配信日時 2020/11/27 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編】結論─北朝鮮の実力検証(4)

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ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応
予備自衛官でもあります。
お仕事の依頼など、問い合わせは以下よりお気軽に
どうぞ
 
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こんにちは。エンリケです。

加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が
出ました。

今回は、
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武器オンチの日本人には
特におススメです。

きょうも面白いです。

「戦後の日本人は、「真の敵」と戦えない、戦わな
い単なる腰抜け」との言葉を先日聞きました。
深く同意、納得・共感しています。

その一員である自分に喝を入れてくれる存在が、
加藤さんが毎週届けてくださることばです。


さっそくどうぞ


エンリケ

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加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編     

結論─北朝鮮の実力検証(5)


Takashi Kato

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□トランプツイッター11月15日付
 
 11月18日、トランプ大統領はウィスコンシン
州の2郡で開票結果を再集計するよう申し立てを行
ない、同申請に必要な3億円余りを納めました。民
主党が優勢なこれらの郡では、バイデン氏に約36
万票の差をつけられています。よほど自信があって
の決断だと思われます。僅差だったジョージア州で
も19日現在再集計が行なわれており、また、ミシ
ガン州では2名の開票検査員が選挙結果の承認を拒
否する事態が起きています。こういった流動的状況
を考えると、正式な選挙結果が出るまでには12月
一杯かかることも有り得ましょう。
 
 日本のマスコミは「敗北を認めぬトランプ氏がホ
ワイトハウスに居座っている」との印象操作を行な
っていますが、これは現職大統領に対する非礼です。
来年1月20日の大統領就任式まで、大統領は現
職が務めるものだからです。主流メディアが束にな
って「バイデン氏当確」を既成事実化しようとも、
各州の議会が選挙結果を認証し連邦議会に送付する
まで、バイデン氏は「元副大統領」であり「大統領
候補」のままなのです。
 
 日本での報道にはまた「アメリカの有権者が一丸
となってトランプ大統領をホワイトハウスから追い
出した」との論調がありますが、これも「トランプ
憎し」の心理からアメリカの現状を見誤ったもので
す。過去4年間、マスコミと野党民主党はロシア疑
惑やウクライナ疑惑を捏造。果ては弾劾裁判まで政
局化しトランプ氏の政界追放を企ててきました。に
もかかわらず、このワイルドカード大統領は職務に
専念。経済再建、製造業の米国呼び戻し、軍備強化、
国境保全、中東情勢打開、対中政策実施、アメリ
カンドリーム再興など結果を出し続けました。トラ
ンプ氏の再選を厭う主流メディアは世論調査結果を
取捨選択し、一貫して「バイデン氏圧勝」との報道
を続けましたが、ふたを開けてみれば「大接戦」。
おまけに民主党は多くの下院議席を失い、上院多数
党にも返り咲いていません。あらゆる予想を覆し、
全米有権者の約半分がトランプ大統領の仕事ぶりと
与党共和党を高く評価したのです。日本の施政者も、
トランプ氏が獲得した現職大統領最高の7300
万票を軽んじるべきではありません。
 
 日米のマスコミが十年一日のごとく「次期大統領
バイデン氏」報道を繰り返すなか、11月15日に
は何万人ものトランプ支持者が首都ワシントンで「
大統領支援行進」を敢行。同日、全米各地の小さな
コミュニティでも支持者らが続々と集結し、大統領
支持の決意を新たにしたのです。主流メディアがこ
ういった「草の根集会」を無視したのは言わずもが
な。しかしながら7300万票の一般投票が示すご
とく、トランプ氏の岩盤支持層は4年前以上に堅固
健全で、結果的に誰が次期大統領になろうとも、今
後も政治的発言力を高めていくものと思われます。
 
 祖国アメリカを「人種差別と搾取の国」と貶(お
とし)める左派キャンセルカルチャーを良しとせず、
「奴隷制度廃止のため南北戦争を戦い、自由と平
等の実現に向け今も歩み続ける勇者の国」と見るの
がトランプ支持層。彼ら彼女らはアメリカンドリー
ムの実践者であり、米国人としての矜持、責任感、
そして愛国心で結びついた多種多様な人々なのです。
 
