もしかしたらわたしは、
いまや絶滅危惧種になった
サムライ
の生きた姿をこの本を通じて
感じ取れる。
そのことが
うれしいのかもしれません、、、
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こんにちは、エンリケです。
山下知緒さんの新刊
『サムライ先生 日本語を教える』を
4日間限定で新刊本が
手に入るのは
あす月曜日までです
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※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキ
ュリティー対応。
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この本は、
民間外交の最前線「日本語学校」で奮闘する
日本語教師のあがき、喜び、苦しさ、楽しさ
を伝える、ありそうでなかったものがたりです。
日本語教師は、誰でもできる「ちょろい」仕事に
一見すると見えます。
でもこの本を読むと、そんな甘っちょろい考えは吹
っ飛びます。そんなゆるい仕事ではないことがわか
ります。
技術や知識の多さ少なさではない
「日本人としての」「自分の」すべてが試される。
まさに日の丸を背負った民間外交官といって差し
支えない仕事。それが日本語学校教師である。
エンリケはそう受け止めています。
まさに民間外交官そのものです。
日本にやってきた外国人にとって、日本語学校教師は、
一番最初に出会う「日本」そのものです。
そんな彼らをいかに親日家にするか?
はひとえに日本語学校教師にかかっている。
と考えると
日本語学校教師は、
民間部門の情報戦士といって差し支えない気がして
きました。
あなたはいかがですか?
著者の山下先生からいただいたあいさつ文です。
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「軍事情報」の読者の皆様へ
ご無沙汰しております。
昨年11月から今年5月までの間、日本語学校の
手記をつづった山下です。
「あなたが知らない民間外交の現場」をテーマに、
ウズベキスタン人や東南アジア人を中心とする留学
生の卒業までを連載させていただきました。
このたび、さらに17のエピソードを加え、私と
学校運営サイドが決裂するクライマックスまでを描
いた完全版『サムライ先生、日本語を教える―あな
たの知らない日本語学校―』(四六判 288ページ)
を上梓します。
版元のアイデアで、同じ現役日本語教師の小松直之
氏が描きおろした4コマ漫画や、私の居合・中太刀・
棒・十手、・太刀を紹介する武術動画視聴用のQR
コードも収録しました。
メルマガ版をブラッシュアップした内容となって
おりますので、ぜひともお読みくださいませ。
ご存知のとおり、登場するのは野放図な留学生ば
かりですが、彼らは日本にあこがれてやってきた若
者たちです。
誠心誠意つき合えば、余計な忖度などせずとも実
に素直に心を開き、明日を担う親日家の1人となっ
てくれます。
そんな国際交流のあり方は、政治家や経済人らが
活躍する大舞台でもきっと同じことだろう……と、
私は考えております。
そういう思いも、行間から読み取っていただけれ
ば幸いです。
昨今の日本語学校は、コロナ禍がもたらした窮状
にあえいでおりますけれども、若さみなぎる留学生
は本当に元気です。
その元気を、拙著がみなさまへお運びできますよ
うに。
山下知緒
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山下知緒(やました ともお)
1971年生まれ。二松学舎大学文学部国文学科卒。文
学座附属演劇研究所本科卒。劇団と芸能事務所を
転々とする。民弥流居合術、駒川改心流剣術などを
学び、中太刀、小太刀、十手、棒、柔術を10年以上
修行。その素養に独自の工夫を加え、験(けん)流
手裏剣術を編み出す。妻のコミックエッセイ『ある
日突然ダンナが手裏剣マニアになった。』に描かれ
た私生活をNHKドキュメント番組「熱中人」が密着
取材して2012年1月に放映。2014年4月、『古式伝
験流手裏剣術(DVD付き)』(並木書房)を発表。
2018年4月から日本語学校の教壇に立ち、現在も都
内の学校に勤務。
内容は、山下さんの日本語教師体験談ですが、
描き出されているのは、異文化異文明の生徒たち、
