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「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
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戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…
国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。
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『世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史』
宗像久男著(元陸将)
四六判380ページ
発行日:2021.10
発行:並木書房
https://amzn.to/3Ejqrdn
おはようございます、エンリケです。
個人的にわたしは、
各分野で、日本発の世界史がもっと出てこなきゃい
けない、という思いを強く持っています。
(ちなみにわがメルマガからは、宗像さんのこの本と、
堂下さんの『海軍戦略500年史』が出ました。)
そもそもわが国は、
その程度の責任は世界に対して果たす必要を持つ
大国だからです。
歴史とはものがたりであり、アートです。
決して知識の寄せ集めではありません。
残された知識を吟味し、当時の人になりきって
意思決定、判断を下し、透徹した洞察力を通して、
かなう限り正確に当時の模様を今に伝える営み。
当時の常識はいかなるものだったのか?
当時の技術水準はいかなるものだったのか?
当時の知性はいかなるものだったのか?
当時の時代社会の限界はどういうものだったろうか?
といったことに留意し、様々な留保を持ちながら
抑制的にかつ興味深く当時の実相を描き出して読み手に提供する。
それがほんものの歴史よみものであり、
それが歴史の本質であり、
歴史から学ぶために必要な条件だろうとわたしはおもいます。
この本にはそれがあります。
だからかくも面白いのです。
だから心身に沁みわたる安堵感安心感解放感が半端ありません。
ファンがかくも多い理由はそこにあります。
著者の宗像さんは軍人です。
とてもえらい将軍さんですが、歴史家や研究者、学者ではあり
ません。
あくまでも、余暇の時間を割いて歴史研究に打ち込まれた
アマチュアです。
本著の「はじめに」でそのあたりのことをこう記されています。
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はじめに(一部)
人生の大半を幹部自衛官として、わが国防衛の第
一線で「国防」の気概溢れる隊員たちと汗と泥にま
みれて訓練に明け暮れ、また、国防の中枢である防
衛省陸上幕僚監部などで勤務した経験を有する筆者
は、「憲法9条を守れ!」とか「憲法があれば、わ
が国の平和と独立を維持できる」との考えがどうし
ても理解できなかった。
この一種の宗教とも言えるような考えが戦後、
なぜ日本に根付いているのか、との疑問を追究する
うちに、憲法の制定過程や終戦後のGHQの占領政
策に興味を持ち始めた。
そのような時、「私たちは自分たちの行為なら
犯罪と思わないことで日本を有罪にしている。これ
は正義ではない。明らかにリンチだ」あるいは「近
代日本は西洋列強がつくり出した鏡であり、そこに
映っているのは西洋自身の姿なのだ。つまり、近代
日本の犯罪は、それを裁こうとしている連合国の犯
罪である」などとして東京裁判や占領政策を真っ向
から批判する一冊の著作に出会った。アメリカ人ジ
ャーナリストのヘレン・ミアーズ女史が書いた『ア
メリカの鏡:日本』である。この原書は1948(
昭和25)年に出版されるが、ダグラス・マッカー
サーの逆鱗に触れ、発売禁止・翻訳禁止の烙印を押
されてしまった。そして、1995(平成7)年、
翻訳者が泣きながら訳出したといわれる日本語版が
刊行され、ようやく私たちも読めるようになった。
この書籍から受けたショックを今でも鮮明に覚
えているが、これがきっかけとなり、これまでに学
び、そしていつの間にか自分の頭の中に定着してい
