こんばんは、エンリケです。
「自衛隊とその他のUAV」の4回目です。
文具や収納、整理整頓術、手帳術方面が結構好きなので、
冒頭文に興味津々ですw
私は、紆余余曲折の結果、いまはアナログ派です。
意外なことに、デジタルツールは想像以上に不便で
したw
自分に甘く人にやさしく。
そんな人になりたいですねw
さっそくどうぞ
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (351)』
自衛隊とその他のUAV(4)
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こんばんは。渡邉陽子です。
スケジュール管理は基本アナログで、書き込みできる卓上カレンダ
ーと持ち歩いている手帳がメイン、忙しくなるとスマホのアプリを
使って毎日のTO DOを管理、それでも追いつかないときはアプリの
TO DOに加えて1日をさらに細かくメモって卓上に置き、やるべき
ことをひとつ終わらすごとにメモの項目を消していきます。
コロナ禍でメモ書きまで至ることは激減していたのですが、もとも
と12~1月が最繁忙期なので、さすがにこの時期は卓上にメモが鎮
座。今日は順調に項目が消され、そろそろ力も尽きそうですが、
「●●原稿あげる」といういちばん見たくない項目が消されていな
い……いいんです。早起きは得意なので、明日の朝書きます。年を
取るほど自分にやさしく(甘く?)なりますね。
雑誌記事のお知らせです。
「正論」1月号の「われらの女性自衛官」、今回は海上自衛隊P-3C
のフライトエンジニアです。実質的に海自初の女性FEとなったWAVE
はめちゃくちゃかっこよかったです! 固定翼のからむ取材はやっ
ぱりたぎります。カラーグラビアでの連載なので、自衛隊好きの産
経のカメラマンの写真も一緒にお楽しみください。
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「丸」1月号に「北の機動戦闘車(2) MCV初実射訓練密着ルポ」
が掲載されました。2022年3月末に即応機動連隊に新編される予定
の第3普通科連隊のMCV中隊準備隊にやってきたMCVの練成訓練を追
いました。佐々木譲カメラマン撮影の巻頭カラーグラビアページと
合わせてお楽しみください。
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『PANZER』10月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱
芳文の半生」最終回が掲載されました。被災地への6度の視察を終え
てから退官までの約2カ月間も、怒涛の日々でした。
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■自衛隊とその他のUAV(4)
今週から海上自衛隊、航空自衛隊の無人機をご紹介します。
2020年11月19日、海自護衛艦で初めて対機雷戦能力を備えた平成3
0年度計画護衛艦「くまの(熊野)」(基準排水量3900トン、30F
FM)が進水しました。
「くまの」には対機雷戦のためのUSV(機雷排除用水上無人機)
およびUUV(機雷捜索用水中無人機)などの運用能力が付与され
ています。
USVは、UUVとは音波を、護衛艦とは電波を用いて情報の中継
を行ないます。またEMD(自走式機雷処分用弾薬)の運搬・投下
・中継や、USV自身による掃海具の曳航を行ないます。
UUVは2013年度から開発されていた自律型水中航走式機雷探知機
で、このたびOZZ-5として装備化されました。
開発の背景には機雷の技術向上があります。
近年、ステルス機雷に代表される防探性の向上した沈底機雷が出現
するとともに、浅海域等での局面で泥中に埋没した埋没機雷など、
現有装備品では探知が難しい機雷の探知・類別能力が必要とされる
ようになりました。
そこで、これらの探知困難な機雷を安全に捜索するため、無人で広
範囲を自律的に航走し探知する能力のあるOZZ-5が開発、装備
化されたのです。
既存のS-10は外部電源や通信ケーブルを必要とするROV(遠隔
操作型無人潜水機)であったのに対し、無人で水中を航走するため、
より広範囲の捜索が可能です。
ソナーはサイドスキャンによる高周波・低周波合成開口ソナーを用
いており(2周波の合成開口ソナーを同時搭載した水中無人機は世
界初)、これにより高周波は小型・ステルス化した機雷を、低周波
は泥質海底に埋没した機雷を探知することができます。
また、海上自衛隊は2023年度までに艦艇に搭載する無人航空機を3
機導入し、周辺海域の警戒監視に当たらせることを計画しています。
2020年10月には海上保安庁の保有する無人機「シーガーディアン」
が八戸航空基地で実証実験を実施、海上自衛隊は滑走路や格納庫を
貸し出して協力しました。この実験で得られたデータは海保から提
供されるので、機種の選定や実際の運用方法の参考になっています。
続いて航空自衛隊の無人機です。
中期防で定めたとおり、防衛装備庁は2018年に米空軍省と滞在型無
人機RQ-4B、通称グローバルホーク取得に関する契約を締結し
ました。
グローバルホークの導入に伴い、装備品の受入・維持管理や教育、
運用試験等を円滑に実施するため、2021年3月に三沢基地に約70人
体制の臨時滞空型無人機航空隊(仮称)を新編、順次3機を三沢基
地に順次配備します。
米ノースロップ・グラマン社製造のグローバルホークは情報収集、
警戒監視、偵察を任務とする高高度滞空型無人機です。
東日本大震災の際の米軍による救援活動「トモダチ作戦」では、米
空軍のグローバルホークが東京電力福島第一原発の状況を上空から
調査しました。
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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