配信日時 2020/09/19 19:50

【漫画 マハンと海軍戦略】マンガという手法

こんばんは、エンリケです。

酷暑も一段落。
過ごしやすい季節になりましたね。
いかがお過ごしですか?

さて、石ノ森章太郎さんの
「マンガ日本経済入門」
が生まれたのは1986年11月です。

1986年といえば昭和61年。
バブル景気が始まった年です。

その時に出たこの本は、
経済という固い分野を、
マンガという手法で解説した
エポックメイキングな作品でした。

あなたもご存知でしょう。

理屈ではなく直観で把握できる
マンガは、実はこの種の役割を果たすうえで
最適の存在ですよね?

「日本経済入門」というマンガは、
経済という分野のイメージすら変えてしまった
とさえいえるのですから。

もしかしたら、あなたも仕事の場で
マンガを使った啓蒙活動の必要性を
主張されていたかもしれません。


さてわが国は海国です。
海の常識、海からの視座、
海の中のわが国、海からの国防安保という視座
を持つ必要があります。

ミレニアム規模の「時代の大転換点」のさなかにあ
る今。

それを受けてか知らずか、
海の軍事をめぐる入門書はこの20年で飛躍的に増
えました。

ところが、増えたはずの知識に見合う
冷静で具体的で正鵠を射た意見がなぜか出ません。

国家観、国防安保観が極端から極端にぶれる感情的
な姿勢から日本世論は成長できておらず、世論を輿
論に深める識者の活動も事実上壊滅状態だからでし
ょう。

入門を謳った本ですら、難しすぎて消化できない、
という知的状態から抜け出せていないのも現実で
しょう。

これはすなわち、
入門の前段階、入門の入門レベルのものが必要だと
いうことです。

そこで冒頭の「マンガ日本経済入門」です。

まずマンガを読んで、そのうえで本に進む。
同じことがなぜ経済にできて軍事にできないの
でしょう?

書き手がいなかったのでしょうか?
マンガのストーリテラーがいなかった
のでしょうか?

そうかもしれません、、、

しかしいまは、
正規将校としての軍務経験を持ち、
ストーリーをしっかり描けるマンガ家はいます。

この方です。

石原ヒロアキ(本名:米倉宏晃)
1958年、宮城県石巻市生まれ。青山学院大学卒業後、
1982年陸上自衛隊入隊。化学科職種幹部として勤務。
第7化学防護隊長、第101化学防護隊長を歴任。地下
鉄サリン事件(1995年)、福島第1原発事故(2011
年)で災害派遣活動に従事。2014年退官(1等陸佐)。
学生時代赤塚賞準入選の経験を活かし、戦争シミュ
レーション漫画『ブラックプリンセス魔鬼』および
自衛官の日常を描いた『日の丸父さん』、2018年
『日米中激突!南沙戦争』、2019年『漫画 クラウ
ゼヴィッツと戦争論』(並木書房)を発表。現在、
グデーリアンを題材に執筆中。クラウゼヴィッツ学
会会員。


そんな石原さんの最新刊
『漫画 マハンと海軍戦略』
がまもなく公開されます。

弊メルマガでは、
一般公開前に著者サイン本を手にできる
新刊本予約キャンペーンをあす20時からはじめます。

案内メールが届くまでしばらくお待ちください。

本著は、17~20世紀の海戦史だけでなく、
主要国の海軍戦略の変遷もつかめる「シーパワー」の
入門たりうるマンガです。

日露戦争で大活躍した秋山真之や佐藤鉄太郎も薫陶
を受け、今に至るも影響力を失わないマハンを中心
にした物語の中で「シーパワーの何たるか」が直観
的に把握できる「実に優れた」作品です。


海軍戦略?

シーパワーとは何か?

海軍力は何のためにあるのか?



という読者の問いに応える作品であり、
これまでも今もこれからも変わらない「シーパワー」
の実相、核心をつかめる他に類を見ない漫画です。

海国・日本に住むあなたにとって、わが周辺の危機
的状況への対処に関する入門書や各種番組、動画に
接する前に目を通してほしい一冊です。


知り合いやご友人へのプレゼントにも最適です。
ご参加お待ちしています!

明日20時から受付を始めます。
締め切りが近い(22日まで)ので、気になれば
すぐにお知らせください!

http://okigunnji.com/url/89/


ではご案内までしばらくお待ちください。


エンリケ


追伸

予約が規定数に達すれば予告なく受付を終了します。
http://okigunnji.com/url/89/


追伸2

本作を世に出された石原さんは、すでに次のテーマ
に向け前進されています。「前傾姿勢」「トンボ
(前にしか進まない。武士も愛した)」という言葉
が石原さんにはピッタリきます。