配信日時 2022/10/08 08:01

【状況判断力@著者サイン本】OODAを活用して状況判断力を養う


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上田篤盛さんの最新作
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こんばんは、エンリケです。

『武器になる状況判断力』は、状況判断力(=意思
決定力)を養う術を米軍式意思決定手法を通して
身につけようとする試みです。

わが国の民間部門でもインテリジェンスのプロが
日常的に使っている効果が証明されている手法を
使うことで、正鵠を射た情報分析、状況判断意思
決定ができるようになるわけです。

マーケやコピーライティング同様、
もっとも貴重な資産「わが時間」を費やすに値する
生涯使えるスキルといえます。

この本で取り上げられている「米軍式意思決定法」
は、幕僚参加型の論理的思考法です。

共通の目的や目標に向かって組織が協調して進む、
先入観による判断ミスを低減する、など多くの利点
があるとされています。

留意すべき点として上田さんは本文中で、

<OODA(ウーダ)は、1980年代末に米海兵隊
がドクトリンとして採用し、その後、米陸海空軍も
採り入れて米国のビジネス界にも広く浸透している。

 米軍は「米軍式意思決定法」を捨てて「OODA」
を採用したわけではない。環境の変化や時代の経過
にともなって、「米軍式意思決定法」だけでは対応
できない領域が増え、それを補完するために「OO
DA」を採用したのである。「米軍式意思決定法」
の利点を認識したうえで、現場対応型の「OODA」
を活用することが重要なのである。〈本文より)>

と注意を促しています。


それでは「はじめに}をご紹介します。

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 ビジネス界を中心に「状況判断力」の強化を求め
る声が高まっている。民間アンケート調査でも、状
況判断力は「仕事で必要なスキル」の上位を占めて
いる。

  状況判断とは、「周囲の状況を判断して、最良
の行動方針を選定する」ことで、「意思決定」とほ
ぼ同義である。

  インターネットを検索すれば、状況判断力(あ
るいは判断力)を高める手段がいくつも紹介されて
いる。「やるべき事項の把握」「明確な目標の設定」
「人の意見をよく聞く」「決断や失敗を恐れない」
「客観的な視点を持つ」「固定観念を持たない」……。
これらに異論はないが、「判断力」を「分析力」
「決断力」に置き換えても通用しそうなことばかり
で、これだけでは具体的に何をしたらいいのかわか
らない。

  現代社会は、先行きが不透明で将来予測が困難な
「VUCA時代」と呼ばれている。
  そんな変化の激しい環境で迅速に意思決定する
ツールとして「OODAループ」が注目されている。

  OODAは、一九八〇年代末に米海兵隊がドク
トリンとして採用し、その後、米陸海空軍も採り入
れて米国のビジネス界にも広く浸透している。

〝新しいもの好き〟の日本人も、「OODAは
従来の意思決定法に取って代わる」として飛びつく
傾向にある。

  米軍がOODAを採用する以前は「Estimate of 
the Situation」(論理的意思決定法、以下「米軍
式意思決定法」と記述)を採用していた。自衛隊も
この「米軍式意思決定法」を採り入れている(自衛
隊は「状況判断」と訳出)。

  ここで誤解しないでほしい。米軍は「米軍式意
思決定法」を捨てて「OODA」を採用したわけで
はない。環境の変化や時代の経過にともなって、
「米軍式意思決定法」だけでは対応できない領域が
増え、それを補完するために「OODA」を採用した
のである。

  従来の「米軍式意思決定法」は作戦開始前の全
般作戦計画などを作成する場合に用い、「OODA」
は作戦開始後の現場での作戦や戦闘での状況判断
や行動ツールとして活用している。

  つまり「OODA」を使いこなすには、それ以
前に軍隊やビジネス界で使用されていた「米軍式意
思決定法」とあわせて理解しなければならないので
ある。
「米軍式意思決定法」は、幕僚(スタッフ)参加型
の論理的思考法(分析的思考法)である。組織が共
通の目的や目標に向かって協調して進む、先入観に
よる判断ミスを低減するなど多くの利点がある。そ
のため、ビジネス界では、企業の経営理念や戦略、
中長期プランの作成など、時間をかけて綿密に検討
する案件に有効である。

  この「米軍式意思決定法」の利点を認識したう
えで、現場対応型の「OODA」を活用することが
重要なのである。

  本書は、「米軍式意思決定法」と「OODA」
を使い分けながら最良の状況判断するために、まず
両ツールの具体的な内容を平易に解説する。

  次に、状況判断力を高めるため、「組織マネジ
メントのあり方」「インテリジェンスの活用」「高
速化するための留意事項」「思考力や直観力の養成」
など、より具体的な「問い」を設定して、両ツー
ルの活用法をマスターしていく。

  さらに「状況判断力」が実際にどう使われたか、
その「歴史的事例」をコラム形式で紹介する。こ
れにより状況判断のイメージがより具体的になるだ
ろう。

  読者の皆様が、本書を活用して「状況判断力」
を身に着けていただければと思う。

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著者はこの方です。

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。株式会社ラック「ナショ
ナルセキュリティ研究所」シニアコンサルタント。
元防衛省情報分析官。

防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自
衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程
に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にか
けて在バングラデシュ日本国大使館において警備官
として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。
帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総
合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官およ
び陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年
退官。現在、軍事アナリストとして活躍。
著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社)、
『戦略的インテリジェンス入門』『中国が仕掛ける
インテリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科
書』『情報戦と女性スパイ』』『情報分析官が見た
陸軍中野学校』『インテリジェンス用語事典(共
著)』(いずれも並木書房)、『未来予測入門』
(講談社)、『超一流諜報員の頭の回転が速くなる
ダークスキル』(ワニブックス)など多数。




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エンリケ


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