 ちなみに、80年代に市民権と参政権を取得して
以来、一度たりとも投票を欠かしたことはありませ
ん。これまでずっと「操作された選挙」は北朝鮮や
中国など一党独裁国家の十八番(おはこ)だと思っ
てきました。しかし今回、トランプ大統領が不正投
票や開票操作疑惑を声高に訴えたことがきっかけに
なり少し調べてみました。何十万票ものトランプ票
がバイデン票に改ざんされたと指摘されるドミニオ
ン電子投票システムですが、この投票機は連邦政府
の独立機関である「選挙支援委員会」によって試験・
認証され、2016年の選挙でも使われています。
超党派の政府機関が長年使用を認めているのです
から、ソフトの欠陥あるいは意図的集計操作の確た
る証拠が出ない限り、トランプ陣営の主張は無理筋
だと思います。
 
 しかし同時に、選挙前から「今回の選挙は支離滅
裂な結果を生み、長い法廷闘争に発展する」とのト
ランプ発言にも一理あります。なぜか? 各州が維
持する選挙人名簿は亡くなった人々が適時削除され
ないなど不備が多いこと。第三者が高齢者施設や病
院などを戸別訪問して不在者投票を集め、選挙管理
者に届ける代行集票行為、いわゆる「バロット・ハ
ーベスティング」が大票田州で行なわれていること。
16の州で投票時に身分証明書の提示が義務付け
られていないことなどが理由です。
 
 成りすまし投票やバロット・ハーベスティング票
の取捨選択、そして、二重投票や投票権のない移民
による不正投票などの可能性が排除できないからで
す。そのうえ一律郵便投票のため即日開票ができず、
最終集計の遅延が選挙への不信を煽る結果を生ん
でいます。こうなることをトランプ氏が再三警告し
てきたにもかかわらず、感染防止を口実に郵便投票
を断行したのは民主党系の州知事ら。常識的に考え
て、マスク着用やソーシャル・ディスタンシングが
新生活様式になった昨今、投票所で一票を投じるこ
とは充分可能で安全だったはずです。ならば今回の
見苦しい大混乱の責任は、郵便投票に踏み切った知
事らに帰されるべきでしょう。
 
 トランプ大統領は中国と経済的に袂を分かつ「デ
カップリング」を念頭にした大統領令を出すなど、
これまで同様、中国締め付け策を継続中です。ポン
ペオ国務長官も欧州、中東を歴訪しトランプ外交の
後押しを続けています。2期目を確信し、粛々と職
務をこなすトランプ陣営に揺るぎは見えません。一
方、エスパー国防長官を電撃解任した裏事情には、
トランプ氏逆転勝利が引き起こす無法状態への配慮
があるとされています。エスパー氏は正規軍の国内
治安出動を禁じた「民警団法」を厳守し、トランプ
氏と対立していたからです。非常事態に臨んでも州
兵部隊動員を躊躇する知事らに頼らず、トランプ氏
が大統領権限で正規陸軍を動員、暴動略奪の鎮圧を
行なうとの読みです。
 
 四半世紀以上前のことになりますが、当時ソ連崩
壊を目撃した誰もが、「民主主義が共産主義に勝利
した」と確信したものです。ところが、全体主義的
なものへの礼賛はリベラル思想に姿を変えて若年層
の心に蔓延(はびこ)り、祖国を否定するキャンセ
ルカルチャーとアメリカの左傾化を生みました。米
国分断の下地が形成された訳です。4年前、アメリ
カの伝統的価値を体現するドナルド・トランプが現
れ保守派が息を吹き返すや、米国に穿たれた断層は
一挙に深くなりました。アリゾナの片田舎でも、米
国に迫りくる「長い不和の時代」が予感されます。
 
 本日のトランプツイッター、キーワードはorg
anically。「組織的に」という意味です。
 
The Fake News Media hardly even discussed thetens
of thousands of people that came to D.C.Formed o
rganically, and in many parts of the Country!
 
「首都ワシントンやその他のアメリカ各地で組織的
に集まった何万人ものトランプ支持者のことを、フ
ェイク・ニュース各社はほとんど言及していない!

 
□追記

 11月23日、トランプ大統領は「国益を第一に
考え、初期の政権移行手続きを進めるよう指示した」
とツイートしました。しかし、最終的な勝利を確
信し、訴訟手続きは継続するとも述べています。こ
れが2024年を見据えた「安全着陸」を示唆する
ものなのか、それとも、最高裁の判断が出るまでの
引き延ばし戦術なのかは分かりません。

 いずれにせよ、米政界の混乱と国内分断が「コロ
ナ後新世界秩序」の主導者たらんと目論む中共の思
う壺であることは明白。日本の政治家諸氏もこの点
を肝に銘じ「自立」のチャンスとすべきです。



