おはようございます、エンリケです。
169回目の美佐日記です。
コーヒーは二つとも知りませんでしたが、
さっそく1500を注文しましたw
さっそくどうぞ
エンリケ
桜林さんの不朽の傑作
『誰も語らなかった防衛産業』の文庫版が、
潮書房光人新社から
『誰も語らなかったニッポンの防衛産業』
という名で出ました!
まだの方はぜひご一読を。
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すでに読んだ方も、文庫でもう一冊!
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『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾
『自衛官が語る海外活動の記録』(桜林美佐監修・
自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレ
ーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行わ
れているこの時期にタイミングを合わせたような出
版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような
苦労をして、任務をこなしてきたか、25人の自衛
官のリアルな体験記です。
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ご意見・ご感想はコチラから
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桜林美佐の「美佐日記」(169)
元自衛官が作る「パラベラムコーヒー」
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和4年4月の今回
は169回目となります。
突然ですが、私の最も好きな食べ物は、おにぎりで
す。以前、自衛隊の部隊で講演させて頂いた時、事
前にさりげなく好物を聞かれたのでその旨を伝えた
ところ、懇親会で山盛りのおにぎりが振る舞われた
ことがあり、とても感激しました(でも食べられる
のはせいぜい2~3個なんですが・・・)。
ただ、おそらく多くのおにぎり愛好家の方と決定的
に違うと思われるのは、私はおにぎりを頂く時も飲
み物は味噌汁やお茶ではなくコーヒーだということ
です。
徹夜の仕事をしていた時は、身体が冷えてしまいが
ちなので、朝方におにぎりとインスタント味噌汁の
組み合わせを試したりしたのですが、ものすごく眠
くなってしまい、かえって苦しんだため、以来おに
ぎり&コーヒーのコンビは鉄板となり、今でも毎日
の習慣となっています。
そこで思ったのは、毎日のことだけに、ただ漫然と
消費したくないということです。この行動を何かに
役立てることはできないかと。
色々と思案した結果、お米は国内有機農業を応援す
るために無農薬玄米にしたり、コーヒーも極力、有
機やフェアトレードなどを探し出すようにしていま
す。
さらに、1日に何回も飲むコーヒーをもっと何かに
役立てられないかと思い、最近増えている「寄付付
きコーヒー」をよく買うようになりました。
このところコンビニでも社会貢献に繋がるコーヒー
を売っている所がありますので便利です。
他にも、ネット販売をしている「ウォームハーツコ
ーヒー」は、購入するとその100%が生産国のマ
ラウイの子供たちへの給食支援になるというもので
す。送料無料ですので気軽に利用できるのが嬉しい
商品です。
米国には退役軍人を支援する「ブラック・ライフ
ルコーヒー」があります。日本でも購入可能です。
これは、2015年に米国ソルトレイクシティに退
役軍人とその支援者によって設立されたコーヒーブ
ランドで、社員の60%が退役軍人だそうです。
退役軍人への支援、そして社会を護る法的執行機
関、軍、救急などの初動対応機関への支援を目的と
しているといいます。CEOは元グリーンベレーの
方とのこと。「ブラック・ライフルコーヒー」は種
類もユニークで「AK47」「GUN SHIP」
といったネーミングやパッケージに惹かれて購入す
る人も多そうです。
で、日本にはそういうのがないものかなあと思っ
ていたところ、ありました!元自衛官の方たちによ
って作られたコーヒーブランドが!
その名も「PARABELLUM COFFEE(パラベラムコーヒ
ー)」です。パラベラムとは、ラテン語の諺
「Si Vis Pacem, Para Bellum(平和を望むならば
戦いに備えよ)」から取ったもののようです。
また「パラベラム」はドイツ製の銃弾(Parabellum
MG14など)や、キアヌリーブス主演の映画「ジョン・
ウィック」のタイトルとしても知る人ぞ知る言葉です。
「平和を望むなら戦いに備えよ」の言葉は、4世
紀頃のローマ帝国の軍事学者フラウィウス・ウェゲ
ティウス・レナトゥスによる『軍事論』に記されて
いるといいます。
同書には、この他にも「危急の際に要することは平
穏な時代から継続的に為すべきである」「生まれな
がらの勇者はいない。勇者は訓練と軍紀によって育
てられる」といった言葉が遺されているといいます。
当時のローマでは人口減少や経済の破綻によって、
軍の経費も低くおさえられ、傭兵に頼っていたそ
うで、そうした状況の改善を訴え、この言葉が生ま
れたとみられます。なんだか、今の日本にもかなり
通用しますよね・・・。
“Si vis pacem, para bellum”は、古代ギリシャ
の哲学者プラトンや中国の司馬遷による『史記』に
も共通します。これだけ世界の古人が言い伝えてき
た言葉が、常に忘れられ、また戦争を起してしまう
ということは悲しい現実です。翻れば、忘れられが
ちだからこそ昔から物事を分かっている人たちが書
に残したということなのでしょう。
「パラベラムコーヒー」は消防、警察、自衛隊、
海保等に勤務し、国または国民のために勤務する方
々をSHADOWとして、売り上げの一部をこれらの人た
ちの支援に充てているということです。また、SHADOW
の方が買う場合は割引きサービスもあります。
課業開始の「0730」、午後のひと時「150
0」、真夜中に勤務する時の「0200」という種
類があり、私は最初から間違えて「0200」をオ
ーダーしてしまったのですが、気合を入れたい時に
ピッタリでした。
辛いニュースが続いていますが、皆様の日々の生
活の中で喜びを見出すことができますように!
今週も最後までお付き合い頂きありがとうございま
した。素敵な1週間をお過ごし下さい!
<おしらせ>
●「自衛官の心意気」(PHP)が文庫化し「本音
の自衛隊」(産経NF文庫)として再出版されまし
た!こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
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●月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防衛産
業」連載中です。
https://amzn.to/2XnvrIy
●YouTubeチャンネルくらら「国防ニュース
最前線」はウクライナ危機により、特別番組に変更
となっています。「陸海空 軍人から見たロシアの
ウクライナ侵攻」3回目がアップされました。
https://www.youtube.com/watch?v=M_LGjbV5QB8
●「むすび大学」というYouTube番組に出演
しました。
https://youtu.be/-fM2y15ua9Q
(さくらばやし・みさ)
桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。
↓
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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)
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