【オリンピックと自衛隊】尽くすということ
こんにちは、エンリケです。
先日の夕刊フジで、
「自衛隊とオリンピック」をテーマとする
連載を書かれた桜林さんは、
<今回、支援のハードさは変わらないが、残念なが
ら「隊員クラブ」で楽しむことはできない。帰隊後
にはぜひ美酒を味わってほしい。>
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210730/dom2107300002-n2.html
という言葉を残されています。
まったく同感です。
『オリンピックと自衛隊』の読みどころは
1.自衛隊のオリンピック支援任務の実際を知るこ
とができる
2.自衛隊の「尽くす心」とはどういうものかが理
解できる
3.自衛官メダリストの声、有望選手、自衛隊体育
学校の実像を知ることができる
です。
あとがきで著者は
「自衛隊は尽くす組織」
とおっしゃっています。
いい得て妙です。
この本を読み、自衛隊なしにわが国内でオリンピッ
クが運営できない理由を知り、改めて国防の意味合
いに気づきました。
1964東京五輪支援では、まったく未知の任務につい
た部隊も多かった。しかし彼らは愚痴も泣き言もい
わず、必死に練習・訓練を重ねひたすら自らを高め
続けて来る日を待った。
思えば自衛隊は、「やれ」と突然命ぜられるケース
が多い組織のように思います。
1964五輪支援しかり、機雷掃海しかり、PKOしか
り、イラクしかり、海賊しかり・・・
しかしわが自衛隊は、いずれの場でも完璧な成功を
成し遂げてきました。
自らを高める努力を怠らない人間を天は愛するとい
われます。
1964東京五輪支援任務が無事完遂できたのも、
天に好かれる生き様を、わが自衛官たちがひたすら
積み上げてきたからかもしれない。そんなことをふ
と思いました。
オリンピックを支えた自衛隊の知られざる歴史を
描き出し、一般国民にわかる形で整理整頓した書。
『オリンピックと自衛隊』
渡邉陽子(著)
並木書房
https://amzn.to/3ftYILg
時宜的にも内容的にも、いまが読み時といえます。
エンリケ
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