配信日時 2022/07/29 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編】フィンランドのNATO加盟(3)──海軍    加藤喬(元米陸軍大尉)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応
予備自衛官でもあります。
お仕事の依頼など、問い合わせは以下よりお気軽に
どうぞ
 
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com
WEB http://wos.cool.coocan.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんばんは。エンリケです。

加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が
出ました。

今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。

『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修), 加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
https://amzn.to/3yvXWrj
※まもなく紹介MM配信!

武器オンチの日本人に
特におススメです。


冒頭文にある

言葉を利用した、米国における刀狩りの実態。

アサルト・ライフル
アサルト・ウェッポン
猟銃

ということばを利用。

に、米国社会の奥深くまでリベラル病が進行してい
る感を持ちます。

リベラルはしょせん人工物。
自然と対立し、人工の無理に無理を重ねて欲を追求
して自壊する、という定型進化から逃れられない運
命にあります。

彼らに権力をゆだねると地球と人類が滅びる。
これは真実ですね。


さっそくどうぞ


エンリケ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編 Takashi Kato  

フィンランドのNATO加盟(3)──海軍

加藤喬(元米陸軍大尉)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□マスコミの銃事件報道と一般市民の安全感覚には
ズレがある

ニューヨークタイムズ紙電子版7月8日付に『銃な
き日本社会を震撼させた暗殺事件』と題する記事が
載りました。著者はソウルを拠点にアジア関連のニ
ュースを執筆する日本人特派員。これを翻訳しポイ
ント解説したものが7月12日配信のまぐまぐニュ
ースにも掲載されましたからお読みになった読者諸
氏もおられるでしょう。
 
 原著は、自家製銃が使われた今回の特異な暗殺事
件を通して日米の銃犯罪を比較。テキサス州の小学
校で起きた乱射を引き合いに「教室を虐殺地帯にし
てしまった銃社会アメリカ」を糾弾する朝日新聞の
社説や、「なぜアメリカでは銃所持が譲渡不可の権
利なのか?」を問う東洋経済新聞の記事、ある女性
ジャーナリストの「夥しい数の犠牲者にもかかわら
ず、アメリカで銃所持が続いているのが理解できな
い」という日本の常識に則した疑問を引用していま
す。
 
 これを読むと、「都市部はもちろん農村地域でも、
全米のありとあらゆるコミュニティーが硝煙漂う
修羅場で、住人は生きた心地もなく銃声に怯えなが
ら暮らしている」との印象を受けることでしょう。
 
しかし現実は異なります。大方のアメリカ人にとっ
て、銃暴力とはニュース番組を通して知る「事件」
であり、毎日のように体験する「日常」ではないか
らです。ウクライナの惨状に心を痛め被災者に感情
移入することはあっても、自宅の居間でミサイルや
砲弾を恐れることがないのと似ています。
 
 私は人生の半分以上をアメリカで銃器と共に過ご
してきました。この体験を通じ、読者諸氏が抱いて
いるであろう「銃社会アメリカ」への疑問に答えて
みようと思います。時節柄、銃犯罪報道には辟易と
している方々もおられましょうが、お付き合いいた
だければ幸いです。
 
 私は日本に居たころから空気銃と散弾銃の射撃を
嗜(たしな)んでいました。1980年代でしたが、
安全講習、筆記試験、実弾教習に続く実技試験、
家族も含めた詳細な身元調査、警察官による自宅訪
問が課せられたうえ、銃と弾薬には別々の保管庫が
必須。自衛やコレクションのための所持は認められ
ず、競技か狩猟だけが許可の対象でした。
 
 散弾銃の場合は実包の購入も許可制で、不正譲渡
を防ぐため撃った弾数を射撃場で確認する念の入れ
よう。定期的に地元警察署に銃と共に出頭すること
が義務づけられており、これは不正改造防止が名目
だったと記憶してます。
 
