配信日時 2022/11/11 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編】 ロシア予備役動員(4)──兵器の欠陥は予備役増援では解決できない   加藤喬(元米陸軍大尉)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応
予備自衛官でもあります。
お仕事の依頼など、問い合わせは以下よりお気軽に
どうぞ
 
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com
WEB http://wos.cool.coocan.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんばんは。エンリケです。

加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が
出ました。

今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。

『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修), 加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
https://amzn.to/3yvXWrj

武器オンチの日本人に
特におススメです。

<敵の過小評価は禁物>
との至言を忘れないようにしたいです。


さっそくどうぞ。


エンリケ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編
     Takashi Kato

ロシア予備役動員(4)──兵器の欠陥は予備役増
援では解決できない

加藤喬(元米陸軍大尉)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□米軍による「パキスタン核ひったくり作戦」?!
 
「世界で最も危険な国のひとつ、それがパキスタン
だ。国としてのまとまりがないのに核兵器を持って
いる」
 
 10月13日、民主党の会合で飛び出したバイデン大
統領の発言です。実際には覇権野望を隠さなくなっ
た中国やロシアの核恫喝など、現下の地政学的状況
を憂慮する文脈で述べたもので、必ずしもパキスタ
ンだけをやり玉に挙げたわけではありません。しか
し、同国政府は速やかに米大使を呼び出し抗議して
います。
 
 その結果、米国務省報道官が「アメリカはパキス
タン政府の核兵器管理能力を信頼している」と大統
領の言葉を否定するいつものパターンを辿りました。
ことによるとアメリカ政府は、老大統領の失言癖
を広報戦略として活用しているのかも知れません。
 
 というのも、1998年にパキスタンが核兵器開発を
始めて以来、米歴代大統領は同国の核がいつかイス
ラム過激派の手に渡るのではとの不安に駆られてき
たからです。
 
 2011年5月2日、テロ組織アルカイダの頭目
で米同時多発テロ事件を首謀したオサマ・ビン・ラ
ディンが、パキスタンに潜伏中のところを米軍に発
見・殺害されたことで、パキスタン当局とテロ組織
の内通を疑う米側の不信は一挙に深まりました。
 
 そして昨年、米軍の早急な撤退に乗じたタリバン
は破竹の勢いでアフガニスタン全土を制圧。米軍に
勝利したタリバンがパキスタン国内のイスラム聖戦
運動を扇動する恐れが現実味を増したのです。バイ
デン発言には、このような背景があるものと思われ
ます。
 
 少し古いニュースですが、インドの日刊英字新聞
『ザ・タイムズ・オブ・インディア』2011年8月6
日付電子版は米NBCテレビの報道として、「パキス
タンの内政混乱に乗じてテロ組織が核施設を襲撃し
たり、テロリストらが政府あるいは国軍を乗っ取っ
たりした場合、アメリカは同国の核兵器を『ひった
くる』危機管理計画がある」と報じています。
 
 秘密裏に構築された僻地のトンネルや全土の軍事
施設に分散配備され、多数の精鋭部隊が警護する1
00発強の核兵器をいかに発見・確保するのかには
触れていないものの、NBCのインタビューに臨んだ
ムシャラフ前パキスタン大統領はこの計画に対し
「全面戦争を誘発するものだ」と警告。著名なパキ
スタン人核物理学者フードバイ博士も「無謀だ」と
批判しています。同国の核事情を熟知する両名の発
言は「ひったくり計画」にそれなりの信ぴょう性を
与えています。
 
 仮にバイデン氏の発言がNBC報道の延長線上にあ
り、また単なる杞憂でないとすると、パキスタンの
核はロシアの核恫喝、中国の核戦力増強、そして北
朝鮮の核ミサイル開発とは異なる難問を突き付けて
きます。核の存在意義、すなわち「抑止力」が危う
くなるかも知れないからです。
 
 冷戦から今日まで、全面核戦争を防いできた核抑
止力は「相互確証破壊」(Mutual Assured
Destruction: MAD) によって裏打ちされています。
たとえ先制攻撃を受けても、残存する核兵器で報復
攻撃を行ない、相手国を壊滅させるという、文字通
り「狂気のメカニズム」です。
 
 MADが機能するには、核保有国首脳らが、たと
えば「自由の土地、勇者の国アメリカ」「母なる祖
国ロシア」「偉大なる中華民族の復興」など「命を
懸けて守るに値する現世の価値」を持っていること
が前提です。核戦争が必ず相撃ちに終わると知った
うえで、あえて「すべてを失う」愚かな賭けに出る
指導者はいないでしょう。
 
