配信日時 2020/12/05 20:00

【戦略航空偵察】空の情報史

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こんばんは、エンリケです。

西山邦夫さんの新刊
『戦略航空偵察─知られざる平時の戦い』を

5日間限定で著者サインが
手に入るのは
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その昔ある方から

「9割がたのインテリジェンスをオシントでつかむ
ことは確かにできる。しかしそのインテリジェンス
にピントをピタリと合わせ、インテリジェンスの確
度の高さを期するにはヒューミントなどの「積極的
情報収集活動」が不可欠」

「インテリジェンス活動を考えるときは、量と質を
峻別して扱わなきゃいけない」

と聞いたことがあります。

ふと思い出したインテリジェンスの思い出でした。




さて、この本の著者・西山さんが、
ことしの2月から10月まで、毎週月曜日20時に
配信していた連載「戦略航空偵察」の著者であるこ
とは、すでにあなたもご存じでしょう。

ここであらためてご紹介しますね。


西山邦夫(にしやま・くにお)
1936年生まれ。防衛大学校卒(4期・空)。
情報関係略歴:航空幕僚監部調査2課収集1班長、航
空総隊司令部情報課長、陸幕調査別室主任調整官、
航空自衛隊幹部学校主任教官。最終階級は空将補。

著書に『肥大化する中国軍(空軍部分を執筆)』
(晃洋書房、2012年)、『中国をめぐる安全保障
(空軍部分を執筆)』(ミネルバ書房、2007年)。
研究論文に『中国空軍の戦力構成とドクトリン』
『中国空軍のSu-30MKKとインド空軍のSu-30MKI』
『韓国空軍の増強と近代化』『中露合同軍事演習』
『中国の主要航空兵器の装備化実績と将来予測』
『中国空軍の戦力とドクトリン』『チベットにおけ
る中国の軍事態勢整備』などがある。



『戦略航空偵察─知られざる平時の戦い』は、
幣メルマガ連載『戦略航空偵察』の書籍化です。

連載記事に写真・地図等々をプラスし、さらに読み
やすくなって世に出ます。だからおススメです。

ちなみに書籍化されたメルマガ連載は、
本著で13冊目となりました。


では、このインテリジェンスブックの中身を見てい
きましょう。


目 次

はじめに 1
略語集 12

第1部  戦略航空偵察 13

第1章  戦略航空偵察とは何か 14

戦略航空偵察の目的/各国の現用の偵察機/情報収
集の手段/偵察衛星と無人機(UAV)/偵察飛行
と国際法


第2章  航空偵察の歩み 19

第2次世界大戦期の偵察活動 19

各国の偵察機/信号情報の収集開始

大戦後の航空偵察 23

冷戦前期─ソ連圏の情報収集/冷戦後期─キューバ
危機と中国の核開発/米海軍偵察機EC‐121の
撃墜/ベトナム戦争と戦術偵察/冷戦以後─中東紛
争とテロとの戦い/活発化する日本周辺の偵察活動

偵察手段の進歩と情報の使用 30

スタンドオフ・テクニック/映像情報の収集と活用/
データベース化される電子情報/狙われるデータ通


偵察機に対する妨害行為 33

米軍偵察機に対する危険な接近飛行/威嚇する中国
戦闘機


第2部  冷戦期の航空偵察 35

第3章  朝鮮戦争前後の偵察活動 36

朝鮮戦争と航空偵察 36

朝鮮戦争の勃発/奇襲された米軍/米軍の戦争介入
と航空偵察の開始/MiG‐15の戦闘加入/RF
‐86F偵察機の活躍/戦術偵察/電子戦の攻防/
撃墜された情報将校搭乗の偵察機/核戦争への備え/
朝鮮戦争の性格

日本周辺の航空偵察と撃墜事件 47

朝鮮戦争時の日本周辺の情勢/北海道周辺の米ソ航
空戦力の対立/日本海でのP2V撃墜事件/ウラジ
オストク沖でのRB‐29撃墜事件/根室東沖での
RB‐29撃墜事件/日本海で撃墜されたRB‐5
0偵察機/その後のRB‐50搭乗員の消息/日本
海でのP2V不時着事件/根室沖でのRB‐29撃
墜事件/新偵察機RB‐47の配備とカムチャツカ
沖での撃墜/あいつぐ偵察機の喪失/偵察機多数喪
失の原因/VP‐22飛行隊の日本派遣/北朝鮮軍
機の米軍機攻撃/米偵察機のソ連領侵入飛行停止/
日本はなにも知らなかった……