 こういった極めて煩雑かつ高いハードルを越え実
銃を手にした時、「日本では銃所持は官憲から授与
された『特権』であり、いついかなる理由ではく奪
されても文句は言えない」という現実を理解しまし
た。
 
 対照的にアメリカでは、銃の所持と携帯は天与の
「権利」。時の政府や政治家が奪えるものではあり
ません。なぜか? 英国王ジョージ3世のグレート
ブリテン正規軍侵攻に直面し、英本国による支配を
拒否した植民地市民らは銃を取って抵抗。激戦を経
て独立を勝ち取った建国史があるからです。
 
 市民兵として国防任務につき、また自分と家族の
生命を守るために必要な銃を持つことは、以来アメ
リカで「基本的人権」として保障されているのです。
 
 もちろん、今日のアメリカで銃が野放しになって
いるわけではありません。前述のニューヨークタイ
ムズ記事は「アメリカではほとんどの銃が登録され
ていない」としていますが、この表現には語弊があ
ります。銃砲店から銃を購入するには犯罪歴のオン
ライン照合が義務付けられており、その際、住所年
齢を明記した写真付き身分証明の提示が求められま
す。
 
 犯歴のないことが確認され購入が許可された場合、
銃の製造番号と購入者のアイデンティティは店の
販売記録に残ります。したがって銃が犯罪で使用さ
れれば、購入者が即刻特定できる訳です。州や連邦
政府の統合されたデータベースではないものの、銃
と購入者の記録は全米で維持されているのです。
 
 マスコミの銃事件報道と一般市民の安全感覚に大
きなズレがあるのはなぜか? ひとつには、銃犯罪
が極めて狭い地区で集中発生していることがありま
す。
 
 たとえば、現駐日米国大使ラーム・エマニェル氏
が市長を務めたシカゴ市は殺人件数が全米平均の4
倍。この数字だけ見るとギャングが跋扈(ばっこ)
する無法地帯を思い浮かべます。しかし、銃犯罪が
起こるのは市全体の4パーセントに限られています。
つまり、これ以外の地域に住むシカゴ市民にとって、
同市は必ずしも「怖いところ」ではないのです。
 
 アメリカで車を運転するとピンとくるのですが、
多くの都会では道一本超えると街の様相がガラリと
変わります。手間暇かけて整えられた街並みが失せ、
落書だらけの店舗や住宅が続きやがて廃屋に変わ
ります。異次元の世界にさ迷いこんだかの錯覚を覚
えるほどです。
 
 大都市だけではありません。カリフォルニアのサ
リナスは、伝説的俳優ジェームズ・ディーンの出世
作『エデンの東』(1955年)の舞台ですが、私が移
り住んだ頃にはこの長閑(のどか)な農耕地帯も不
法移民の流入で治安が悪化。一つ曲がり角を間違え
ると、いつ何時ギャング同士の抗争に巻き込まれる
か分からない一帯がありました。
 
 事程左様に、アメリカのコミュニティーは富裕層
と貧困層の境界が歴然としています。後者では貧困
が犯罪と暴力に拍車をかけ、昼夜を問わず銃声が鳴
り響く荒(すさ)んだ状況が現出しています。暴力
多発地区では一週末に50人以上撃たれることもあ
りますが、部外者はそういう地域を忌諱し決して近
づきませんし、主流メディアも報道価値がないので
無視。日常的に発生している銃暴力が一般市民の目
に触れないのはこういう理由によります。
 
 もちろん、学校やスーパー、教会、映画館などで
起こる乱射事件はマスコミの過剰報道もあり多くの
市民を驚愕させます。しかし北米大陸は途方もなく
広大です。これらの惨劇もほどなく「どこか遠い州
で起きた事件」として記憶が薄れていくのです。
 
 前述したウクライナ戦争への反応と同様、自ら体
験したトラウマ(心的外傷)とは異なり、慢性的「
不安」や「恐怖」にはつながりません。頻発する発
砲事件にもかかわらず、いたって平穏かつ気苦労の
ない生活が送れる所以です。
 
