配信日時 2023/03/24 08:00

【ウクライナ情報戦争(22)】ノルドストリームをめぐる情報戦(2)開発の経緯 -ロシアとウクライナのガス紛争−    樋口敬祐(元防衛省情報本部分析部主任分析官)

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「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
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戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…

国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。


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おはようございます!エンリケです。
いつもメルマガを読んでいただき、ありがとうござ
います。

現在進行形で展開中のロシアのウクライナ侵攻
における情報戦を解説する本連載は、
きょうで配信22回目。

「ロシアの天然ガスパイプライン「ノルドストリ
ーム」破壊」に関するインテリジェンス的分析の
2回目です。

冒頭は、
2023年3月14日、米軍のMQ-9リーパーが、黒海上空の
国際空域でロシア軍のスホイ27戦闘機と接触し、ウ
クライナのクリミア半島の南西約75~80マイルの公
海上に墜落した件に関する内容です。

米空軍は、MQ-9がロシア軍の戦闘機から妨害行為を受
けたとする動画を公開し、それを見る限りロシアの主
張はフェイクの可能性が高い、と著者は見ます。

本編では、欧州のロシアからの天然ガス輸入の歴史
を概観しています。


インテリジェンスのプロが、
ロシアによるウクライナ侵攻で現在展開中の情報史を
おさらいしてくれる、貴重で interesting な本連載。

血が滴るような現実から貴重な教訓を汲み取ることの
できる他に類を見ないこの連載への、あなたの感想を
期待します。質問、大歓迎です。

時代の転換点は何処に有りや?
情勢はいつ転換したか?

を知るには、インテリジェンス的な分析と総合の力が
不可欠です。本連載等を通じてそのことを感じてください。

インテリジェンスのプロ・樋口さん(元防衛省情報本
部分析部主任分析官)に聞きたいことがあれば、どん
どん質問をお寄せください!

下の↓リンクからお気軽にどうぞ!

https://okigunnji.com/url/7


さっそくどうぞ。



エンリケ


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ウクライナ情報戦争(22)

ノルドストリームをめぐる情報戦(2)開発の経緯
-ロシアとウクライナのガス紛争−


 樋口敬祐(元防衛省情報本部分析部主任分析官)

───────────────────────

□はじめに

2023年3月14日、米軍は黒海上空の国際空域を飛行し
ていた米空軍無人偵察機MQ-9リーパーがロシア軍の
スホイ27戦闘機と接触し墜落したと発表しました。

MQ-9はロシア機と接触後、ウクライナのクリミア半
島の南西約 75~80 マイルの公海上に墜落したよう
です。米欧州空軍・アフリカ空軍のヘッカー司令官
は声明で「我々の MQ-9 航空機は、国際空域で通常
の運用を行なっていたときに、ロシアの航空機に迎
撃されて攻撃され、墜落し、MQ-9 が完全に失われま
した」としました。

その上で「攻撃的な行動は危険で、誤算や意図しな
い危機の増大につながる可能性がある」とロシアの
行動を非難しました。

米側の説明によると、14日の朝にロシアのスホイ27
戦闘機2機が複数回にわたってMQ-9に燃料を浴びせた
り、進路を妨害したりしているうちに1機が接触、同
機のプロペラが破損して制御不能に陥ったため、黒
海に墜落させたとしています。

一方、ロシア国防省は「ロシア軍の空域管制システ
ムは14日朝、クリミア半島近くの黒海上空をロシア
国境の方向へと飛行している米国のドローンMQ-9を
探知(detect)した。ドローンは自動応答装置(tr
ansponder)を切って飛行しており、特別軍事作戦の
ために設けられた一時的な空域の境界を侵犯した。
そのことを国際空域の全ての使用者に伝え、国際基
準に従って公開した」と述べました。

また、ロシア通信は、ロシアの戦闘機はMQ-9と接触
しておらず、無事に飛行場へ帰還したと主張。「無
人機(MQ-9)は、激しい操縦によって水面に墜落し
た」と伝えています。