▼結論─北朝鮮の実力検証

 兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるた
めには相手より優れた武器を持たねばなりません。
兵器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく
続いているのはこのためです。よく指摘される武器
の効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を
抜かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝
ち」の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な
破壊力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手
放せない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏
面が「抑止力」なのです。
「加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞ
れの武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を
考えていくことにします。

10月10日、北朝鮮は朝鮮労働党創建75周年に
合わせ、異例の夜間軍事パレードを敢行。「米国に
対抗できる軍備」を誇示しました。しかし米朝が実
際に戦火を交わした場合、金正恩の軍隊は数日しか
持たないとの試算もあります。仮に第2次朝鮮戦争
ともなれば、日本も対岸の火事とは言っていられま
せん。北朝鮮軍の実力検証シリーズ、今回は結論編
です。

 これまで朝鮮人民海軍、空軍、陸軍を考察しまし
たが、国際社会に背を向ける独裁体制が仇となり、
ステルス航空機や戦車の複合装甲、静粛性の高い潜
水艦、そして精密誘導ミサイルなど先端技術からと
りのこされてきたのは明白です。質より量を追求し
た結果、数字上は「強大な軍隊」との印象を与えま
す。しかし陸海空の戦場で、北朝鮮軍が保有する旧
式武器の射程外から狙い撃ちしてくる米軍のハイテ
ク兵器と戦術にはお手上げでしょう。

 また食料や燃料、修理部品など戦争遂行に必要な
資源が不足しているため、戦闘を長く継続すること
も不可。銃弾の洗礼で北朝鮮軍将兵が一気に士気を
喪失し、強いられた「将軍様」への忠誠をかなぐり
捨てることも有り得えます。

 1950年に勃発した朝鮮戦争で、中国は北朝鮮
側について参戦。米軍主体の国連軍と戦いました。
中朝は「血で固められた同盟」とされる所以です。
また、旧ソ連時代に共産圏諸国のひとつとして建国
した北朝鮮は、現在もロシアと良好な関係を維持し
ています。しかしながら、金正恩委員長が核武装実
現を国是として以来、習近平国家主席もプーチン大
統領も北朝鮮の扱いに手を焼いている印象です。

 中露にとって、国際社会から隔絶した弱小独裁国
には軍事的にも経済的にも大した価値はなく、その
存在意義は「アメリカを手こずらせる駒」という一
点に尽きます。米朝の調停役という外交カードを切
ることができるからです。

 逆に言えば、北朝鮮が米国本土を射程に収める核
搭載弾道弾の実戦配備に踏み切り第2次朝鮮戦争が
現実味を増した場合、中露は金正恩政権を「捨て駒」
と見なすでしょう。利用価値とてない弱小独裁国
のために、我が身可愛い露中の首脳らが、米国との
正面衝突という自殺行為を冒すはずはないからです


とすれば、金正恩委員長が対米開戦という暴挙に出
た場合、同盟国にも見限られた北朝鮮軍には「壊滅
か全面降伏」の選択肢しかないものと思われます。

教材ビデオ: https://www.youtube.com/watch?v=aHGbG_I3v28


基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
Strategy(ストラッテジィ)戦略
Resource(リソース)援助 手助け 資源
Wage (a) war(ウェージ <ア> ウォー)戦争を行なう

シナリオ(カウンターを6:35 に合わせてくだ
さい)

Strategically North Korea doesn’t have the req
uired technology, resources or allies to wage
a war for more than a few days, especially aga
inst the most powerfulnation in the world.

(戦略的に言って、北朝鮮には数日間以上戦争を遂
行するだけの技術も資源も同盟国もない。世界最強
の国との戦いなら尚更だ。)
 

英語一言アドバイス:
wageは動詞として使う場合、「戦争を行う」
「戦いを遂行する」という意味があります。名詞な
ら「賃金」を指します。

発音サイト:
wage warの発音
 https://www.howtopronounce.com/wage-war

参考サイト: 中朝関係 https://en.wikipedia.org/wiki/China%E2%80%93North_Korea_relations#Early_history_and_Korean_War

露朝関係 https://en.wikipedia.org/wiki/North_Korea%E2%80%93Russia_relations


(かとう・たかし)



●著者略歴
 
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT―あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK―47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン(近刊)』(いずれも並木書房)
がある。
 
 
追記

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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
 
『レックス 戦場をかける犬』発売中
http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X 
 
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320

オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
 
 
 
きょうの記事への感想はこちらから
 ⇒ https://okigunnji.com/url/7/
 
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
 
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage of
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
 
 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
 
 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to bivouac" 
と表現します。
 
 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
 
加藤 喬
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