た「歴史」に疑問を持ちつつ、占領政策、大東亜戦
争、昭和初期、大正、明治、江戸、ついには、初め
て欧州人と関わり合いを持った戦国時代までさかの
ぼって「歴史」を自学研鑽するようになった。
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数十年にわたった歴史研究が、
こういう形でひとまず完結したことに対し、心から
のねぎらいと感謝を捧げます。
国民は広く、こういう歴史よみものが欲しかったの
です。こういう歴史を読みたかったのです、、、
宗像さんからいただいたあいさつ文です。
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読者の皆様へ
宗像久男
メルマガ『軍事情報』の読者の皆様、ご無沙汰
しておりました。『我が国の歴史を振り返る』を
昨年秋ごろまで109回にわたり連載していた宗
像です。皆様には本メルマガをお読み頂き、時に
温かい読者反響を寄せて頂きましたことに改めま
して心より御礼申し上げます。
当時、何人かの読者から「ぜひ、書籍化してほ
しい」とのお声を賜り、「それならば」というこ
とで、書籍化を決意しました。以来約1年が過ぎ
ましたが、「メルマガのような締め切りはないの
で楽だろう」と思ったのが素人の浅はかさでした
。
あまりに長かったメルマガの原稿をほぼ半分に
縮めるという作業は、正直申しますと、新たな原
稿を書き出すと同じくらい、いやそれ以上に大変
な作業であることを体験しました。
引用した文章などをすべて原本から再チェック
し、書き過ぎたところは削除し、逆に舌足らずだ
ったところは付け加え、とりあえず体裁を整えた
のが昨年末でした。それでも出版社の要望の約1
・5倍のボリュームとなり、それから2度にわた
り、さらなる要約のため原稿と向き合い、最終的
には380ページまで落とし込みました。
しかし、本当にのたうち回ったのはこの後でし
た。難を極めたのは、誤字脱字のチェックを含め
た推敲作業です。当初は、パソコン画面での推敲
でしたが、それでも1回の推敲で1週間ほどの作
業になりました。その後、実物のゲラに向き合っ
ての推敲です。パソコン画面で完璧と思っていた
ものが、紙のゲラと向き合うと誤字脱字のなんと
多いことに自分自身あきれ果てました。
こうして、出版社とゲラをやり取りすること3
回、9月初め、ようやく最終ゲラを完成させまし
た。
ゲラのチェックが終わると、次は本のカバーデ
ザインの選択、紹介文の作成、帯の文言のチェッ
クと作業は続きました。これらの経験から、年間
に何冊も出版する作家は、毎回、心血を注ぎなが
ら文章を書き、さらに根気のいる校正をしている
ことに初めて気づき、ただただ頭が下がる思いで
す。私は「一生に一冊」で十分と思った次第です
。
思えば本当に長い道のりでした。「戦後の常識
となっている日本の歴史は何かおかしい」と気づ
いて、「史実」を求めて歴史にのめり込んでから
約20年が経ちました。本書の巻末に参考文献を
リスト化したところ、280冊を越えました。図
書館から借りたり、電子書籍などを含めるともう
100冊くらいの関連文献を読み漁ったと思いま
す。
そして、自衛隊家族会の機関紙『おやばと』で
少しずつ書き始め、その後、メルマガ『軍事情報』
で連載し、書籍化の今日まで約5年の歳月が流れ
ました。
私自身は歴史全般を幅広く振り返っていました
が、書籍化にあたっては、おこがましいですが、
軍事の専門家の視点を重視して、テーマを「国防
史」に絞りました。サブタイトルとして、メルマ
ガでは“横串”と表現していたものを「世界の動
きとつなげて学ぶ」としました。こうしで完成し
たのが、『世界の動きとつなげて学ぶ 日本国防
史』です。
本書は、これまでとは少し違った視点(切り口
)で、我が国の歴史、特に国防史について、一石
を投じることができたのではないかと自負してお
ります。
東京裁判史観、つまり自虐史観で凝り固まった
人たちからは、よくて無視、悪くすれば修正主義
者の烙印を押されるかも知れませんが、少なくと
も、偏(かたよ)らず、史実をとことん突き詰め
ていくと、違った歴史がある、あるいは違った見
方ができるという点は表現できたのではないかと
考えます。
▼新たな「ルーズベルトの陰謀」発見!
