配信日時 2021/03/29 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(118)】「良かれと思って…」にひそむ危険

おはようございます、エンリケです。

今週もどうぞよろしくお願いします!

118回目の美佐日記。

危機管理は個人からはじまる、
とのご指摘はその通りですね。

ちなみにわたしはマーガリンを口にしません。
バターを使っています。

あることがきっかけで、
身体に入れる食べ物飲み物への
警戒レベルを上げました。

神経質にならないレベルで
鈍感から脱却しています。

C国やK半島で作ったものを口にしないのは
言うまでもありませんw

さっそくご覧ください。


エンリケ

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『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾
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桜林美佐の「美佐日記」(118)

「良かれと思って…」にひそむ危険

桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和3年3月の今回
は118回目となります。

発行者のエンリケさんから前回、頂いたコメントに
勇気づけられました。今後も一見、国防と関係なさ
そうな環境、食の問題も、たまには(けっこう頻繁
になっていますが)取り上げていきたいと思います!

それにしても『軍事情報』そのものが、すでに多様
な情報発信源となっていますよね。中には食品添加
物の話題までありますので、まさに私が日頃から感
じている「食」=ほとんど毒という考え方の背中を
押してもらったようでした。

いえ、毎日お世話になっている食べ物に対して、そ
んな言い方はいけないのですが、もはや私たちの生
活の中で不純物を体内に入れないことは不可能だと
言われています。なので、なるべく少なくするか、
排毒(デトックス)するか、努めることがベターだ
と思っているのです。

もちろん、体質にもよりますので、何を食べても全
く問題ない!と自信がある人はその限りではありま
せんが。ただ、問題は、自衛官の皆さんは経験があ
ると思いますが「断れない場面」があることです。

かつてここで書いたように、私自身は福岡在住時に
「鳥刺し」のお土産で複数の自衛官が食あたりにな
り、救急搬送された人もいたことが強烈に印象に残
っていますので、かなり慎重になっていますが、自
衛官時代にイラクに行った佐藤正久議員は地元の部
族の人たちに勧められた物を残さず食べなければと
頑張って毎日お腹を壊し、ドクターストップがかか
るほどになったと聞きます。

敵の弾に当たるのではなく、厚意で与えられた食べ
物に当たって致命的な事態になってしまうなんてあ
まりにも不幸ですが、これを回避するほうがよほど
難しいんですよね、実際は。

不可避というと、子どもの給食もそうだと思います。
私は小学校では毎日必ず牛乳とパンとマーガリン
が出され「食べ終わるまで席を離れてはいけない」
ということでしたので、無理にでも食べていました。

しかし、今になってみると「日本人は牛乳を消化す
る酵素を持っていない」ということが分かってきた
り、マーガリンに至っては顕微鏡で見るとプラスチ
ックに酷似した「トランス脂肪酸」の塊で、身体の
あらゆる細胞の働きを阻害することが知られるよう
になってきました。

欧米ではトランス脂肪を含む食品の販売を禁止する
法律が各地で施行されている中で、日本では全く規
制されていないという、なんというか、日本人のあ
る種の「おおらかさ」というか、何であれ食べ物に
対する感謝の心が、不健康な物質まで受け入れてし
まっていると言えるかもしれません。

米国医師会は、2008年からトランス脂肪の使用
を禁止するための運動に支持を表明し「トランス脂
肪は米国人が消費している脂肪の中でもっとも危険
な油」と表明しています。

そう言う私も、トランス脂肪が含まれているであろ
うクッキーやケーキを食べてしまっているわけです
が、これはもう自己責任の範疇です。しかし、子ど
もの頃の給食は、毎日半ば強制的に食べさせられて
いたのですから、これってかなりひどい話なのでは
ないかと今さらながら感じております。

このように、健康を害することが現在では明らかに
なっているものを口に入れざるを得なかったり、ま
た、良かれと思って下さった物を体内に入れるとい
う行為が、実はもっとも危険なことなのではないか
と最近、感じています。

次元は違いますが、良かれと思って集団接種をして
いたワクチンについても反対論が出るのは自然な流
れなのでしょう。

コロナワクチンについても色々な意見が噴出してい
ます。とはいえ、自衛官はじめ海外出張をするお仕
事をする人は打つ必要があるのだと思いますが、米
国内ですでに接種した知人に聞いたところ、2回目
の接種後に発熱、悪寒、全身の激しい痛みに襲われ
寝込んだという話が多く聞かれます。

こんな話を聞くと青ざめますが、それでも「これを
乗り越えれば旅行ができる」とか外食に行かれると
いったことがモチベーションになっているようです。
家族が副反応でこんな症状になっているのを横目に、
それでも打ちに行くのですから心が強いんだなあと
感心しています。

ともあれ、私たちを取り巻く危険というのは数々あ
って、いつ自然災害が起きるか分からない、サイバ
ー攻撃に遭うかもしれない・・・などといったこと
にいくら注意を向けていても、実は毎日、口に入れ
ている食べ物や、治療のためだと思って飲むクスリ、
ワクチンなどに知らず知らずに攻撃されているの
かもしれないということは肝に銘じなくてはならな
いでしょう。

日々のひとつひとつの選択が非常に重要になってい
るこの時代、仮に「やられた!」ということになっ
ても、それに打ち勝つ精神力というか、強い「解毒」
力がもっとも必要なのかもしれません。


<おしらせ>
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(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。


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