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上田篤盛さんの最新作
『武器になる状況判断力』
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※10/11(火)まで受付予定。
規定数に達すれば予告なく受付を終了します。
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こんばんは、エンリケです。
本著には、他では得られないオリジナルな価値が3
つあります。
第一の価値は「第4章 状況判断力を高めるマネジ
メント」です。
<個人が「状況判断でなぜ逡巡するのか。なぜ決断
ができないか」は、「判断すべきことや決断すべき
こと」を理解できていないからだ。すなわち、「何
が重要であるか、何が緊急であるか」がわかってい
ないのである>(P110)
ということばで表現される「目的と目標の死活的重
要性」は、軍や国家のみならず個人でも同じです。
この章のテーマは「目的と目標」ですが、
これ以上ないほど明快な解説があふれています。
意思決定や情報分析、情報収集は何のためにやるの
か?
インテリジェンスを何のために生成するのか?
を確立させることが何より大事ということです。
この章で、旧軍のはなしや企業組織やリーダーの意
思決定の在りよう、戦史を具体的に考察しているの
は、一般人も国家指導者も軍人も情報官も、「目的
と目標」の取り違えや見誤りが最大の失敗要因であ
り、区々たる知識や実践の積み重ねよりも、大根幹
となる「目的と目標」の把握が何より大事、という
ことを骨髄に沁みとおるまでわがものにしておかね
ばならない、と伝えたいからでしょう。
二つ目の価値はコラムです。
先日お届けしたもくじでも紹介しましたが、
この本にはつぎのとおり10個のコラムが章と章の
間に挟まれています。
コラム(1)スターリンを動かしたゾルゲの情勢判断 16
コラム(2)徳川家康による相対的戦闘力の算定 39
コラム(3)計画に適合するよう状況を作れ──パッ
トン将軍 52
コラム(4)ロスチャイルドが示した「情報は力な」97
コラム(5)織田信長の状況判断と行動の一体化 102
コラム(6)豊臣秀吉の天下統一は正しい目的と目標
の設定にあった 113
コラム(7)ミッドウェー作戦の〝失敗の本質〟118
コラム(8)陸軍省戦争経済研究班(秋丸機関)の
バイアスと忖度 156
コラム(9)堀少佐は妥当性の尺度で米軍の行動を
正しく予測した 163
コラム(10)総力戦研究所の対抗シミュレーショ
ンは日本の敗戦を予測した 170
いかがでしょう?軍事やインテリジェンスファンの
あなたならぞくぞくするような台が並んでいるので
はないですか?
1コラムは数ページの長さですが、ツボを押さえた
簡潔さだけでなくく、これまで見落としていた重要
な歴史情報をさらっと伝えてくれたりもしています
。
私はこの本で初めて知り、あらためてあの人の偉大
さを新たに覚えたことがあります。ぜひ探してみて
ください。
第三の価値は「コツ」です。
もしかしたらこれが一番大きな価値かもしれません
。
この種の意思決定システム解説書は、
過去に何度もいろいろな方が出されています。
あなたもそう思っているかもしれません。
なぜそれらの書を自らの人生、仕事、組織にうまく
活かせられなかったのか?
理由は簡単です。
「上手に現実に活かすコツ」
がわからなかったからです。
しかしご安心ください。この本には米軍式意思決定
法を国家戦略意思決定やビジネス、個人の人生にう
まく生かすコツ、勘所を軍事、戦史、ビジネス、国
家戦略に関する各種話題を縦横に駆使して伝えてく
れます。
意思決定法の解説の章(第2章)以外はすべて、
わかりやすくて軍事ファン、インテリジェンスファ
ンにはよだれが出るような内容の注釈で満載です。
むかしある方からこんな教えをいただきました。
<抽象的な軍事ドクトリンを腑に落ちるまで理解するには、
具体的な戦例等とセットでないと、行間を読むことはでき
なかろうと思います。 行間を具体例で解説し、血を通わ
せる必要があります。>
本著はまさにこのことばを応用した具現化と言えます。
それともう一つ気づいたことがあります。
米軍式意思決定法の核心を深く理解するための注釈
を読む中で見えてくるのは、このシステムの核心を
活用することでわが人生、我が家、わが社、我が国
の明るい未来につながる「人間、組織、国家再生の
ロードマップ」だということです。
おまけとして最後に置かれている「実践編」も貴重
です。
ウクライナ侵攻にともなう「わがサハリンプロジェ
クト」の動向をンテリジェンス的に分析した内容で
す。
インテリジェンス訓練問題の模範解答として稀少な
存在と言えます。この種の問題をたくさんまとめて
「インテリジェンス特選問題集」のようなものがで
きればいいですね。
上田さんのご経歴です。
上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。株式会社ラック「ナショ
ナルセキュリティ研究所」シニアコンサルタント。
元防衛省情報分析官。
防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自
衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程
に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にか
けて在バングラデシュ日本国大使館において警備官
として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。
帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総
合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官およ
び陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年
退官。現在、軍事アナリストとして活躍。
著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社)、
『戦略的インテリジェンス入門』『中国が仕掛ける
インテリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科
書』『情報戦と女性スパイ』』『情報分析官が見た
陸軍中野学校』『インテリジェンス用語事典(共
著)』(いずれも並木書房)、『未来予測入門』
(講談社)、『超一流諜報員の頭の回転が速くなる
ダークスキル』(ワニブックス)など多数。
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著者サイン本はこちらです。
『武器になる状況判断力─米軍式意思決定法とOO
DA(ウーダ)を併用する』
上田篤盛著(元防衛省情報分析官)
四六判224ページ 1760円
発行日 :2022.10
発行:並木書房
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エンリケ
追伸
個人的なファンである帝国陸軍の飯村譲中将に触
れられたところがありました。何か少しうれしかっ
たです。
『武器になる状況判断力─米軍式意思決定法とOO
DA(ウーダ)を併用する』
上田篤盛著(元防衛省情報分析官)
四六判224ページ 1760円
発行日 :2022.10
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