米オースティン国防長官は3月15日、ミリー統合参謀
本部議長との共同記者会見で、次のように述べてい
ます。「私たちが電話に出て、[ロシア国防相]と
お互いに交流できることが本当に重要だと思います。
そして、それが今後の誤算を防ぐのに役立つと思い
ます」

また、ミリー統参議長は、MQ-9 の残骸は、「おそら
く壊れた」と述べました。「黒海のどこに墜落した
かはわかっています」「おそらく水深4,000フィート
か5,000フィートくらいかな。そのため、その深さで
の回収は、誰にとっても非常に困難です。」

さらに、米国が不要な資料が悪人の手に渡るのを防
ぐため、[秘密データの破壊など]措置を講じてい
ることを示しました。

国防総省の報道官パトリック・ライダー准将は、米
国は「ロシアが MQ-9 の一部を回収しようとしてい
ると信じている」と述べたが、深海がその任務を困
難にするだろうと付け加えました。

さらに、ライダー報道官は翌16日のペンタゴンでの
ブリーフィングで「ロシアがMQ-9の破片を回収しよ
うとしている可能性が高いことを示す兆候がある」
と述べています。

16日、米空軍はMQ-9がロシア軍の戦闘機から妨害行
為を受けたとする動画を公開しました。それを見る
かぎりロシア軍機が燃料とみられる物質を放出しな
がらMQ-9に急接近したり、ロシア軍機が通過した後
に変形したMQ-9のプロペラが回転する様子が映って
います。

この動画が、作られたものかどうかを確認する技術
は、筆者にはありませんが、この画像を見るかぎり、
ロシア側の接触していないとの発表はフェイクの
可能性が高いと思われます。

また、本シリーズの第2回のメルマガで米軍が黒海上
空でも情報を収集し、ウクライナへ情報提供を行な
っていると書きました。今回の事件は米軍が黒海に
おいて通常任務として無人機を活用して情報収集し
ているエビデンスといえると思います。

さて、前回のメルマガでは、ロシアのウクライナ侵
攻以降のノルドストリームの状況を考察しましたが、
今回は欧州のロシアからの天然ガス輸入の歴史を概
観してみたいと思います。

▼ロシアからのガス輸入に関する欧州主要国の態度

西欧諸国がロシアからガスを輸入するという考えは、
1969年9月西ドイツ社民党(SPD)が戦後初めて政権
をとった総選挙を契機としています。

首相に就任したウィリー・ブラントは、東方(すな
わち共産圏)との連携を強化するという「東方政策」
を掲げ、共産圏との緊張緩和(デタント)を目指し
ました。

西ドイツからは大口径管やコンプレッサーを輸出し、
見返りに西シベリアの天然ガスを初めて西側陣営に
輸入するという契約が結ばれました。

1973年にパイプラインが完成し、ソ連のガスが自由
主義世界に流れ込むことになりました。パイプライ
ンを通して、ソ連は西側の市場を獲得し外貨を稼ぐ
ことができるようになりました。

ソ連当局者は、西ドイツをはじめとする西欧側から
の高度な部品(パイプ)や設備、資金がなければこ
の事業が成り立たないことを十分認識していたため、
天然ガスを政治的な目的を達成するための戦略物資
として使うことはしませんでした。

西欧側も安定的な天然ガスの供給が保障され、ソ連
の天然ガスをエネルギー源の分散戦略の一つとして
導入、つまり石油への過度の依存を低下させること
ができました。また、パイプライン関連産業も振興
しようとする経済を優先する考えでした。

したがって、イデオロギーや政治外交的な問題にか
かわらず、相互の思惑に基づいた依存関係が成立し、
冷戦期においてもロシアからの天然ガスは西欧諸国
に滞りなく流れ続けました。そしてロシアのウクラ
イナ侵攻前は、EUの天然ガス輸入量の約4割をロシア
のガスが占めるようになり、欧州における最も安定
的なエネルギー源となっていました。

