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「青天を衝け」渋沢栄一は何をしたのか?
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戦争、選挙、金融…
世界中のあらゆる事件をネタに…
常に裏で利益をむさぼるある集団がいた…
国際情勢のあらゆる事象の背後には、
常に彼らの存在が見え隠れすると
国際関係学者の藤井厳喜先生は言います。
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こんばんは、エンリケです。
「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第399号です。
「レゾリュート・ドラゴン22」の4回目です。
こういう形で、現場の交流風景を具体的に見ると、
わが安保や同盟関係を真の意味で支えているのは
「優れた現場」であると改めて感じますね。
早速ご覧ください。
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (399)』
レゾリュート・ドラゴン22(4)
渡邉陽子(ライター)
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こんばんは。渡邉陽子です。
先日、東部方面音楽まつりに行ってきました。毎年秋に日本武道館
で開催されている陸海空自衛隊による音楽まつりの、方面隊バージ
ョンです。音楽隊の「演奏を聴かせる」に特化した定期演奏会と異
なり、自衛太鼓あり、地元の学校とのコラボあり、選曲もJ-POPあ
りアニソンありと、まさにおまつりでした。同行した友人は音楽ま
つり初体験で、自衛太鼓に感激していました。武道館での音楽まつ
りでも自衛太鼓は大人気ですよね。音楽隊と違って太鼓はあくまで
「部活」であることを教えたら、ますます感激していました。
自衛隊のファンをひとり増やしましたよ。
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■レゾリュート・ドラゴン22(4)
一方、米海兵隊は圧倒的な弾数の多さで自衛隊を圧倒しました。
とにかく撃つ、撃ちまくります。足元一面に散らばる薬莢を踏みつ
けて、また撃ちます。
隣にいた自衛官は「俺の1年分は撃ってる」と苦笑していました。
薬莢の数が1つ合わないだけで訓練中でも状況を中断し総出で捜索
する自衛隊にとって(私もその現場に居合わせたことがあります)
信じられない光景であり、同時に、薬莢を気にせず射撃できること
へのうらやましさもあったことでしょう。
弾に限らずさまざまな物量の多さは自衛隊を驚かせました。到底消
費しきれないほどの大量のミネラルウォーターを見ただけで、国力、
兵力がわかるという事実は、取材陣はもちろん、自衛隊の隊員たち
にとっても衝撃だったのではないでしょうか。
また、訓練とは直接関係ありませんが、米海兵隊の噛みタバコ利用
者の多さには驚きました。最初、上官と会話しながら「ぺっ」と地
面に唾を吐いている兵士を初めて見たときは驚愕して思わず二度見
したのですが、これが当たり前の光景でした。自衛官も喫煙率は高
い方だと思いますが紙タバコか電子タバコなので、これは文化の違
いというべきでしょうか。噛みタバコについては、日本人のDNA
というか倫理観として今後も相容れない気がしました。
3即機連隊長である山崎潤1佐に共同訓練の感触を聞くと「即機連
と海兵隊、いずれも『現場に真っ先に入らなければならない部隊』
という共通点があるので親和性が高く、訓練がやりやすい」と現場
の指揮官ならではの感想を聞かせてくれました。
10月5日、6日は然別演習場を取材しました。
3即機連が装備する16式機動戦闘車、通称MCVもその射撃を見る
のも初めてな海兵隊員たちは、直前まで行なっていた射撃訓練の疲
労をつゆとも見せず、射撃の決定的瞬間を撮ろうと前のめりにスマ
ホを構えています。
「足元を見なければ戦車なのに装輪ですごい機動力」、そんな装備
を持たない海兵隊員にとって、MCVは興味津々以外の何物でもあ
りません。
MCVが装輪車ならではのスピード感をもって前進した後射撃、見
事に的中させると、固唾を呑んで見守っていた海兵隊員たちは自衛
官が驚くほどの歓声をあげました。彼らは自他ともに「見事な射撃・
見事な命中」に対して素直に喜び、その技量への敬意を歓声にしま
す。
RD22に限らず、米国のヤキマで自衛隊の戦車が難易度の高い射撃
を命中させると、当の乗員たちではなく見学している米兵が喝采す
るそうです。
MCV射撃後は「近く行っていい?」「乗っていい?」と撮影会が
始まりました。見知らぬ装備品に好奇心丸出しで楽しげな姿は、M
CV中隊の隊員たちをさぞ喜ばせたことでしょう。齋藤進之佑MC
V中隊長は「これだけ喜んでくれるとこちらまでうれしくなります
ね」と笑顔を見せていました。
MCV見学前、米海兵隊はAT4(携行対戦車弾)や12.7ミリ
などの射撃を実施しています。その様子は間近で撮影することを許
されましたが、射撃の衝撃や塵等から目を守るためのアイウェアと
耳栓の装着が必須とされました。そのチェックも厳しいのです。自
衛隊単独の取材時も耳栓はよく言われるので常備しているのですが、
アイウェアは初めてで手持ちがなく、3即機連の広報班が貸してく
れたおかげで撮影することができました。移動前の休憩時間などの
海兵隊員は、寝転がってスマホをいじくっているなど気ままな感じ
なのですが、状況が始まったときの「リアル」はとてつもないもの
があります。
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
2022年
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「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」
を刊行。
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