こんばんは、エンリケです。
「海上自衛隊幹部候補生学校」の18回目です。
きょうで海自幹部候補生学校は終わりです。
面白かったですね。
次回から何がはじまるのか。
ワクワクですw
では最後の海自幹部候補生学校。
さっそくどうぞ
エンリケ
追伸
著者多忙のため、次週の配信はお休みです。
追追伸
東京五輪は一年延期されました。
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』
を読んで思いを馳せます。
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「ライター・渡邉陽子のコラム」バックナンバー
https://okigunnji.com/watanabe/
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『ライター・渡邉陽子のコラム (322)』
海上自衛隊幹部候補生学校(18)
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こんばんは。渡邉陽子です。
最近、ドローンについて調べたり学んだりするのがおもしろいです。
この冬、訓練検閲を取材した際に初めてドローンで偵察を行なう
シーンを目にしたこと、そのとき一緒に取材したメンバーのひとり
がドローンを巧みに操って美しく迫力ある映像を撮っていたこと、
最近たて続けにドローンの記事を書く機会があったことなどがきっ
かけになりました。ドローンのことを知れば知るほど、その可能性
に驚かされています。
雑誌記事のお知らせです。
「パンツァー」5月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚
長火箱芳文の半生」第25回が掲載されています。陸上自衛官約1
5万人のトップとなった火箱氏。2010年、中国訪問時のエピソ
ードは読み物としてもお楽しみいただけると思います。
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「丸」5月号に「第3普通科連隊アルバム」と「最北の最強部隊
陸自第3普通科連隊密着ルポ」が掲載されました。3連隊と名寄駐
屯地、2師団広報の協力あっての記事です。ドローンで撮影された
超かっこいい巻頭カラーグラビアと合わせてどうぞ。こちらは本職
のカメラマンの撮影です。
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「正論」5月号に「われらの女性自衛官」第2回が掲載されていま
す。4月号は緊急事態宣言のため取材ができず休載となってしまい
ましたが、今月号から毎月の連載です。今回は護衛艦「まや」の乗
員の3曹をご紹介します。
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■海上自衛隊幹部候補生学校(18)
海上自衛隊幹部候補生学校の連載最終回、「米海軍士官学校アナポ
リスから見た江田島の教育」の後編です。
平成13年から始まったLSAPという海外語学研修プログラムに
より、アナポリスで日本語を専攻している学生の一部が、毎年約1
か月、日本に滞在します。
このプログラムでは、最初の2週間は江田島に体験入校、後半の2
週間は支援団体の家庭にホームステイします。
「江田島での2週間については声をそろえて『きつかった!』と言
います。『自分の時間がない、常に時間に追い立てられている、掃
除やらなにやらいろんなことをやらされる、体力的にも厳しい、考
えごとをする時間も体を休める時間もない』と、それはもう大変で
す(笑)。淡々とタイトな日課をこなす日本の候補生たちに驚愕し
ていました」
その後のホームステイ期間中は、ホストファミリーが色々な観光名
所に連れて行ってくれたりおいしい日本食を食べさせてくれたりと、
とてもよくしてもらうそうです。
「人情厚く温かく歓迎されて、相当じーんとするようです。日本の
ような歓待は、アメリカではありえないですから。結果として日本
に対しては好印象を抱くと(笑)」
「海上自衛隊は米海軍を見習ってきたので、過剰に素晴らしいと思
いがちな面があります。けれど、一概にそうでもない生の姿を見る
ことができたのは私にとっても貴重な経験でした。防大の学生もア
ナポリスに研修に来るのですが、最初は学校のスケールに圧倒され
るんです。そこで彼らに『ちゃんとよく見てみなさい』と言います
。ベッドの取り方から部屋の掃除、生活の面の厳しさ、そして人を
よく見てみろと。そうすると『自分たちのほうができていることも
あるじゃないか』と、防大生も気づきます。それに、米軍は世界中
に展開しているのに学生たちはかなりドメスティックで、外のこと
をあまりにも知りません。日本のように遠洋航海で世界を回ること
もなく、卒業したらすぐに部隊に配属されますし、各国に展開して
いる基地も、基地内は米国での生活と何ら変わりませんから。日本
のほうがよっぽど柔軟性がありインターナショナルだと感じます」
アナポリスの学生にとって、日本は非常に人気のある勤務地だそう
です。米海軍ではアナポリス卒業時、成績順に最初に乗る艦を選べ
るのですが、横須賀や佐世保を母港としている艦はあっという間に
埋まってしまうとか。
「海外への憧れもあるのでしょうが、江田島にやってきた学生がい
い宣伝をしたというのもあると思いますよ」
18回にわたった長い連載も今回で終了です。次回からは新しいテ
ーマでお届けします!
(海上自衛隊幹部候補生学校 おわり)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
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