 「乱射事件が世界でも突出して多いことをアメリ
カ人は恥じないのか?」そう問う読者諸氏に私はこ
う答えます。「恥ずかしい。銃を持った外道に無垢
の同胞が殺害されるのは慙愧(ざんき)に堪えない」。
そして続けます。「乱射が起きるのは『銃携帯
止ゾーン』。犯罪者らは相手が撃ち返してこない
ことを計算済みで学校や病院を狙うからだ。したが
って、外道らの銃撃に脆弱な人々が集うすべての場
所に武装警備員を配置し、銃携帯禁止ゾーンという
悪法は撤廃すべし。武装市民の存在が乱射犯への抑
止力になる」
 
 ガソリンを使うか銃を使うか刃物を使うかにかか
わらず、世の中には想像を絶する人非人が存在しま
す。皮膚の色や宗教、自らの劣等感を理由に、見ず
知らずの人々に銃口や刃(やいば)を向け火を放つ
のは鬼畜の所業。しかし残念ながら、世の中に身勝
手な憎悪を抱き、順法精神のかけらもない犯罪者ら
の凶行は法律で排除できるものではありません。逆
に銃規制で武装解除された一般市民は、ヒトの心を
持たぬ極悪人らの目に格好の獲物と映ります。
 
したがって自衛用銃器の所持携帯が憲法で保障され
た米国の場合、外道らの凶行を止めるのは警官のみ
ならず、銃を持った善良な市民の役目でもあると私
は思います。
 
事実、7月18日イリノイ州グリーンウッド市のシ
ョッピングモールで起きた乱射事件では、居合わせ
た武装市民が犯人を射殺。被害の拡大を最小限に食
い止めています。グリーンウッド市警の署長は、多
くの買い物客らの命を救った武装市民の行動を「英
雄的」と称賛しています。
 
(ライフル銃乱射の男、居合わせた買い物客が拳銃
で射殺 警察が関係者の身元公表 米インディアナ
州(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュ
ース)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/e34ff9a719a59e30c400d441f83578f9f04cc86c
 
2021年の全米銃器調査によれば、米市民が自衛
のために銃を使う件数は年間167万回。その大半
は発砲することなく加害者を退散させています。
 
私が朝のジョギンクですれ違う近隣住人らの中にも、
老若男女問わず拳銃を携帯している人たちがいます。
「自らの命と安全は自分で守る」。古き良きアメリ
カの伝統に感謝し、誇らしく思う一瞬です。
 
 「一般市民が高い殺傷力を持つアサルト・ウェッ
ポンを持つ必要はない」。アメリカでも銃規制派の
決まり文句になっています。銃器に興味のない読者
諸氏はもっともだと思うでしょう。しかし、ここに
は言葉のトリックが隠されています。
 
元来アサルト・ライフル(突撃銃)とは半自動、三
点分射、全自動射撃モードが切り替え可能な小銃の
ことです。自衛隊の89式小銃も含め、軍用ライフ
ルは全てこのタイプです。こういった小火器はアメ
リカでも厳しく規制されており、一般市民が所持す
ることは至難であり州によっては不可能です。
 
これに対しアサルト・ウェッポンは銃規制派の政治
家とメディアが作り出した新語で、外見はアサルト・
ライフルに近いものの三点分射と全自動射撃モー
ドは取り除かれています。つまり、狩猟用の自動小
銃(猟銃)と基本的には変わらないものなのです。
 
アサルト・ウェッポンと猟銃の線引きは極めて恣意
的かつ政治的なもので、いったんこの手の規制が成
立すれば、なし崩し的に、猟銃やリクリエーション
用の小口径半自動ライフルも禁止の対象になりかね
ません。銃規制派の最終目標「全銃没収」に一歩近
づく訳です。銃権利擁護派が新たな銃規制法案に頑
として反対する理由の一端がここにあります。
 