第4章  冷戦初期の対ソ連偵察飛行 68

鉄のカーテン/ソ連偵察飛行の開始/バルト海で米
偵察機撃墜/ソ連核戦力に対する恐怖/米軍偵察機
の能力の実態/ホームラン作戦/RB‐47のコラ
半島偵察/ソ連の焦りとフルシチョフの脅し


第5章  U‐2偵察機の登場と活躍 82

U‐2の開発/パイロットにも過酷な環境/U‐2
の性能・機能の向上/U‐2偵察飛行の開始/U‐
2の本格運用─西独ウィスバーデンから発進/M‐
4バイソン爆撃機/ソ連の激しい抗議と米大統領の
対応/トルコ領アダナからの2回の偵察飛行/毒入
りカプセルの誤飲でU‐2墜落/ソ連ICBM弾着
地の偵察/ソフトタッチ作戦/ミサイル・ギャップ
はなかった/U‐2のソ連領内飛行に対するソ連の
反応/黒いジェット機事件/偵察飛行への強い危惧/
U‐2の飛行を脅かす地対空ミサイル


第6章  U‐2撃墜事件 104

ソ連、戦略ミサイル軍を創設/新型ICBM SS
‐6の脅威/「スクエア・ディール作戦」/NSA
によるソ連の防空通信の傍受/米英選抜のU‐2パ
イロット/「グランドスラム作戦」/パワーズ飛行
士が操縦するU‐2の撃墜/モスクワの対応/U‐
2撃墜の衝撃/パワーズ飛行士のその後


第7章  キューバ危機と航空偵察 120

U‐2の偵察情報で始まったキューバ危機/カスト
ロ政権のソ連接近と米国の警戒/キューバへのミサ
イル配備と米国の偵察強化/米軍は大規模偵察活動
を開始/U‐2の運用はCIAからSACへ/U‐
2による弾道ミサイル配備確認と米国の対処/チュ
コット半島領空侵犯事件/大統領の決断/キューバ
偵察飛行の信頼性の限界/ル・メイ将軍


第8章  台湾政府の中国大陸偵察 135

CIAと台湾政府の協力/ブラック・キャット飛行
隊の新設と活動/U‐2と中国地対空ミサイル部隊
の虚々実々の戦い/警報装置システム12/警報装
置システム13/中国内陸飛行の終わりとその後


第9章  ベトナム戦争と航空偵察 146

ベトナム戦争に空軍投入/偵察機の損失/CIAの
偵察活動/「ブラック・シールド作戦」/A‐12
のベトナム偵察飛行の計画概要/A‐12に地対空
ミサイル発射/U‐2の運用、CIAからSACに
移行/U‐2の偵察活動/SR‐71の偵察活動/
最初のSR‐71の任務飛行/ドローン(無人機)
の偵察活動/ドローンの運用/有人機に代わって困
難な任務を実施/横田から発進するRB‐47の活
動/横田から嘉手納への移動/RB‐47Hとドロ
ーンの共同運用/RC‐135偵察機の活躍/
RC‐135に対するMiGの攻撃/ホーチミン・
ルート偵察/KC‐135の用途/進化するRC‐
135偵察機/通信中継機器搭載機/ベトナム戦争
における航空偵察の成果


第10章  EC‐121撃墜事件 178

ソ連・北朝鮮間の通信傍受/北朝鮮空軍のMiG‐
21/EC‐121撃墜される/ソ連艦艇が浮遊物
を回収/米政府は「核報復」も考えた/北朝鮮の挑
発の意図/北朝鮮の「勝利の理論」/国際法を無視
する北朝鮮


第11章  ソ連機による偵察活動 188

ソ連偵察機/民航機の偵察器材搭載/偵察機の活動
範囲拡大と海外基地取得/ベトナム・カムラン基地
に航空兵力展開/米空母上空を偵察飛行/偵察飛行
中の事故/冷戦終結と偵察活動の変化


第12章  A‐12とSR‐71 194

A‐12(OXCART)の開発/A‐12をどう
使うか?/幻のA‐12とU‐2の共同作戦/ブラ
ック・シールド作戦/プエブロ号拿捕事件/A‐12
の退役/A‐12とSR‐71/SR‐71ブラックバー
ドへの移行/SR‐71の開発経緯/SR‐71の運用
開始/ムルマンスク海軍基地の偵察/駐イラン大使
館人質事件/ペトロパブロフスク軍港偵察/
SR‐71の北朝鮮偵察/中近東でのSR‐71の偵察
活動/ソ連のSR‐71対抗策


