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「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
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戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…
国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。
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こんばんは、エンリケです。
「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは記念の第400号です。
週一配信で年間約50回。
400回となると単純計算で約8年です。
かくも長きにわたって
お忙しい中寄稿いただいている渡邉さんに
改めて深く感謝申し上げます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
では今日の記事、
「レゾリュート・ドラゴン22」の5回目を
早速ご覧ください。
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (400)』
レゾリュート・ドラゴン22(5)
渡邉陽子(ライター)
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こんばんは。渡邉陽子です。
名寄に取材に行く際に泊まる宿からいちばん近いコンビニが、なん
と積雪の重みで天井が崩れ落ちて建物が半壊してしまったそうです。
幸いけが人はいなかったそうですが、雪に慣れている雪国でもこ
ういうことが起こるのですね。来週はその名寄に久しぶりに行って
きます。先月は千歳~白老~苫小牧・札幌経由で上富良野というル
ートで移動したのですが、雪がすごくてフライトも電車もバスもな
にもかも遅延(または運休)で大変でした。今回は順調にいってほ
しいです!
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■レゾリュート・ドラゴン22(5)
米海兵隊と自衛隊ではさまざまな違いがありましたが、なかでも驚
かされたのが、射撃陣地までの進入方法でした。
自衛隊は射撃する場所まで普通に歩いて進み、そこから準備を始め
ます。射撃をすることが目的なので、いたって当たり前の光景です。
ところが米海兵隊は、射撃の場所に到達する前からすでに状況中な
のです。
そのため、ついさっきまでごろごろしていた隊員が、緊張感をもっ
て周囲を警戒しながら匍匐前進しています。射撃地点まで時間をか
けて、進路にぬかるみがあろうと這って進んでいくのです。実戦を
知っている部隊であることを、改めて突きつけられた思いでした。
自衛隊の幹部も「林の中から這ってやってくる、あの意識の高さが
すごい。ともすると射撃のために射撃をしているわれわれとは違う」
と感嘆していました。
ちょっと余談になりますが、昨年末にラジオに出演した際、収録前
の打ち合わせで先方がこの一件をチェックしてくれていたのですが、
「海兵隊は匍匐前進で来るんですって?」と、やや「ウケる話」の
ような受け止め方をしていました。私が「意識の違いを取材陣も
自衛官も目の当たりにして、実戦を経験している海兵隊ならではの
動きだと感じました」と真顔で返したので、「笑い話としてとらえ
ることではないのか」と気づいてくれたようでした。
6日には米国がウクライナに供与している対戦車ミサイル、ジャベ
リンの射撃も行われ、第2師団長冨樫勇一陸将も視察に訪れました。
しっかり目標をとらえた時は米海兵隊から歓声が上がりましたが、
自衛隊側が「うちの01ATMもこんな感じだし」と、意外に冷め
た反応だったのは面白かったです。01ATMもジャベリン同様、
隊員が手持ちで攻撃できる個人携行型対戦車ミサイルです。
午後には第一線救護訓練として、傷病者をCV-22により輸送す
るという訓練が行なわれました。オスプレイが登場するので再び大
手メディアが一斉に姿を見せます。
傷病者役の隊員たちは迫真の演技で救護を待ちます。強烈なダウン
ウォッシュの中、担架に乗せた傷病者を機内へと運び、無事上富良
野地区へと離陸しました。
実はこのとき、傷病者を運ぶための米空軍のCV-22だけでなく、
沖縄の負担軽減のため訓練移転を目的とした米海兵隊のMV-22
も同時に飛来したため、2種類のオスプレイが並ぶというレアな
シーンを見ることができました。
8日、上富良野演習場では翌日以降の防御戦闘に備えた予行訓練が
行なわれました。
米海兵隊の敵役は3即機連の第3中隊。明日に備えてすでにいずれ
もバトラ(交戦訓練用装置)を装着していますが、実際に使うのは
明日からということで、状況を判断する審判が各地に配置されまし
た。実際にバトラが機能すると、「誰が(何が)どこで、どの程度
の損傷を受けたか」が瞬時に指揮所に伝わります。
談笑していたり荷物を整理していたり、のんびり過ごしていた米海
兵隊の兵士たちは、隊列を組むわけでもなくいつの間にか前進を始
めています。整列してから整然と前進する自衛隊しか見たことがな
かったので、「そんなにだらっとしていていいのか」と勝手に心配
してしまいます。
ところが砂利道からそれて草むらに入ると、雨に濡れた地面も肌に
まとわりつく草も一切気にすることなく、自身の陣地を構築し始め
ました。つくづくリアルな戦闘を知っている部隊の「実力」を見せ
つけられます。
敵役の3中隊がうまい具合に立ち回り、警戒する米海兵隊を囲もう
としました。そこからの米海兵隊の行動を、3即機連最先任上級曹
長の北川雄3准尉が「うまいですね」と解説してくれました。
「米海兵隊はまんまと回り込まれたのですが、それに気がついてか
らすぐさま一人ひとりに『お前あっち行け』『お前はあっち』と指
示が出ました。隊員たちも仲間を確認したり敵も確認したりと冷静
に動けていて、そのチームワークとスピード感がすごくよかったで
すね。3即機連の対抗部隊の動きもよかったです」
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
2022年
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「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」
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三井・三菱財閥をわずか一代で超えた男の経営學
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