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「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…
国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。
↓
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おはようございます、エンリケです。
現在は、
公式に発表されている資料や写真はほぼ皆無。
だから部外者は、
何をしてるかさっぱりわからない。
普通の国なら軍事作戦にのみ出動するものだが、
ここだけはもっと幅広い任務に従事している。
アフガンで展開された「テロとの戦い」では、
同盟国支援の中核となっていた。
そんな組織がSAS(英国陸軍特殊空挺部隊)です。
インテリジェンスのSISやMI5で有名な英国ですが、
特殊部隊も有名で、SASはもちろんSBS(特殊舟艇部隊)、
SRR(特殊偵察連隊)、SFSG(特殊部隊支援群)、
JSFAW(統合特殊部隊航空団)などが知られます。
米特殊部隊や露特殊部隊のあらっぽさとくらべて、
きめ細やかな対処ができる世界一優秀な精鋭という
イメージですね。
特殊部隊指揮官(DSF)隷下にあり、
第22SAS連隊と国防義勇軍(予備役)の2個連隊
(第21、23SAS連隊)で編制されています。
ちなみに国防義勇軍は英国の予備役組織で、
イギリス陸軍総兵力の約1/4を占めています。
また、全国各地の19個の大学士官教育隊
(University Officer Training Corps)による
士官教育課程も一般大学に設けられているそうです。
そんなSASですが、いまや
公式に発表されている資料や写真はほぼ皆無
となりました。
これは1991年以来で、
理由は、湾岸戦争のあとに、思慮に欠けた回想録が
たくさん出たため、隊員と支援隊員に対して
「生涯にわたる守秘義務」が課されたためだそうで
す。
結局人は、特殊部隊やインテリジェンスへの興味を
常に持ちつづけるもので、その欲求にこたえることと
機密保全のバランスをどう考えるか?
ということなのでしょう。
以前ご紹介した
石原ヒロアキさんの「日米中激突 南沙戦争」で
石原さんも記されてますし、他の本や話でも目に耳にした
方は多いと思いますが、「特殊部隊」は21世紀の軍事の
キーワードのひとつになっています。
特殊部隊の知識を持つことは、
21世紀の軍事、戦争を知るのと同じ意味を持つわけです。
多くの軍事ファンが「技術の進歩」(AIや無人兵器
や医学など)にばかり目をやる中で見落としがちな
「人間にしかできないことをやる」特殊部隊への正
鵠を射た理解と最先端知識を蓄えておくことは、あ
なたの未来の軍事に明るい光をもたらすことでしょ
う。
とはいえ、特殊部隊本は、ほとんどが、
分厚い本格書か、いい加減なエンタメ本
のいずれかしかないなあ、と感じる人は多いでしょう。
特殊部隊・SASのことは知りたいけど、
他にも本を読まなきゃいけないし、
そんなに時間はかけられない。
「骨組み」だけでもいいから、
短時間できっちりした内容がつかめる本があればなあ、、、
というのが正直な気持ちですよね?
で、これです。
『SAS英陸軍特殊部隊』
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1980年の駐英イラン大使館占拠事件で鮮烈なデビュ
ーを飾ったSASは世界で最も知られる特殊部隊となり、
いまも世界の特殊部隊のリーダー的な存在である。
フォークランド戦争以降の主要作戦から対テロ戦ま
で、成功事例だけでなく、失敗例や失策にも言及し
ながら、SAS連隊の実像に迫る!
さらにイラクとアフガニスタンで実績をあげた米統
合特殊作戦コマンドとの密接な協同作戦についても
詳述。
作戦中のSAS連隊をとらえた珍しい写真が数多く掲載
され、今まで目にすることのなかったSASやほかの英
特殊部隊の戦闘服や装備品、車両や武器を再現した
イラストも収録した軍事ファン必読の書!
