こんばんは、エンリケです。
防衛装備庁の4回目です。
最新号の雑誌に掲載された渡邉さんの記事紹介が
あります。
さっそくどうぞ
エンリケ
追伸
東京五輪は一年延期されました。
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』
を読んで思いを馳せます。
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「ライター・渡邉陽子のコラム」バックナンバー
https://okigunnji.com/watanabe/
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『ライター・渡邉陽子のコラム (326)』
防衛装備庁(4)
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こんばんは。渡邉陽子です。
「丸」7月号に「日本の無人機最新レポート」が掲載されました。
竹内修氏の巻頭グラビアページと合わせてお楽しみいただければ幸
いです。ドローンは戦闘を変え、災害で命を救い、宅配便にもタク
シーにもなり……ものすごい可能性を秘めていて、知るほどに面白
く、空恐ろしくもあります。まずは国産ドローン頑張って欲しいで
す!
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「PANZER」7月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳
文の半生」第27回が掲載されました。福島第一原発の状況を政府な
どから一切知らされないまま迎えた14日朝。3号機で起きた水素爆
発で、初めて火箱氏は原発が危機的状況にあることを知ります。翌
日、ヘリ放水の打診がありました。
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「正論」7月号に「われらの女性自衛官」第4回が掲載されます。
今回は航空自衛官の整備幹部。防大1期生であり、防大生の長女、
高校3年生の息子たち(双子!)のお母さんでもあります。取材時
は空幕勤務でしたが、現在は那覇の第9航空団整備補給群司令とし
て約700名の隊員を率いています。
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雑誌記事のお知らせです。
「丸」7月号に「日本の無人機最新レポート」が掲載されました。
竹内修氏の巻頭グラビアページと合わせてお楽しみいただければ幸
いです。ドローンは戦闘を変え、災害で命を救い、宅配便にもタク
シーにもなり……ものすごい可能性を秘めていて、知るほどに面白
く、空恐ろしくもあります。まずは国産ドローン頑張って欲しいで
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「PANZER」7月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳
文の半生」第27回が掲載されました。福島第一原発の状況を政府な
どから一切知らされないまま迎えた14日朝。3号機で起きた水素爆
発で、初めて火箱氏は原発が危機的状況にあることを知ります。翌
日、ヘリ放水の打診がありました。
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「正論」7月号に「われらの女性自衛官」第4回が掲載されます。
今回は航空自衛官の整備幹部。防大1期生であり、防大生の長女、
高校3年生の息子たち(双子!)のお母さんでもあります。取材時
は空幕勤務でしたが、現在は那覇の第9航空団整備補給群司令とし
て約700名の隊員を率いています。
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■防衛装備庁(4)
ひとつの装備品が実際に装備化されるには、実に多くのステップを
踏んでいかなければならず、さらにユーザーである各自衛隊との連
携も不可欠です。
まず、各自衛隊から「こういう装備品が欲しい」という運用上のニ
ーズがあった場合や、防衛装備庁が技術的可能性を見いだせそうな
装備品に対し、技術研究が行なわれます。
陸上、艦艇、航空、電子各装備研究所等の該当する研究所で「技術
的リスク解決のための研究」「システムコンセプトの研究」「先進
的技術の研究」等が行なわれ、それらをクリアすると、初めて各自
衛隊からの開発要求を受け、技術開発官による技術開発へと進みま
す。
ここでは装備品の試作のほか、各装備研究所ならびに札幌、下北、
土浦、岐阜にある試験場での技術試験も実施。さらに各自衛隊でも
実用試験を行ない、何年もかけ、ようやく装備化されるのです。
機動戦闘車16MCVやC-2輸送機などは技本が研究開発していたもので、
そのまま防衛装備庁に引き継がれた後、部隊に装備されました。新
しい組織になっても、研究開発部門を担う旧技本の部署は、防衛技
術のフロントランナーとして存在感を放っているわけです。
さて、防衛装備庁の任務は
・防衛装備品の効率的な取得(プロジェクト管理)
・諸外国との防衛装備・技術協力の強化
・技術力の強化と運用ニーズの円滑・迅速な反映
・防衛生産・技術基盤の維持強化
・コスト削減の取り組みと監察・監査機能の強化
の5点です。これらの任務について、詳しく見ていくこととする。
まずは第2回で「目玉の部署」と称した、プロジェクト管理部が関
わるプロジェクト管理です。
プロジェクト管理とは、装備品等の構想段階から廃棄にいたるまで
のライフサイクルについて、各過程をシームレスかつ組織横断的に
把握しつつ、効果的・効率的に行なっていくための方針や計画を作
成したり、必要な調整を行なったりすることです。
防衛省における従来の装備調達は、構想、開発、量産、維持・整備
及び廃棄といったライフサイクルの各段階を、それぞれの担当部局
が個別に所掌していたため、コスト上昇に対する一貫性のある迅速
な対応が困難でした。
しかしそれらが防衛装備庁に統合されたことで、プロジェクト管理
を行なうことが可能となり、防衛装備品の効率的な取得が見込める
ようになったのです。
プロジェクト管理を主導するプロジェクト管理部には文官、自衛官
を配置し、プロジェクトマネージャー(PM)のもと、統合プロジ
ェクトチーム(IPT)がプロジェクト管理を実施する体制となっ
ています。装備品の計画に沿った取得、配備及び部隊における運用
を、ライフサイクルを通じて適切なコストで実施すれば、より効果
的・効率的な防衛力整備を進めることができるわけです。
プロジェクト管理強化のための取り組みとしては、プロジェクト管
理を実施する体制などを定めたPM/IPT包括通達(事務次官通
達)が制定されています。
またプロジェクト管理を実施するためのガイドライン(手引書)案
を作成したほか、PM/IPTに関する人材育成の一環として、米
国や民間におけるプロジェクト管理手法の研修を装備施設本部等に
おいて年に数回実施。
さらに装備品等の予定価格を独自に積算するためコスト情報をデー
タベース化し、そのデータを分析するための整備を実施しました。
軌道に乗れば画期的な管理方法であるだけに、関わる人間の教育な
どを含む準備には、相応の時間や労力を必要とします。長い目で見
ることも必要というわけです。
(つづく)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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