こんにちは、エンリケです。

１１４回目の美佐日記。

カワイイ内容ですね。
ほっこりしました。

さっそくご覧ください。

エンリケ


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今年４月に刊行された『自衛官が語る災害派遣の記
録』に続く、第２弾『自衛官が語る海外活動の記録』
（桜林美佐監修・自衛隊家族会編）が発売されてい
ます。中東シーレーンの安全確保をめぐって新たな
自衛隊派遣が行われているこの時期にタイミングを
合わせたような出版です。現地で自衛官たちが何を
思い、どのような苦労をして、任務をこなしてきた
か、２５人の自衛官のリアルな体験記です。

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桜林美佐の「美佐日記」（１１４）

最愛のパートナーは「サツマイモ」

桜林美佐（防衛問題研究家）

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和３年２月の今回
は１１４回目となります。

　前回は、福島を震源とする最大震度６強の地震に
ついて触れませんでしたが、2年間の九州・福岡暮
らしですっかり地震のない生活に慣れていた私は、
改めて関東に来たんだと思い知らされる夜でした。

　長年の間、ラジオ局の報道デスクとして泊り勤務
をしていたため、様々な警告音に敏感に反応する癖
が抜けず（もちろん、緊急地震速報は誰でも驚くで
しょうが）、飛び起きてすぐさま情報収集を始めて
しまうという癖もまだ治っていませんでした（汗）。

　体が、その後の動きを覚えてしまっていて「総理
官邸入り！」「官房長官会見！」「1時過ぎから気
象庁会見！」「始発前にＪＲ・私鉄各社に運行状況
確認！」と、つい独り言を言いながら「何か」をし
ようとしてしまうという（旦那さんをバイトと間違
えてテレビをつけさせたり）・・・本当に身につい
たことってすごいんですね。

　当時は泊り勤務明けで帰って寝ようとして、焼酎
を飲んでもワインを飲んでもほとんど寝られなかっ
たのですが（若い頃はそれでＯＫでしたが・・）、
こんな環境に毎日置かれている人はもっとキツいと
思います。その意味で、転勤があるのは大事なこと
ですね。

　そんなわけで、寝不足から始まった1週間、久し
ぶりに「夕刊フジ」の原稿を書いておりました。

本当にありがたいことに他の締切り原稿も重なって
いたので、月～金で数十歩くらいしか歩いてないと
思います！（胸を張って言うことじゃないですが）。

　そんな、文字通り「巣ごもり」生活をエンジョイ
している私にとって、最強のパートナーとなってく
れているのが「サツマイモ」です。

　ポテチやおせんべいはこぼすので、できる限り作
業中は避け、最近はもっぱら「サツマイモ女子」（
自称）していま～す（ちょっと女子っぽいか！？）。

聞けば、コロナの巣ごもりでサツマイモの需要が伸
び、特に「干し芋」の売れ行きが伸びているのだと
か。同じことを考えている人っているものですね。

　私としてはなるべく「有機サツマイモ」を入手し
たいのですが、スーパーに並ぶとすぐに売り切れて
いるのです。

　近隣でこれだけ「サツマイモ」と「有機（無農薬）」
にこだわる人がいるということは、一度みんなで会
えたりしたら楽しいお喋りができるに違いありませ
ん。

　そんな中、米国人の友達に「イモはどうやって調
理するのか」とメールで尋ねられたので、私の拙い
英語力で間違ったことを教えてはいけないと、イモ
調理の動画を撮影することにしました。

　まず、水で濡らしたキッチンペーパーでサツマイ
モを包み、その上をラップで包む。６００Wの電子
レンジで４～5分チンして出来上がり！

　しかし・・・、自分で自分の動画を撮るというの
はけっこう難しい。

　結局、リハーサルと本番をくり返し、時間があっ
という間に過ぎていきました。

残ったのは山積みの焼き芋と、原稿・・・。

　そんなわけで、相変らずやるべきことの優先順位
をかなり誤っている私ですが。本日から4日間の夕
刊フジ「国防最前線」をぜひご覧頂ければ嬉しいで
す。2月23日はお休みで、26日金曜日までの4回の連
載となります！
　
＜おしらせ＞
月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防衛産
業」連載中です。コツコツ書いてまいります！
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会員制月刊誌『テーミス』でも自衛隊ルポを連載中
です！　http://www.e-themis.net/

３，YouTubeチャンネルくららで毎週土曜に
アップしている「国防ニュース最前線」、今週も伊
藤俊幸・元海将に解説をして頂きます！
※2月13日にアップされた「コロナ禍で分かり合
えないのは○○が足りないから」は、とても好評で
した（私の周囲だけかもしれませんが）。かつての
陸幕広報室の様子も語られています！
http://okigunnji.com/url/42/



（さくらばやし・みさ）



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【著者紹介】
桜林美佐（さくらばやし・みさ）
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業［改訂版］』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
（いずれも並木書房）、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』（P
HP研究所）、『日本に自衛隊がいてよかった』（産
経新聞出版）、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』（ワニブックス）。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。


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