 ところが「国家」というものを持たず、同胞の女
子供を自爆犯に仕立てるテロリストが相手となると
そうは行きません。殉教を至福と心得る宗教テロリ
ストには現世に失うものがないからです。
 
 家族や友人知人、地域社会、国、歴史、伝統とい
った「この世の尊い存在」より「来世での見返り」
を重んじる手合いには、当然ながら「喪失の恐怖」
も「失う嘆き」もありません。何らの呵責(かしゃ
く)も躊躇(ためら)いもなく、彼らの「正義」の
ために、手にした核を使うことでしょう。
 
 核兵器が宗教テロリストの手に渡れば「核の敷居」
が劇的に低くなる訳です。一度でも使われると、
核報復は正当化され、際限ない連鎖反応が起こり得
ます。行きつく果ては「世界の終わり」かも知れま
せん。
 
 一見すると矛盾ですが、核とはMADに担保された
「使えない兵器」であるところに唯一の存在意義が
あります。したがって、核抑止力を無効にする「テ
ロリストの核」はいかなる手段を用いても阻止しな
ければなりません。
 
 未だテクノロジー幼年期を脱していない我々にと
っては、皮肉なことに、MADという「狂気のからく
り」を維持することが生存の道。とすれば、米軍に
よる「パキスタン核ひったくり作戦」もあり得ない
ことではありません。
 
 
▼ロシア予備役動員(4)兵器の欠陥は予備役増援
では解決できない

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。
刀を抜かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内
の勝ち」の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒
的な破壊力のことです。「平和を望むがゆえに兵器
を手放せない」。人類が陥って久しいこのジレンマ
の裏面が「抑止力」なのです。
「加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞ
れの武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を
考えていくことにします。

ウクライナ戦争を機に露中が接近し、世界は民主主
義圏と権威主義圏に二分された感があります。この
新たな力関係を背景に、台湾侵攻の可能性が取沙汰
されています。

最悪の事態を想定し備えるのが平和の基本ですから、
防衛努力は粛々と進める必要があります。同時に、
勢いを増す「好戦的世相」に飲み込まれない冷静
な状況判断も求められます。

「ロシア予備役動員」の最終回は、「兵器の欠陥は
予備役増援では解決できない」です。

 米軍の新型小銃だったM16は、ベトナムの戦場で
当初頻繁に作動不良を起こし将兵の不信を買いまし
た。士気の低下を懸念した議会による調査が行なわ
れた結果、不適合な火薬による目詰まりと各兵士の
清掃不足が原因と分かりました。

ちなみに私が新兵訓練を受けた1980年代までには信
頼性が確立され、現在も四軍の制式小銃の座にある
ことを付け加えておきます。

 類似の問題はロシア製兵器にも散見されます。た
とえば、湾岸戦争でイラク軍が使用した旧ソ連製
T72戦車はM1米主力戦車に攻守両面で歯が立たちま
せんでした。T72の125ミリ主砲弾が命中してもM1の
複合装甲を貫通することができず、逆に、M1の放つ
劣化ウラン弾はT72の装甲を易々と貫き、砲塔下部
に搭載された弾薬を誘爆させたのです。砲塔が吹き
飛ぶ様子を米兵らは「びっくり箱」と呼んで揶揄し
たものです。

 この戦訓から、ロシアは防御力、攻撃力、機動性
を大幅に改善したT80やT90を開発・配備し、ウクラ
イナ戦争にも投入しています。しかし、欧米が供与
したジャベリンなどの対戦車ミサイルは、装甲が最
も脆弱な砲塔上部を狙い撃ちするタイプでした。応
急処置として砲塔を覆う金属製ケージを取り付けて
みたものの効果がなく、露軍戦車は再び「びっくり
箱」との不名誉なニックネームを与えられています。

 ロシア製兵器の欠陥を最も象徴的に示したのが黒
海艦隊旗艦「モスクワ」の撃沈。本年4月14日、
ウクライナ軍が放った2発のネプチューン対艦巡航
ミサイルが命中して航行不能に陥り、最寄りの港に
曳航途中、転覆沈没しました。

 モスクワは長距離対空ミサイルS300、短距離防空
ミサイル9K33、対空対地両用の130ミリ連装速射砲
AK-130、そして最終防衛を担う30ミリ機関砲AK-63
0を装備していました。つまり、4層からなる対空シ
ステムがたった2発の、しかも比較的低速で飛ぶ巡
航ミサイルを迎撃できなかった訳です。

こういった事例がロシア製の兵器に構造的な欠陥が
あるとされる所以で、同ビデオは「兵器自体の脆弱
性と機能不全は、単に兵員を増強することでは解決
にならない」と結論しています。

