元米陸軍大尉）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□トランプ前大統領起訴をめぐり完ぺきに二分され
たアメリカの現実
日本でも報道されている通り、トランプ前大統領
が刑事告発されました。ニューヨーク州検察に出頭
した同氏は34にのぼるすべての罪状を否認。司法取
引には応じず全面的に争う姿勢です。
最初に、今回の巻頭言はノンポリの立場から書い
ていることをご理解ください。起訴に踏み切ったア
ルビン・ブラッグ地方検察官の素性を探ろうとは思
いませんし、罪状や法律の細かい解釈にも関心があ
りません。この裁判沙汰が2024年の大統領選にどの
ような影響を及ぼすかの予測は政治評論家らの仕事。
したがって以下の独白は、一介の有権者が感じてい
る漠然とした、しかし、脳裏を去らない「アメリカ
の先行き不安」です。
この５年間、２回の弾劾裁判、FBIによるロシア疑
惑追及、ソーシャルメディアからの追放、下院特別
委員会による議事堂襲撃事件扇動の糾弾、機密文書
をめぐる家宅捜索などなど、世間を騒がせる話題に
は事欠かないトランプ・サガ（冒険物語）でした。
今回、前大統領に「刑事被告人」のレッテルを貼っ
た米国史上初の出来事に直面し、アメリカ社会がい
よいよ致命的分断に陥るのではないかという予感が
します。世論に修復不能の亀裂が入った結果、政治
も末期の機能不全を起こし、超大国アメリカの蛇行
が始まりましょう。戦争抑止をアメリカに頼る日本
にとっても、米覇権の喪失につながり兼ねないこの
裁判沙汰は不吉な前兆だと思います。
米政界と世論は、トランプ前大統領起訴をめぐり
完ぺきに二分されています。ドナルド・トランプを
人として、政治家として、実業家として忌み嫌う人
々にとって、この告発は延び延びになっていた「正
義の追求と裁き」に他なりません。一方、トランプ
氏を祖国再建のシンボルと仰ぐ人々は同起訴を「ト
ランプ氏再選阻止を狙う司法の武器化」だと確信し
ています。
検察に「自首」した前大統領が手錠をかけられた姿
や顔写真がこのさき公開されるとすれば、前者にと
っては痛快無比の「勝利」と「意趣返し」になりま
しょう。逆に後者はそれを、米国の守護者に対する
「一線を越えた侮辱」だとして激昂するに違いあり
ません。無論双方にとって、自らの主張は真理であ
りいかなる妥協の余地も皆無。国そのものを蔑（な
いがし）ろにしてもそれぞれの正義に拘泥します。
これが二元論社会アメリカの現実であり、ゼロサム
ゲームの宿命です。
したがって2024年の大統領選挙で誰が大統領に選
ばれようとも、国の半分は新大統領を嫌悪し拒絶す
るでしょう。トランプ氏起訴によって双方が昂（た
かぶ）り、国全体が冷徹な判断力を喪失している状
態では、パクスアメリカーナ（アメリカの覇権によ
る平和）もお座なりにされます。
そんなアメリカの敵失を虎視眈々と狙っているの
が、反米で徒党を組むロシア、中国、北朝鮮、南米・
アフリカ諸国、そして、つい先日バイデン大統領
の原油増産懇願に減産で応え、公然と反旗を翻した
サウジアラビアとオペック・プラス産油国です。ア
メリカの内部分裂で米一極支配に陰りが差すほど、
これらの国々は原油取引のドル建て体制や、ドルを
基軸通貨とする世界経済システムに対し果敢に挑戦
してくるものと思われます。
パクスアメリカーナの後に何が来るのか？ 米欧
日対露中という新二極体制が取って代わるのか、は
たまたインドやブラジルなどのブリックス諸国とサ
ウジアラビアも含めた多極世界になるのか？ 悲し
いかな、凡愚の身には分かりかねます。しかしなが
ら一強不在の国際社会にあっては、同盟関係など国
家間の力関係と損得勘定でいつでも反故にされる紙
切れも同じ。とすれば、アメリカという「大樹」を
失いかねない近未来、日本防衛の任は日本人が自力
で遂行する覚悟が要ります。折しも防衛費が増額さ