 米市民が過剰な銃規制を躊躇する今ひとつの理由
は国防との関連です。前述の通り、アメリカにおけ
る銃所持・携帯の権利は「民兵として国を守る義務」
と切り離せません。「祖国の独立、自由、安全は
市民自らの手で守る」というアメリカ人気質と国柄
はここからきています。銃は国を守る道具であると
同時に、「国に尽くす義務と名誉」のシンボルでも
あるわけです。
 
現在米国には総人口3億3千万を超える数の銃器が
存在します。これだけ膨大な銃を民間人が所持して
いるにもかかわらず、銃犯罪は極めて限られた地域
にとどまっている。これは、圧倒的多数の銃所持者
が順法精神を身に付けた模範市民であるということ
です。
 
 ちなみに、「アメリカにはあらゆる草葉の後ろに
銃がある。この国を侵略するなど不可能だ」との引
用をよく耳にします。これを山本五十六海軍大将の
発言とする俗説には根拠がありませんが、敵が感じ
る「1億人を超える武装市民への畏怖」を上手く言
い当てているのは確かです。
 
逆に言えば、市民の銃を没収するとはアメリカ人の
愛国心を根こそぎにする行為。「強いアメリカ」の
終焉を意味します。同時に、銃なきアメリカは「祖
国に尽くす義務と名誉を失ったアメリカ」に他なら
ず、当然、民主主義の守護者とはなり得ません。読
者諸氏に考えていただきたい銃規制の反作用です。
 
 愛国心と順法精神を持つ大多数の米市民にとって、
銃とは「自由」「祖国への献身と名誉」そして「自
衛」を体現するもの。16世紀の刀狩り以降、一般人
が武器を持つことを禁じた日本の視点から、このよ
うな銃器にこめられた意義と価値を推し量るのは困
難です。日本の常識に照らし米銃社会を糾弾しても
恐らく議論は嚙み合わず、むしろ日米両国民に感情
的なしこりを残すことになると危惧します。
 
 元軍人そして武装市民としての率直な意見、読者
諸氏はどうお考えでしょうか?
 
 
□フィンランドNATO加盟(3)──海軍

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
「加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞ
れの武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を
考えていくことにします。

 フィンランドのNATO加盟の最終回は海軍を取
り上げます。
 
 フィンランド海軍は空母、駆逐艦、潜水艦を持っ
ていません。主装備は高速攻撃艇、機雷敷設艦、掃
海艇などでいずれも250トンから1500トンと
小型です。これには理由があります。同国は西はボ
スニア湾、南西はバルト海、南はフィンランド湾に
面しており、これらは水深が比較的浅い内海です。
したがって、大型艦艇より浅海(せんかい)で高速
航行でき操縦性に優れた小型艦艇のほうが使い勝手
が良いのです。

 たとえばハミナ級ミサイル艇は、ステルス性向上
のため艦橋に傾斜がかけられた昨今主流になりつつ
ある設計。ウォータージェット推進で速力30ノッ
ト(時速約55キロ)を誇ります。対艦・対空両用
の57ミリ単装速射砲に加え、対艦ミサイル、対空
ミサイルを装備しています。また、機雷敷設と爆雷
投下能力も備えた多用途艇です。

 フィンランド海軍には沿岸歩兵と呼ばれる部隊が
あり、敵軍の上陸に備えています。同国沿岸には無
数の島嶼(とうしょ)があり、これらの島々から沖
合を通過する敵艦艇に対し、歩兵がミサイル攻撃で
きるのです。なかでも特筆に値するのはイスラエル
製のスパイク・ミサイル。元々は対戦車誘導弾です
が、フィンランド海軍沿岸歩兵は射程を8キロに延
長したタイプを対舟艇用に使用しています。