出版社からのコメント
世界で最も広く知られた特殊部隊のひとつである
SASは、口の固さでも有名だ。
1991年の「グランビー」作戦後に思慮に欠ける回想
録が数多く発表されたことから、連隊は隊員と支援
隊員に生涯にわたる守秘義務を課した。
したがって、SASの作戦や訓練を捉えた公式写真は
存在せず、公にインタビューに応じる元隊員もいな
い。
当然のこととして、本書に掲載した写真は隊員の顔
や、そのほかの秘密に属する対象は黒く塗りつぶさ
れており、また記述も情報保全に配慮したものとな
った。〈「はじめに」より〉
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□目 次
はじめに 2
略語解説 7
第1章 SASの編制と隊員の選抜 9
デイビッド・スターリングによって創設/3つのSAS
連隊/フォークランド紛争での襲撃作戦/SAS連隊の
編制/SASの隊員選抜プログラム
第2章 伝説が生まれた日 19
「ニムロッド」作戦/対テロ任務の「パゴタ・チー
ム」誕生/全員がCTとCQB任務に精通/各国対テロ
部隊に訓練指導/世界のテロ事件の現場へ/SASが公
式に認めた人質救出作戦/進化するSASの対テロ技術/
常時2個小隊がCT即応待機/ロンドン同時爆破テロ
事件
第3章 IRAとの死闘 37
監視と待ち伏せ攻撃/射殺は正当か?─やっかいな
疑惑/「テロリストに命乞いの機会はない」/待ち
伏せ攻撃「ジュディー」作戦/ジブラルタルでの
「フラウィウス」作戦/波紋を呼んだカンボジアへ
の派遣
第4章 湾岸戦争(1990~1991年)54
活躍の場を与えられなかったSAS連隊/イラク補給
路の監視任務に従事/「スカッド発射機」急襲作戦/
「ブラボー・ツー・ゼロ」論争/分断されたブラボ
ー・ツー・ゼロ隊/イラク軍正規部隊との死闘/ス
カッド・ミサイルの脅威を減少させた/砂漠機動作
戦技術の完成/回顧録の出版差し止め
第5章 バルカン半島へ派遣(1994~1999年)78
セルビア兵との戦い/戦犯容疑者の追跡/コソボの
独立支援
第6章 シエラレオネでの人質救出(2000年) 83
「バラス」作戦/知られざるSASの活躍
第7章 アフガン戦争I(2001~2006年)91
無謀な「トレント作戦」/第21と第23連隊のアフガ
ン任務
第8章 イラク戦争(2003~2009年)95
イギリス特殊部隊「ロー」作戦/SBSの不名誉な戦い/
SASとデルタ・フォースの強固な関係/ 前政権重
要人物の追跡/洗練されたSASの戦術/手荒な米軍
の捕虜の取り扱い/「魔法の杖」でテロリストを追
いつめる/延期された派兵期間/イラク南部バスラ
での戦い/人質救出作戦/SAS隊員の救出作戦/SAS
への惜しみない賛辞/作戦成功の影に尊い犠牲/
「クライトン」作戦の終了
第9章 アフガン戦争II(2006~2014年)126
「キンドル」作戦─タリバンとの戦い/殺害者リス
ト/高価値目標の拘束・殺害作戦/人質を全員無傷
で救出/「集落安定化」作戦/多発する新たな戦い/
いまも続くアフガニスタンでの作戦行動
第10章 SASの兄弟部隊 143
新たなUKSF支援部隊/オーストラリアとニュージー
ランドのSAS/SASの血筋をひくヨーロッパ特殊部隊
第11章 SASの小火器 148
出番が減ったMP5サブマシンガン/モデルL119A1ラ
イフル/スナイパー・ライフル/進化するスタン・
グレネード
[イラスト]
制服と装備品(I)14
制服と装備品(II)30
制服と装備品(III)44
制服と装備品(IV)72
車両(I)88
車両(II)112
SASの主要な小火器 152
SASの特殊用途用武器と部隊章 156
参考文献 164
監訳者のことば 166
SASや特殊部隊の話
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いかがでしょうか?
これだけの内容が、200ページ以内に収まってるん
です。それも、軍装、兵器等のイラストや写真がふん
だんに掲載されてです。
著者のネヴィルさんは、
欧米諸国の軍事・現代戦史、なかでも特殊作戦部隊
の任務や運用と兵器・装備品に精通しているジャー
ナリスト。
もっとも重要な「翻訳」は、
軍事に精通した茂木作太郎さん。
そして世界的な小火器研究の権威・床井雅美さんが
監訳。
このおふたりなら安心ですね。
特殊部隊への視野を失わないために
ぜひどうぞ。おススメです。
『SAS英陸軍特殊部隊』
L.ネヴィル (著)
床井 雅美 (監修)
茂木 作太郎 (翻訳)
2019/12/13発行
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エンリケ
追伸
もっといえば、監訳者の床井さんもあとがきで紹介
されている、このシリーズの既刊本2冊を併せ読む
と、より広い特殊部隊力を身につけられるでしょう。
欧州対テロ部隊
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米陸軍レンジャー
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三井・三菱財閥をわずか一代で超えた男の経営學
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