れたと聞いていますが、適時かつ適切な対応だと思
います。
今は未だ輪郭すら見えない新世界・・・それは思
ったよりも早く、突如として出現するものかも知れ
ません。
▼日本版究極の抑止兵器（５）極超音速ミサイル
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話：兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。「日本版究極の抑止兵器」
の５回目は極超音速ミサイルです。
核弾頭か通常弾頭かにかかわらず、バンカーバス
ターは爆弾。レーダーに探知されず目標に接近でき
る爆撃機が必要です。米空軍の場合、世界最高のス
テルス性を誇るB2スピリットと後継機となるB21レイ
ダーがあります。しかしこれらは桁違いに高価なた
めアメリカ以外で採用している国はありません。
したがって日本版究極の抑止兵器「核バンカーバ
スター」には異なる運搬手段を考える必要が出てき
ます。
これまで述べてきたように、当兵器の目的は独裁者
に「逃げ場のない一撃」を加えること。したがって
相手の迎撃能力をはるかに超えた「防ぎようのない
運搬形態」であることが必須です。となると、マッ
ハ５以上で飛行する極超音速ミサイルが最適ではな
いかと思います。
従来の大陸間弾道弾（ＩＣＢＭ）や潜水艦発射弾
道弾（ＳＬＢＭ）の弾頭も大気圏に再突入する時は
マッハ20を超えており、この意味では極超音速兵器
と言えましょう。しかし、これらは放物線を描いて
落下してくるため現用の迎撃システムで対応可能で
す。
新種の極超音速兵器にはいくつか異なるタイプが
ありますが、いずれも迎撃ミサイルに対する「回避
行動」をとることができます。つまり、極超音速ス
ピードによって敵に迎撃のチャンスを与えないこと
に加え、よしんば迎撃ミサイルに対峙しても振り切
る機動性で「迎撃不能」を実現する訳です。
日本はすでに極超音速巡航ミサイルと極超音速滑
空体の開発を進めているといわれています。前者が
スクラムジェットエンジンを備えマッハ５以上で飛
行するのに対し、後者はミサイルで打ち上げられた
あとに切り離され、大気圏内を滑空しながら目標に
到達します。いずれも変則軌道によって迎撃を回避
することが出来ます。
日本のお家芸である小型軽量化テクノロジーを活用
すれば、コンパクト化した核バンカーバスターを日
の丸極超音速兵器に搭載できます。これすなわち
「迎撃不能斬首兵器」の誕生です。
ちなみに、イラクのサダム・フセイン大統領とリビ
アのカダフィ大佐は、命惜しさに農家の地下室や下
水管に潜んでいたところを捕えられたそうです。両
者が存命中に、迎撃不能の極超音速核バンカーバス
ターに狙われていると知ったら、十中八九白旗を掲
げたに違いありません。他人の命など歯牙にもかけ
手合いほど自らの延命には拘泥するもの。恐らく今
日の独裁者らも歯の根が合わぬほど驚愕し、日本侵
攻の野心を捨てるでしょう。核バンカーバスターが
日本にとって究極の抑止兵器となる所以です。
教材ビデオ：
(26) Hypersonic Missiles Arms Race: What You N
eed to Know - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=s5Cj9oGkN8k
（本エピソードは０：００から始まります）
基本語彙（カタカナ表記は大雑把なものです）
hypersonic（ハイパーソニック）極超音速の
maneuverability（マニューバラビィリティ）機動性
シナリオ（カウンターを０：４９に合わせてくださ
い）
What is different with the new crop of hyperso
nic weapons is not speed by itself.