私の歴史探訪はまだ続いております。ほぼ20
年にわたる習慣は簡単には直らないもので、週に
1ないし2度は本屋に立ち寄り、歴史書などが並
んでいるコーナーで面白そうな歴史書を漁ってい
ます。
つい先日も、オランダ判事レーリンクの東京裁
判日記『敗戦は罪なのか』(産経新聞パリ支局長
三井美奈著、本年8月18日発行)を見つけ、さ
っそく購入して読破しました。
レーリンクものちに「東京裁判は間違いだった」
と告白した1人なのですが、日記には、東京裁判
の判決に至るさまざまな葛藤の様子が克明に描か
れており、多くの「新たな事実」を知ることにな
りました。
その中で最も興味深かったのは、米太平洋艦隊
司令官だったジェームズ・リチャードソン提督が、
東京裁判において検察側証人として来日した際
に、レーリンクに語ったといわれる証言です。
リチャードソン提督は、ハワイへの主力艦隊常
駐に反対し、1940年、ルーズベルト大統領に
「日本の攻撃を誘発する」と直接抗議し、翌年、
司令官を解任されます。リチャードソンは、裁判
ではルーズベルトの謀略論には与(くみ)するこ
とはなかったといわれていますが、ルーズベルト
の真意を疑っていました。
少し長くなりますが、レーリンクがリチャード
ソン提督から聞き、1946年11月時点で妻に
書き送った書簡を紹介しましょう。
「1940年10月、彼(リチャードソン)は
司令官として、ルーズベルト大統領に呼ばれた。
彼は『大統領、太平洋で戦争をするのですか』と
尋ねた。ルーズベルトは『ジャップがシンガポー
ル、あるいは蘭領東インドを占領しても、そうは
ならない。(米領だった)フィリピンを占領した
って、米国人は戦争をしたがるとは思えないね。
しかし、彼らが過ちを犯せば、私は宣戦布告でき
るようになる』と言った。リチャードソンによれ
ば、ルーズベルトは戦争をしたがっていた。真珠
湾攻撃という過ちが起きなければ、米国民は戦争
をしたがらなかっただろう。
奇妙なのは、ジャップが米国人の『無関心』を
あてにしたことだ。米艦隊に触れなければ、ほか
にできることがあると考えなかった。米国がすぐ
に交渉したがると信じてしまった。リチャードソ
ンによると、ジャップは米国の独立戦争から勘違
いした。独立戦争で、英国は弱いから負けたので
はない。関心が薄く、全力を尽くさなかったから
負けた。日本は、米国民も同じように関心が薄い
から、太平洋を明け渡すだろうと思った。しかし、
真珠湾で米艦隊が大打撃を受け、一夜にして状
況は変わった。米国民の95%が戦争反対だった
のに、95%が戦争を支持するようになった」。
メルマガ執筆時にはまだ世に出ていなかった史
料ですが、本書執筆の最終段階で、その一部を引
用しました。
要は、真珠湾攻撃の約1年以上も前、さらに言
えば、山本五十六連合艦隊長官が、及川古志郎海
相に「開戦劈頭に敵主力艦隊を猛撃爆破し、米国
海軍及び米国民をして救うべからざる程度にその
志気を阻喪せしめる」と書簡を送った1941年
1月の約3カ月前に、ルーズベルト大統領はその
ような“過ち”を期待し、仕組んでいたことにな
ります。山本長官はまんまと罠にハマったのでし
た。
これは、日米交渉など最初から妥協する気が全
くなかったことを示す証拠でもあるでしょう。し
かも米国は、日本の暗号を解読し、日本の機密外
交電は筒抜けとなっており、日本側の考えとか行
動を手に取るようにわかっていたのです。
そして、当初の計画通り、「リメンバー・パー
ルハーバー」と米国人を煽り立て、日米開戦に踏
み切ると同時に、チャーチルとの約束どおり、欧
州戦線にも参戦します。その延長の果てに、トル
ーマン大統領は真珠湾攻撃の復讐とばかり広島と
長崎に原爆を落とし、東京裁判では。日本の行為
