配信日時 2021/06/28 15:52

【著者サイン本@サムライ先生】最後までサムライ先生であり続けたい

日本にやってきた外国人にとって、日本語学校教師は、
一番最初に出会う「日本」そのものです。

そんな彼らをいかに親日家にするか?

はひとえに日本語学校教師にかかっている。

と考えると

日本語学校教師は、
民間部門の情報戦士といって差し支えない気がして
きました。、


----------------------------------

こんにちは、エンリケです。

山下知緒さんの新刊
『サムライ先生 日本語を教える』を

4日間限定で新刊本が
手に入るのは
きょうまでです
↓↓↓
http://okigunnji.com/url/117/
※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキ
ュリティー対応。 

----------------------------------

本著は、著者・山下さんの日本語教師体験談ですが、
描き出されているのは、異文化異文明の生徒たち、
そして同僚たちと山下先生の、火花が出るような真
剣な立ち合いの模様です。

本著を読んで強く感じるのは、
山下先生が、今は少数派になったかもしれない、
けっして逃げないサムライだということです。

ユーモラスな表現が多く、一見そう見えませんが、

行方不明になった生徒が見つかったら飛んでいく、
病気になった生徒には診察から薬を買うまで付き合う、
進学先が見つからない生徒たちと一緒に学校に行き、
なんとかうまくいくようにしてやろうとする、

出来のいい生徒のことを進学先の学校から褒められ、
ものすごく喜ぶ、生徒からの信頼を裏切った進学予
定先のエライさんにきちんと落とし前をつけさせる、、

ときには、理不尽な仕打ちを受けた生徒本人以上に
腹を立て、逆に生徒からなだめられる、仕事をきち
んとしない同僚と大喧嘩する

などなど、自分のためでなく、生徒のために動き、
怒り、泣き、笑うことができる、

時代遅れか!

と、思わずツッコミを入れたくなるくらい、
見事なサムライです。

かといって、ずぶずぶにはならない。
見込みのない生徒は見切る厳しさもあります。

月のように明るく、
秋霜のように厳しく、
春陽のように楽しく
太陽のように温かい

まさにサムライ先生です。


内容はこんな感じです。


はじめに 
1 転 職──未知なる世界へ
2 赴 任──そして誰もいなくなった
3 始 動──しばらくはオレの天下か?
4 支 度──私は教務主任じゃありません
5 始 業──あなたはいい先生だ
6 喧 嘩──山下先生は日本語が上手
7 寮 則──学校ってのは監獄なんだ
8 入 学──その学校、本当に大丈夫なのか?
9 掃 除──当番制、不退転の覚悟
10 圧 力──クビにしたけりゃしろ!
11 除 籍──逮捕された女子新入生
12 試 験──それでも赤点は減らない
13 遠 足──経費がほとんど認められない
14 会 議──何とか急場はしのげるかも知れない
15 反 乱──あの先生を変えてほしい
16 逃 亡──学費や寮費は未回収
17 主 任──普通の学校だったらセクハラですよ
18 恋 仲──にわかに校内恋愛が盛んに?
19 暴 言──仕事しない職員は給料ドロボウだ
20 切 腹──恥ずかしくねぇのか。腹を切れ!
21 年 末──大盛況だったクリスマス会
22 新 年──電車に乗るお金もないです
23 行 楽──私は女の子とデートする
24 卒 業──やべぇ。オレ、泣きそうだ
25 落 胆──みんな辞めていってしまう
26 夢 枕──後味の悪い夢にうなされた
27 瓦 解──クラス全員、大学進学をあきらめた
28 再 任──あの人はまったくこたえない
29 難 民──よるべないシリア女性の境遇
30 出 願──いきたい学校が決まらない
31 転 落──行方をくらませた留学生
32 見 学──学生と一緒に押しかけてみよう
33 増 員──新しくやってきた専任教員
34 内 紛──信じた結果がこれだから!
35 観 光──遊園地でバーベキュー
36 称 賛──親バカの気持ちが理解できた
37 決 裂──社長命令が聞いてあきれる
38 通 院──あこぎな商売しやがって
39 退 職──まともな職員は集まらない
40 惜 別──大人になり切れない留学生
41 再 起──こっちこそ、心底ありがとう
おわりに

------------------------------------------


<とはいえ、私がこの業界に身を置けるのも、そう
長いことではないかも知れない。日本語教師が国家
資格化されたあかつきには、業界の均一化が進み、
私のようなハミダシ教員は淘汰されていく可能性が
ある。
 しかし、私は最後までサムライ先生であり続けた
いと思う。>

あとがきにあったこの言葉に、胸が熱くなったのは
私だけでしょうか?


ドラマ化された本作品を見たい。
強くそう感じます。


以下URLから、先行予約にご参加ください。

『サムライ先生、日本語を教える』
 山下知緒著(都内日本語学校教員)
 四六判288ページ 
 定価1500円+税
 http://okigunnji.com/url/117/
 ※数量限定、期間限定


エンリケ


追伸

受け付けは きょういっぱいです。

『サムライ先生、日本語を教える』
 山下知緒著(都内日本語学校教員)
 四六判288ページ 
 定価1500円+税
 http://okigunnji.com/url/117/
 ※数量限定、期間限定