配信日時 2022/10/07 12:00

【状況判断力@著者サイン本】問い合わせをいただきました

こんにちは。エンリケです。

きのう、上田篤盛さんの新刊サイン本受付募集の案
内をしましたが、次のような問い合わせをいただきまし
た。


<こんにちは。いつもバラエティに富む面白いメル
マガをありがとうございます。

さて、上田さんが新刊を出されるとのこと、うれし
いです!
上田さんの連載が好きだったので、もしかしたら、、、
とワクワクしてたところ、きのうのメールが届きま
した。びっくりしてます☆

エンリケさんのメールを見て、
そんな上田さんが書かれた本に、とても興味を持ち
ました!
わたしも、ぜひサイン本が欲しいです!!

そこでひとつお尋ねしたいのですが、
この本は概略どういう内容なのですか?
目次があれば、ぜひ教えていただきたいです。

(nanana385)>



お問い合わせありがとうございます!

『武器になる状況判断力─米軍式意思決定法とOO
DA(ウーダ)を併用する』

の目次は以下のとおりです。

生ぬるい一般書ではない、がっつり歯ごたえのイン
テリジェンス本です。
状況判断入門書、教科書としての総合性、網羅性が
よくわかりますよ!

きょう18時に受付をはじめますので、
お待ちしてますね!!

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目 次

はじめに 1

第1章 状況判断とは何か? 13

1 一般用語としての「状況判断」13
状況判断力は思考力である/状況判断と情勢判断

2 軍隊における「状況判断」18
旧軍の戦術教範が定義する「状況判断」/自衛隊で
の「状況判断」の定義

3 状況判断と「決断」「決心」21
判断と決断との違い/軍事での状況判断と決心

第2章 実戦で鍛えられた米軍式意思決定法 24

1「米軍式意思決定法」の概要 24
米軍の「論理的思考法」マニュアル化/米軍のマニ
ュアルによる思考方法の可視化/米軍式意思決定法
の手順

2 すべては「任務分析」から始まる(第一段階)31
「任務分析」とは何か/上級指揮官の意図を洞察す
る/任務の具体化と目標の明確化

3 状況の把握と彼我の行動方針の見積り(第二段
階)36
状況の把握/相対的戦闘力の算定/敵の可能行動の
列挙と分析/我の行動方針の列挙

4 行動方針の分析・比較の手法(第三、四段階)46
ウォーゲームを用いた各行動方針の分析/比較要因
の案出と軽重の判断

5 結論から「決心」への移行(第五段階)48

6「米軍式意思決定法」の利点と欠点 50

第3章 新たな意思決定法「OODA」54

1「OODAループ」の登場 54
米軍が「OODA」を確立した経緯と背景/ボイド
が着目したドイツの機動戦/ビジネス界でも注目さ
れるOODA/OODAがビジネスの機会と行動を
スピード化する

2「OODAループ」とは何か 61
OODAの四つのループ/OODAを可能とする組
織文化/OODAの特質

3 OODAを迅速かつ適切に回転させる 69
負の循環ループに陥るのを避ける/相互信頼と暗黙
的コミュニュケーション/「方向性の判断」をマニ
ュアル化する/OODAの限界

第4章 状況判断力を高めるマネジメント 76

1 求められるマネジメント力 76
軍隊での統率に学ぶ/自律分散型の組織体制/マネ
ージャーの責任と勇気/「手続的正義」を尽くして
決断する/「失敗に学ぶ」組織をつくる

2 焦点と方向性を確立する 88
ビジョンとミッション/ビジョンを共有する/ミッ
ションを付与する

3 インテリジェンス重視の組織風土 93
インテリジェンス・サイクルを回す/情報活動での
留意点/情報と行動との一体化/
組織の中でIDAサイクルを回す

4 目的と目標を確立する 108
目的と目標の重要性を理解する/まず目的、次いで
目標を確立する/目的と目標を混同
しない

5 任務(ミッション)を理解する 115
任務を基礎に状況判断する/ミッションを双方向で
理解する/ミッションの付与で意図
を周知徹底する/目標の整合性を確認する

6 戦略を構築する 125
戦略判断と戦術判断を一体化させる/「オーバープ
ランニング」の回避/戦略シナリオ
を作成する

第5章 状況把握の要点 130

1 状況の特質を炙り出す 130
環境、敵、我を知る/「アウトサイド・イン」思考
を活用する/フレームワーク分析を
活用する/状況の変化を捉える/地政学・地経学・
地技学で見る

2 戦力バランスを算定する 141

要時・要点での優越を図る/企業のケイパビリティ
とコアコンピタンスを見る/米国家
情報会議の国力算定では「環境」を重視

第6章 可能オプションと行動オプション 149

1 相手の能力と意図を判断する 149
能力判断に意図判断を重ねる/制約要因や弱点を探
る/能力判断の要点を押さえる/意
図判断の要点を押さえる

2 兆候と妥当性から可能オプションを見積る 158
兆候の重要性を認識する/兆候リストを作成する/
妥当性で判断する

3 シミュレーションとゲーム理論を理解する 164
対抗シミュレーション/ゲーム理論の活用/米中関
係は「囚人のジレンマ」

4 行動オプション選定の判断基準を持つ 171
三つの尺度(整合性、実行可能性、受容性)/日本
海海戦と三つの尺度

第7章 直観とセンスを養う 182

センスや直観は鍛えられるか?/直観は科学的に説
明できる/センスやスキルを言語化する/優れた状
況判断は平素からの修練の賜物

コラム(1)スターリンを動かしたゾルゲの情勢判断 16
コラム(2)徳川家康による相対的戦闘力の算定 39
コラム(3)計画に適合するよう状況を作れ──パ
ットン将軍 52
コラム(4)ロスチャイルドが示した「情報は力な
り」97
コラム(5)織田信長の状況判断と行動の一体化 
102
コラム(6)豊臣秀吉の天下統一は正しい目的と目
標の設定にあった 113
コラム(7)ミッドウェー作戦の〝失敗の本質〟1
18
コラム(8)陸軍省戦争経済研究班(秋丸機関)の
バイアスと忖度 156
コラム(9)堀少佐は妥当性の尺度で米軍の行動を
正しく予測した 163
コラム(10)総力戦研究所の対抗シミュレーショ
ンは日本の敗戦を予測した 170

 

実践編 ウクライナ戦争を状況判断する 191

【ウクライナ戦争の長期化を予測】193
【深刻な影響を与えるエネルギー、食糧危機】195
【天然ガスの調達が焦点】195
【サハリンプロジェクト問題の勃発】197
【日本にとってのサハリン2の重要性】198
【任務分析】199
【ロシアの可能オプション】200
【日本の行動オプションの分析】203
【我が行動オプションの比較】206

主な参考文献 217
おわりに 220

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上田篤盛さん(元防衛省情報分析官)の新刊本

『武器になる状況判断力─米軍式意思決定法とOO
DA(ウーダ)を併用する』

のサイン本受付。特典もご用意しています。


参加受付開始は、きょう18時。

「10/7(金)18時」

です。


はじまったら、メールでお知らせしますので、
18時にはPCの前で
「スタートしました」メールをお待ちください。

どうぞお楽しみに!!


エンリケ


追伸
特典の一つ「サイン本」は手書き作業を伴います。
参加者が一定数を超えた場合、予定より早く参加受
付を締め切る可能性があります。あらかじめご了解くだ
さい。
ご参加は早めにされるようおススメします。




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