を「有罪」として裁きます。
これが、戦後の日本人が習い、「日本が悪い」
と信じ込まされてきた大東亜戦争の歴史の紛れも
ない真相です。チャーチルが語ったといわれる「
歴史は勝者によって作られる」は、逆な見方をす
れば、“勝者によって作られた歴史は必ずしも史
実ではない”といえる典型と私は考えます。
▼「この国民にしてこの政府あり」
本文にもイギリスの歴史家カーライルの「この
国民にしてこの政府あり」を引用していますが、
先般の自民党総裁選挙で第100代目の総理大臣
が決まりました。まもなく衆議院選挙も実施され
ます。
日本は、1885(明治18)年に内閣制度が
制定され、伊藤博文が初代の内閣総理大臣になっ
て以来、2021年までの136年の間に、10
0人の総理大臣が誕生しました。平均在任期間は
1.36年です。
アメリカの大統領は4年で再選あり、韓国は5
年で再選なし、中国の国家主席は、選挙を得ずし
て(つまり、国民の意思に関係なく)共産党から
選ばれ、通常は2期10年ですが、その任期制限
も撤廃されようとしています。
ロシアも最近、選挙を実施しましたが、野党候
補がまともに立候補できないなかでプーチン与党
が多数を占め、プーチンの続投が決まったようで
す。北朝鮮に至っては、未だ世襲を維持し、建国
して76年あまりの間に主席はわずかに3人目で
す。
ドイツにおいても、今回引退するメルケル首相
は16年も首相の座にありました。
立憲君主制と言いながらも実際の政治を行なう
のは政府(内閣)なので、戦前も戦後も内閣の寿
命が短いという点で、日本は他国に比して極めて
異質です。
それにしても、官僚組織にあっては、1つの職
務を1年ほどで交代するという場合もありますが、
民間会社の社長が1年少しで交代などというの
は、不祥事以外に考えられないでしょう。そのよ
うな短期間では中長期的な経営計画を全うできな
いのは明白だからです。国の政策も同じと考えま
す。だから「失われた30年」と揶揄されるよう
な状態に陥ってもだれもその責任を追及されない
のです。
東京裁判で「共同謀議」と裁断されましたが、
戦前は、60年の間に42人の総理を輩出しまし
たので、平均在任は1・4年でした。憲法からく
る制度上の欠陥もあり、ルーズベルトやチャーチ
ルのように、大統領や首相のような立場にある者
がリーダーシップを発揮できる状況になく、結果
として軍人の暴走を止めることができず、ついに
は戦争に突入、敗戦しました。
戦後は、76年の間に58人、平均在任は1・
3年で、戦前より短くなっています。最長記録を
作った安倍晋三元首相のような長期政権は異例中
の異例で、菅義偉総理になってまた短命政権に戻
りました。総裁選においては、候補者が異口同音
に憲法改正などを唱えておりましたが、短期間で
実現するとはとても考えられません。
短命政権に問題があることを歴史から何も学ん
でおりません。いや、このような“歴史の繰り返
し”にだれも疑問を持たず、異常とも思わないの
です。理由は簡単でしょう。歴史を学ばないから
です。
何を言いたいかといいますと、これはほんの一
例にしか過ぎないのですが、日本には「この制度
がおかしい」とだれかが勇気をもって声に出し、
知恵を出す、そのような「風土」がないことが問
題なのだと思います。政治家も学者も官僚も・・
・だから、声高に、時に間違った持論を述べるマ
スコミ人のみが目立つのです。
その根本が、主権者たる国民の「精神」にある
ことは明白でしょう。マスコミに煽動された国民
の精神は「世論」となって為政者たちの判断を狂
わす構図は戦前も戦後も変わりません。まさに「
この国民にしてこの政府あり」なのです。そろそ
ろそこに気がつかなければならないと私は思いま
す。
▼歴史を取り戻そう!