 ロシア海軍バルチック艦隊は、フィンランド湾最
深部に位置するサンクトペテルブルクからバルト海
のカリーニングラードまで頻繁に艦船を行き来させ
ています。NATO諸国の喉元に突き付けた短剣に
例えられる「飛び領地」の戦闘能力を維持するため
です。この補給ルートを遮断するうえで、有事、フ
ィンランド海軍の対艦攻撃及び機雷敷設能力、そし
て沿岸歩兵による遊撃戦は少なからぬ戦果を発揮す
るでしょう。

教材ビデオ:
 #Finland in #NATO - Major headache for #Russi
a ! - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=LzCioy5TjWo&list=PLk2kWhtlkeERNmHhjjwD0qbox5r9ZGvvh&index=250

(本エピソードは7:20から始まります)
 
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Strategic(ストラティージック)戦略的

Waters(ウォーターズ)近海
Enclave(エンクレイブ)飛び領地

シナリオ(カウンターを8:18に合わせてくださ
い)
Strategic location of Finland also offers NATO
 influence over the waters which Russia uses t
o ferry fessels from its Baltic fleet between
St. Petersburg and the Russian enclave of Kali
ningrad.

(フィンランドが持つ戦略上の立地条件は、NAT
Oにロシア近海における影響力を与える。ロシア海
軍はバルチック艦隊の船舶を、サンクトペテルブル
クから飛び領地であるカリーニングラードまで運ぶ
ために使っているからだ)

(今回のエピソードは最後まで続きます)

英語一言アドバイス: ferryは日本語にもな
っており「連絡船」を指します。動詞としては「運
ぶ」「輸送する」という意味になります。

発音サイト:
ferryの発音 ferry pronounce - Google 検索
http://okigunnji.com/url/156/

参考サイト:
カリーニングラード カリーニングラード州 -
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E5%B7%9E

ラウマ級ミサイル艇 ラウマ級ミサイル艇 - W
ikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%9E%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E8%89%87

フィンランド海軍 フィンランド海軍 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B5%B7%E8%BB%8D
ハミナ級ミサイル艇 ハミナ級ミサイル艇 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%8A%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E8%89%87



(かとう・たかし)



●著者略歴
 
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT―あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK―47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。
 
 
追記

『MP38/40サブマシンガン』
https://amzn.to/3yvXWrj
※最新刊!

『ミニミ軽機関銃』
https://amzn.to/3gGpNcq
※大好評発売中

「MP5サブマシンガン」
http://okigunnji.com/url/14/
※大人気継続中

『AK-47ライフル』
http://amzn.to/2FVniAr
※根強い人気

『M16ライフル』発売中♪
http://amzn.to/2yrzEfW

『ガントリビア99』発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633456/
 
『アメリカンポリス400の真実!』発売中
https://www.amazon.co.jp/dp/4890633405
 
『チューズデーに逢うまで』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063326X
 
『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
 
『レックス 戦場をかける犬』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X 
 
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320

オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
 
 
 
きょうの記事への感想はこちらから
 ⇒ https://okigunnji.com/url/7/
 
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
 
---------------------------------------
 
日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
 
 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
 
 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac" 
と表現します。
 
 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
 
加藤 喬
----------------------------------------
 
 
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス(携帯サイトを含む)で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。


最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、
心から感謝しています。ありがとうございました。

-----------------------------------------
メールマガジン「軍事情報」
発行:おきらく軍事研究会
(代表・エンリケ航海王子)

■メルマガバックナンバーはこちら
http://okigunnji.com/url/105/

メインサイト:
https://okigunnji.com/

問い合わせはこちら:
https://okigunnji.com/url/7/

メールアドレス:
okirakumagmag■■gmail.com(■■を@に置
き換えてください)
------------------------------------------
 

配信停止はコチラから
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
 
----------------------------------
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。
その他すべての文章・記事の著作権はメー
ルマガジン「軍事情報」発行人に帰属し
ます。

Copyright (C) 2000-2022 GUNJIJOHO All rights reserved.