 欠陥兵器の問題は予備役動員では解消できないと
の指摘には賛成です。しかしもう一歩踏み込んで問
うなら「ウクライナで暴かれたロシア製兵器の弱点
は、欧米兵器にも潜在する」のではないか。

仮に実戦で欧米の最新鋭戦車がトップアタック式ミ
サイルの直撃を受けた場合、「びっくり箱」にはな
らないにせよ行動不能に陥る可能性は否定できませ
ん。同様に、欧米海軍の艦艇が対艦ミサイルの飽和
攻撃や極超音速ミサイルの脅威にさらされた時、防
空システムが設計通り機能するかは未知数です。戦
車や艦艇など極めて高価な正面装備に対する実弾試
験は、仮に行なわれていたとしても、実戦の不透明
さ、意外性、熾烈さを再現できるものではないから
です。

 敵の過小評価は禁物だと私は思います。


教材ビデオ:
 4 reasons Putin's mobilization order wont mak
e much difference ! - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=8VWafXgZ5W4

(本エピソード5:47から始まります)
 
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Frontline(フロントライン)最前線
Flagship(フラッグシップ)旗艦
Incoming(インカミング)飛来する 

シナリオ(カウンターを6:47に合わせてくださ
い)

The frontline flagship (Moskva) had a triple-layered 
air defense system but was unable to stop 
two incoming Neptune anti-ship missiles.

(最前線で活躍する旗艦モスクワには三重の防空シ
ステムがあった。しかし、飛来する2発のネプチュ
ーン対艦ミサイルを阻止することができなかった)

(今回のエピソードは最後まで続きます)

英語一言アドバイス:
 flagshipは文字通り「旗艦」です。艦隊司令官と
幕僚が乗り組んで命令を発する軍艦を指します。
指揮官旗が掲げられることがその名の由縁です。

発音サイト:
flagshipの発音 How to pronounce flagship | HowToPronounce.com
https://www.howtopronounce.com/flagship

参考サイト: 
ネプチューン対艦巡航ミサイル 
ネプチューン (巡航ミサイル) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3_(%E5%B7%A1%E8%88%AA%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)

 露海軍黒海艦隊旗艦モスクワ 
モスクワ (ミサイル巡洋艦) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%B7%A1%E6%B4%8B%E8%89%A6)


加藤 喬(かとう・たかし)

元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に
渡米。アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ
。88年空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の
嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校日本語学部
准教授(2014年7月退官)。著訳書に第3回開
高健賞奨励賞受賞作の『LT—ある“日本製”米軍
将校の青春』(TBSブリタニカ)、『名誉除隊』
『加藤大尉の英語ブートキャンプ』『レックス 戦
場をかける犬』『チューズデーに逢うまで』『アメ
リカンポリス400の真実!』『ガントリビア99
の謎』『M16ライフル』『AK-47ライフル』
『MP5サブマシンガン』『ミニミ軽機関銃』『M
P38&MP40サブマシンガン』(いずれも並木
書房)がある。







(かとう・たかし)



●著者略歴
 
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT―あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK―47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
 
 
追記

『MP38/40サブマシンガン』
https://amzn.to/3yvXWrj
※最新刊!

『ミニミ軽機関銃』
https://amzn.to/3gGpNcq
※大好評発売中

「MP5サブマシンガン」
http://okigunnji.com/url/14/
※大人気継続中

『AK-47ライフル』
http://amzn.to/2FVniAr
※根強い人気

『M16ライフル』発売中♪
http://amzn.to/2yrzEfW

『ガントリビア99』発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633456/
 
『アメリカンポリス400の真実!』発売中
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633405
 
『チューズデーに逢うまで』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063326X
 
『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
 
『レックス 戦場をかける犬』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X 
 
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320

オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
 
 
 
きょうの記事への感想はこちらから
 ⇒ https://okigunnji.com/url/7/
 
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
 
---------------------------------------
 
日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
 
 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
 
 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac" 
と表現します。
 
 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
 
加藤 喬
----------------------------------------
 
 
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス(携帯サイトを含む)で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。


最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、
心から感謝しています。ありがとうございました。

-----------------------------------------
メールマガジン「軍事情報」
発行:おきらく軍事研究会
(代表・エンリケ航海王子)

■メルマガバックナンバーはこちら
http://okigunnji.com/url/105/

メインサイト:
https://okigunnji.com/

問い合わせはこちら:
https://okigunnji.com/url/7/

メールアドレス:
okirakumagmag■■gmail.com(■■を@に置
き換えてください)
------------------------------------------
 

配信停止はコチラから
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
 
----------------------------------
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。
その他すべての文章・記事の著作権はメー
ルマガジン「軍事情報」発行人に帰属し
ます。

Copyright (C) 2000-2022 GUNJIJOHO All rights reserved.