▼ロシアからのガスの輸入に関するアメリカの態度

ソ連から欧州向け天然ガス輸送プロジェクトが始動
したのは、アメリカにおいてはニクソン政権(1969
~74年)の頃です。ニクソン政権は、トルーマン政
権の時から長年にわたり継承されていたソ連の封じ
込め政策を変換し、融和的なデタント政策を推進し
ていました。したがって、この欧州のパイプライン
プロジェクトを問題視することはありませんでした。

ところが、1981年レーガン政権が発足すると、のち
にネオコン(新保守主義)の代表的人物として名を
馳(は)せることになるリチャード・パール国防次
官補が、ソ連の天然ガスを欧州まで運ぶシベリア天
然ガスパイプラインについて、米上院の公聴会にお
いて、「欧州諸国がソ連のエネルギーに依存するこ
とは、米国と欧州の政治的・軍事的連携の弱体化に
つながる。
ソ連の天然ガスが日々欧州に流れてくるということ
は、ソ連の影響力も日ごとに欧州まで及んでくると
いうことだ」と米国政府の懸念を表明しました。 

つまり、レーガン政権においては、ガスの取引量が
増加すればするほど、ソ連の西欧に対する政治的影
響力の拡大、すなわち武器としてのパイプラインと
いう安全保障上の脅威という認識です。また、経済
面においてもソ連によるハードカレンシーの獲得の
増大を危険視するものでした。 

実際、アメリカの心配をよそに今日まで、ソ連から
ロシアに変わるなどの政治的な混乱があっても約40
年にわたって天然ガスは安定的に供給され続けまし
た。

2006年、09年の「ウクライナガス紛争」において一
時停止されたものの、今回のウクライナ戦争までは
40年以上安定的にエネルギーが供給されてきました。

▼2006年、09年のウクライナガス紛争における混乱

天然ガスを欧州へ供給するのは、ロシアの国営企業
のガスプロムという会社です。ガスプロムは国営企
業であるので、実際に意思決定をしているのはロシ
ア政府です。

2005年4月以前には、ロシアはウクライナに対して
天然ガス1000立米あたり50ドルという価格を設定して
いました。

ところが2005年4月にガスプロム社はウクライナ政
府に対して、以後は価格を1000立米あたり従来の3倍以
上の160ドルに引き上げるという提案をしました。ウ
クライナ政府はそれを断固として拒否し、そのまま
交渉はまとまりませんでした。その結果2006年1月
1日から、ロシアはウクライナへの天然ガス供給停
止を強行しました。

ロシアはウクライナへの供給分だけを停止し、ヨー
ロッパへの供給は減らしていませんでした。ウクラ
イナ向けのガス供給は、EU諸国向けと同じパイプラ
インで行なわれていたため、全体の供給量からウク
ライナ向けの供給量の30%を削減する形で行なわれま
した。

ウクライナ側は、これを無視する形でガスの取得を
続行したため、たちまちパイプライン末端にある欧
州諸国へ提供されるガス量が不足し、末端の国々は
大混乱となりました。

両国はすぐに歩み寄りの姿勢を見せ、1月4日には
妥協案として1000立米あたり95ドルの価格で合意し、
ガス供給は再開されました。

2009年の天然ガスの供給停止も、両国間の価格交渉
が原因となっており、2008年には1000立米あたり180ド
ルだった価格を、ガスプロムは450ドル程度に引き上
げると提案しました。

さらにもう1つ問題となっているのが、ウクライナ
側のガス料金滞納です。2008年からの金融危機・景
気悪化のために、ウクライナは、ガス代金と罰金な
どを含めて20億ドル(約1800億円)以上を滞納して
いるといわれていました。

そのような状況の中、ロシア政府は2009年1月7日
にウクライナ経由のガス供給を全面停止する措置を
発表しました。このため、欧州全体で市民生活や企
業にかなりの影響が出ました。

 特に東欧で被害が大きく、セルビアでは17万世帯、
ブルガリアでは65,000世帯でガス暖房が止まったほ
か、学校や病院もガス不足のため一時閉鎖する施設
が出ました。ハンガリーやスロバキアでは一般家庭
を優先してガスを供給したため、工場などで使うガ
スが不足し、工場の操業停止などが相次ぎました。