そして同僚たちと山下先生の、火花が出るような真
剣な立ち合いの模様です。
本著を読んで強く感じるのは、
山下先生が、今は少数派になったかもしれない、
けっして逃げないサムライだということです。
ユーモラスな表現が多く、一見そう見えませんが、
行方不明になった生徒が見つかったら飛んでいく、
病気になった生徒には診察から薬を買うまで付き合う、
進学先が見つからない生徒たちと一緒に学校に行き、
なんとかうまくいくようにしてやろうとする、
出来のいい生徒のことを進学先の学校から褒められ、
ものすごく喜ぶ、生徒からの信頼を裏切った進学予
定先のエライさんにきちんと落とし前をつけさせる、、
ときには、理不尽な仕打ちを受けた生徒本人以上に
腹を立て、逆に生徒からなだめられる、仕事をきち
んとしない同僚と大喧嘩する
などなど、自分のためでなく、生徒のために動き、
怒り、泣き、笑うことができる、思わずツッコミを
入れたくなるくらい、見事なサムライです。
かといって、ずぶずぶにはならない。
見込みのない生徒は見切る厳しさもあります。
月のように明るく、
秋霜のように厳しく、
春陽のように楽しく
太陽のように温かい
まさにサムライ先生です。
内容はこんな感じです。
はじめに
1 転 職──未知なる世界へ
2 赴 任──そして誰もいなくなった
3 始 動──しばらくはオレの天下か?
4 支 度──私は教務主任じゃありません
5 始 業──あなたはいい先生だ
6 喧 嘩──山下先生は日本語が上手
7 寮 則──学校ってのは監獄なんだ
8 入 学──その学校、本当に大丈夫なのか?
9 掃 除──当番制、不退転の覚悟
10 圧 力──クビにしたけりゃしろ!
11 除 籍──逮捕された女子新入生
12 試 験──それでも赤点は減らない
13 遠 足──経費がほとんど認められない
14 会 議──何とか急場はしのげるかも知れない
15 反 乱──あの先生を変えてほしい
16 逃 亡──学費や寮費は未回収
17 主 任──普通の学校だったらセクハラですよ
18 恋 仲──にわかに校内恋愛が盛んに?
19 暴 言──仕事しない職員は給料ドロボウだ
20 切 腹──恥ずかしくねぇのか。腹を切れ!
21 年 末──大盛況だったクリスマス会
22 新 年──電車に乗るお金もないです
23 行 楽──私は女の子とデートする
24 卒 業──やべぇ。オレ、泣きそうだ
25 落 胆──みんな辞めていってしまう
26 夢 枕──後味の悪い夢にうなされた
27 瓦 解──クラス全員、大学進学をあきらめた
28 再 任──あの人はまったくこたえない
29 難 民──よるべないシリア女性の境遇
30 出 願──いきたい学校が決まらない
31 転 落──行方をくらませた留学生
32 見 学──学生と一緒に押しかけてみよう
33 増 員──新しくやってきた専任教員
34 内 紛──信じた結果がこれだから!
35 観 光──遊園地でバーベキュー
36 称 賛──親バカの気持ちが理解できた
37 決 裂──社長命令が聞いてあきれる
38 通 院──あこぎな商売しやがって
39 退 職──まともな職員は集まらない
40 惜 別──大人になり切れない留学生
41 再 起──こっちこそ、心底ありがとう
おわりに
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<とはいえ、私がこの業界に身を置けるのも、そう
長いことではないかも知れない。日本語教師が国家
資格化されたあかつきには、業界の均一化が進み、
私のようなハミダシ教員は淘汰されていく可能性が
ある。
しかし、私は最後までサムライ先生であり続けた
いと思う。>
あとがきにあったこの言葉に、胸が熱くなったのは
私だけでしょうか?
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『サムライ先生、日本語を教える』
山下知緒著(都内日本語学校教員)
四六判288ページ
定価1500円+税
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※数量限定、期間限定
エンリケ
追伸
生徒は、サムライ先生が大好きだったろうと推察し
ます。
受け付けは 28日(月)までです
『サムライ先生、日本語を教える』
山下知緒著(都内日本語学校教員)
四六判288ページ
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