私は、健全な国民精神を涵養する最適な手段は、
歴史を学ぶこと、つまり「歴史を取り戻す」こ
とだと考えています。実はこれは意外にやっかい
なのです。
メルマガでも紹介しましたが、本書の「おわり
に」に、「歴史観はどのように身に着けるか」に
触れました。偶然にインターネットから見つけた
ものですが、「日本の歴史をまともに教えられる
人が限られているので、歴史の本を読むしかない、
とにかく量を読みこなすうちに、自分の呼吸に
見事に重なる歴史に出会う」とあり、私の歴史探
求と全く同じ手法が書かれていました。
私の場合は約20年かかりました。個人的には
楽しい歴史探訪ではありましたが、それにしても、
この方法で「歴史」を探求するのでは時間ばか
りかかって大変だろう。それならば、まず入門書
のようなものを書こうと思い、メルマガをはじめ、
その後、国防に絞って書籍化を目指しました。
私は霊感のようなものは全くありませんが、本
書を執筆中に幾度も不思議な体験をしました。あ
る時は、夜中にふと目が覚め、パソコンに向かい、
一挙に文章を書きあげる、つまり「文章が降り
てくる」ということもありました。自分の意思や
考えとは別物の、目に見えないパワーが働いてい
ると感じたり、だれかが背中を押していると感じ
たりもしました。そして、ゲラを読みながら“自
分で書いた文章であることを忘れるような錯覚”
に陥ることもありました。本当に不思議な感覚で
す。
私たちは、約500年にわたる激動の国防史に
おいて、西欧列国の植民地化を回避するために、
後世からみれば失敗もあったかも知れませんが、
その時代時代のリーダーたちがありったけの知恵
をしぼり、その上、名もなき多数の先人たちが国
防のために身を捧げられ、その事実さえも歴史の
彼方に消えてしまったことをもっとよく知る必要
があります。
それら多数の先人たちに敬意を表し、感謝する
気持ちになることが、「歴史を取り戻す」ことで
あり、先人たちの犠牲を無駄にしないで、歴史か
ら多くの「知恵」を学び、未来に活かすことがせ
めてもの恩返しであると、本書を完成させた今、
私はよけいに確信するようになりました。
本書が、国防史の「入門書」として、そしてま
た、1人でも多くの皆様に歴史に関心を持ち、「
歴史を取り戻す」きっかけになれば、望外の喜び
です。皆様、もっと歴史を学び、歴史を味わって
下さい。よろしくお願い致します。
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宗像久男(むなかた ひさお)
1951年、福島県生まれ。1974年、防衛大学校卒業後、
陸上自衛隊入隊。1978年、米国コロラド大学航空宇
宙工学修士課程卒。陸上自衛隊の第8高射特科群長、
北部方面総監部幕僚副長、第1高射特科団長、陸上
幕僚監部防衛部長、第6師団長、陸上幕僚副長、東
北方面総監等を経て2009年、陸上自衛隊を退職(陸
将)。日本製鋼所顧問を経て、現在、至誠館大学非
常勤講師、パソナグループ緊急雇用創出総本部顧問、
セーフティネット新規事業開発顧問、ヨコレイ非常
勤監査役、公益社団法人自衛隊家族会理事、退職自
衛官の再就職を応援する会世話人。
歴史を取り戻す日本人に必要なものを惜しみなく提
供してくれる本著を、この機会にお求めください。
以下URLから、お求めいただけます。
『世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史』
宗像久男著(元陸将)
四六判380ページ
発行日:2021.10
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エンリケ
追伸
歴史の縦軸と横軸を意識して紡がれたわが国防史。
画期的で面白い知的啓発に富む読み物です。
あなたもこの本で、歴史を取り戻しませんか?
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宗像久男著(元陸将)
四六判380ページ
発行日:2021.10
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追伸2
歴史はアート、という言葉を通して
クラウゼヴィッツのことを思い出しました。
クラウゼヴィッツは、戦争術を「アート」と評しま
した。ということは、優れた軍人にアーティストの
資質は不可欠なのでしょう。
宗像さんがかくも素晴らしい歴史本を紡ぎだせた背
景にはそういう面もあるのかもしれません。
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PS
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