第3部  冷戦後の航空偵察 219

第13章  湾岸戦争での航空偵察 220

偵察部隊の緊急派遣/デザート・ストーム作戦と情
報活動/情報活動と大量データ処理/スカッドミサ
イル発射サイトの捜索/U‐2用航空燃料の輸送の
困難さ/湾岸戦争におけるU‐2の偵察活動の総括


第14章  EP‐3衝突事件 226

米海空軍の対中国偵察活動/海南島沖EP‐3と
J‐8の衝突事件/台湾海峡の緊張/その後の米空
軍の航空偵察/偵察態勢の刷新


第15章  ロシア軍機の対日偵察活動 241

活発化するロシア軍機の偵察活動/新偵察機Tu‐
214R/最近のロシア偵察機の行動/北朝鮮のミ
サイル発射に関連する対日偵察


第16章  北朝鮮の核・ミサイル監視 246

北朝鮮の弾道ミサイルと核兵器開発/衛星による監
視態勢/米空軍による監視態勢/米陸軍による監視
態勢/米海軍による監視態勢/韓国と北朝鮮間の軍
事合意書/韓国軍の監視態勢/軍事合意後のDMZ
沿いの偵察活動/強化される米軍の監視態勢


第17章  中ロの軍事協力と航空偵察 260

中国の最近の偵察活動/中国・ロシアの爆撃機が編
隊飛行/中ロ両国の事前偵察飛行/韓国をめぐる日
米対中ロの対立/中ロ合同演習の経緯/深化する中
ロの軍事協力


第4部  航空偵察の価値と将来 271

第18章  中国軍の演習と米軍の偵察活動 272

中国軍の演習/黄海に設定された飛行禁止区域へ
U‐2侵入/米中間の取り決め/米軍の反論/南シ
ナ海に4発の弾道ミサイル発射/米軍偵察機の尖閣
諸島周辺飛行/米陸軍の新型偵察機登場


第19章  偵察衛星と無人偵察機 278

進化する偵察衛星

米国の初期の偵察衛星/核軍縮の検証に寄与/湾岸
戦争と作戦情報/偵察衛星の機能強化の趨勢/ロシ
アの偵察衛星/中国の偵察衛星

UAV(無人航空機)の開発

米国のUAV/イスラエルのUAV/中国のUAV/
ロシアのUAV


第20章  有人偵察機は使い続けられるか? 297

万能ではない偵察衛星やUAVの情報活動/有人偵
察機を使い続ける米国/ロシア─新たな偵察機の配
備/活発化する中国の偵察活動/自衛隊の有人偵察



終章  航空偵察と日本の立ち位置 302

米軍偵察機の基地としての日本/中国、ロシアの偵
察行動と日本/日本の戦略的航空偵察活動/日中間
の信頼醸成措置の構築/偵察飛行は「国の戦略を映
す鏡」

[コラム]
UFOに間違えられたU‐2偵察機 87
ソ連戦闘機はU‐2を撃墜できない 103
中国空軍によるF‐104の撃墜 175
オープン・スカイ条約 239


おわりに 308
主な参考文献 314




いかがですか?

ワクワクしません??

























ちなみにわたしはここまで書いてきて、
全部知ってるはずなのに、
ゾクゾクが止まりませんw

インテリジェンスが好きなんですねえww

できたら、私と同じように感じるあなたに
ぜひ手に取ってほしいです!






この本は「良質の情報史」です。

これまでなかったインテリジェンスを
あなたの中に取り込んで、
これまでになかった知恵を培いませんか?


ぜひあなたには、
この機会に、著者・西山さんのサイン本で、
きっかけを手に入れてほしいです!



2020年12月4日20時~2020年12月9日23時59分締切。(水曜日)

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    知られざる戦略航空偵察の世界
    の現在・過去・未来が見通せる本

     平戦時問わず行われている情報史
       を描いた作品

       情報勤務経歴を持つ著者だから
         迫力が全く違う!


●平戦時問わず行われている航空偵察活動の知られ
 ざる実像が惜しみなく描かれています。この本を
 読んで、これまで受け取ってきた史実理解が18
 0度変わる人も出てくるでしょう。

●航空偵察をめぐる歴史を非常に興味深く読めます。
 永久に紐解く価値を持つ情報史資料としての価値
 があります。
 
●航空偵察は、まさにプロの世界の術といえるでし
 ょう。窺い知れる機会はまずありません。これま
 で見たことも聞いたこともない世界にようこそ!

●著者の経歴が、信頼できるディテールの表現を可
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エンリケ


追伸
情報収集を行う「偵察」こそ、すべての軍事の最前
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