1月18日、ロシア・ウクライナ両者は1000立米あたり
360ドルの価格で合意し、ガスの供給は20日に再開さ
れました。

その後、2014年のロシアのクリミア占領に際して、
欧米はロシアに制裁を行ないましたが、そのような
政治、外交問題とは関係なく、ロシアからの天然ガ
スの欧州諸国への供給が止まることはなく、ビジネ
スとして淡々と取り引きされていました。

このような、天然ガスの取引の経緯を踏まえつつ、
次回はノルドストリームの建設について考察し、ま
とめてみたいと思います。


 
 

(つづく)


□出版のお知らせ

このたび拓殖大学の川上高司教授監修で『インテリ
ジェンス用語事典』を出版しました。執筆者は本メ
ルマガ「軍事情報」でもおなじみのインテリジェン
ス研究家の上田篤盛、名桜大学准教授の志田淳二郎、
そしてわたくし樋口敬祐です。

本書は、防衛省で情報分析官を長く務めた筆者らが
中心となり、足かけ4年の歳月をかけ作成したわが
国初の本格的なインテリジェンスに関する事典です。

2017年度から小学校にプログラミング教育が導入さ
れ、すでに高校では「情報科」が必修科目となって
います。また、2025年の大学入学共通テストからは
「情報」が出題教科に追加されることになりました。

しかし、日本における「情報」に関する認識はまだ
まだ低いのが実態です。その一因として日本語の
「情報」は、英語のインフォメーションとインテリ
ジェンスの訳語として使われているため、両者の意
味が混在していることにあります。

一方で、欧米の有識者の間では両者は明確に区別さ
れています。状況を正しく判断して適切な行動をす
るため、また国際情勢を理解する上では、インテリ
ジェンスの知識は欠かせません。

本書は、筆者らが初めて情報業務に関わったころは、
ニード・トゥ・ノウ(最小限の必要な人だけ知れ
ばいい)の原則だと言われ、ひとくくりになんでも
秘密扱いされて戸惑った経験から、ニード・トゥ・
シェア(情報共有が必要)の時代になった今、初学
者にも分かりやすくインテリジェンス用語を伝えた
いとの思いから作り始めた用語集が発展したもので
す。

意見交換を重ねているうちに執筆賛同者が増え、結
果として、事典の中には、インテリジェンスの業界
用語・隠語、情報分析の手法、各国の情報機関、主
なスパイおよび事件、サイバーセキュリティ関連用
語など、インテリジェンスを理解するための基礎知
識を多数の図版をまじえて1040項目を収録する
ことができました。

当然網羅していない項目や、秘密が開示されていな
いため、説明が不足する項目、現場の認識とニュア
ンスが異なる項目など不十分な点が多数あることは
重々承知していますが、インテリジェンスや国際政
治を研究する初学者、インテリジェンスに関わる実
務者には役立つものと思っています。



『インテリジェンス用語事典』
樋口 敬祐 (著),上田 篤盛(著),志田 淳
二郎(著),川上 高司(監修)
発行日:2022/2/10
発行:並木書房
https://amzn.to/3oLyWqi

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(ひぐち・けいすけ(インテリジェンスを日常生活に役
立てる研究家))



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【著者紹介】

樋口敬祐(ひぐち・けいすけ)
1956年長崎県生まれ。拓殖大学大学院非常勤講師。
NPO法人外交政策センター事務局長。元防衛省情報
本部分析部主任分析官。防衛大学校卒業後、1979年
に陸上自衛隊入隊。95年統合幕僚会議事務局(第2
幕僚室)勤務以降、情報関係職に従事。陸上自衛隊
調査学校情報教官、防衛省情報本部分析部分析官な
どとして勤務。その間に拓殖大学博士前期課程修了。
修士(安全保障)。拓殖大学大学院博士後期課程修
了。博士(安全保障)。2020年定年退官。著書に
『国際政治の変容と新しい国際政治学』(共著・志
學社)、『2021年パワーポリティクスの時代』(共
著・創成社)、『インテリジェンス用語事典』(共
著・並木書房)、『2023年野蛮の時代-米中激突第
2幕後の世界-』(共著・創成社)


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