（新しい種類の極超音速兵器が異なるのはスピード
そのものではない）
It is the combination of speed and maneuverabi
lity over long ranges.（長い距離にわたって発揮
されるスピードと機動性の掛け合わせなのだ）
（今回のエピソードは0.57まで続きます。３種類の
極超音速兵器に関する説明に関心がある方は２：０
４までご覧ください）
英語一言アドバイス：
maneuverabilityは「動かす」「操作する」を意味す
るmaneuverという動詞の名詞形で「操縦性」「機動
性」と訳します。映画『トップガン』は空中戦技能
を磨く訓練の話ですが、この空中戦を軍事用語では
air combat maneuvering（ACM）と言います。ドッ
グファイトの事です。
発音サイト：
maneuverabilityの発音 maneuverability pronunci
ation - Google Search
https://onl.tw/7AsajRe
参考サイト： 極超音速兵器 極超音速機 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/極超音速機
極超音速滑空体 極超音速滑空体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/極超音速滑空体
日本の極超音速巡航ミサイル 日本の極超音速巡航
ミサイルの模型が公開（動画付き）（高橋浩祐） -
個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20230317-00341542
（かとう・たかし）
●著者略歴
加藤喬（かとう・たかし）
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授（2014年7月退官）。
著訳書に第３回開高健賞奨励賞受賞作の『ＬＴ―あ
る“日本製”米軍将校の青春』（TBSブリタニカ）、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『Ｍ16ライフル』『ＡＫ―47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『ＭＰ３８／４０
サブマシンガン』（いずれも並木書房）がある。
追記
『ＭＰ３８／４０サブマシンガン』
https://amzn.to/3yvXWrj
※最新刊！
『ミニミ軽機関銃』
https://amzn.to/3gGpNcq
※大好評発売中
「MP5サブマシンガン」
http://okigunnji.com/url/14/
※大人気継続中
『AK-47ライフル』
http://amzn.to/2FVniAr
※根強い人気
『Ｍ16ライフル』発売中♪
http://amzn.to/2yrzEfW
『ガントリビア９９』発売中！
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633456/
『アメリカンポリス４００の真実！』発売中
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633405
『チューズデーに逢うまで』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063326X
『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事（桜林美佐氏）：
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
『レックス 戦場をかける犬』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
---------------------------------------
日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
----------------------------------------
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス（携帯サイトを含む）で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、
心から感謝しています。ありがとうございました。
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。
その他すべての文章・記事の著作権はメー
ルマガジン「軍事情報」発行人に帰属し
ます。
--------------------
三井・三菱財閥をわずか一代で超えた男の経営學
↓↓
http://okigunnji.com/url/80/
--------------------
-----------------------------------------
メールマガジン「軍事情報」
発行：おきらく軍事研究会
（代表・エンリケ航海王子）
メインサイト：
https://okigunnji.com/
問い合わせはこちら：
https://okigunnji.com/url/7/
メールアドレス：
okirakumagmag■■gmail.com(■■を@に置
き換えてください)
------------------------------------------
--------------------
三井・三菱財閥をわずか一代で超えた男の経営學
↓↓
http://okigunnji.com/url/80/
--------------------
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス（携帯サイトを含む）で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、
心から感謝しています。ありがとうございました。
-----------------------------------------
メールマガジン「軍事情報」
発行：おきらく軍事研究会
（代表・エンリケ航海王子）
メインサイト：
https://okigunnji.com/
問い合わせはこちら：
https://okigunnji.com/url/7/
メールアドレス：
okirakumagmag■■gmail.com(■■を@に置
き換えてください)
------------------------------------------
購読解除はこちらで
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
---------------------------
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。
その他すべての文章・記事の著作権は
メールマガジン「軍事情報」発行人に帰
属します。
Copyright(c) 2000-2023 Gunjijouhou.All rights reserved