配信日時 2020/08/31 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(90)】久しぶりの埼玉ライフ始まる!

こんにちは、エンリケです。

桜林さん、埼玉にゆかりがあるのですね!
なんだか意外です。

さっそくどうぞ。


エンリケ


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今年4月に刊行された『自衛官が語る災害派遣の記
録』に続く、第2弾『自衛官が語る海外活動の記録』
(桜林美佐監修・自衛隊家族会編)が発売されてい
ます。中東シーレーンの安全確保をめぐって新たな
自衛隊派遣が行われているこの時期にタイミングを
合わせたような出版です。現地で自衛官たちが何を
思い、どのような苦労をして、任務をこなしてきた
か、25人の自衛官のリアルな体験記です。

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桜林美佐の「美佐日記」(90)

久しぶりの埼玉ライフ始まる!

桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』は令和2年8月の今回
で90回目です。
 
今日8月31日は、橘中佐が遼陽城首山堡の戦いで
壮烈な戦死を遂げた日ですね。橘中佐の慰霊祭は静
岡の板妻駐屯地で行なわれていましたが、今年は総
合火力演習も時期が変わりましたので、異例の夏の
締めくくりとなっていることでしょう。
 
橘中佐は長崎で、広瀬中佐は大分出身、私は九州暮
らしの間にそれぞれ生誕の地を訪れましたし、同じ
ような景色の中に身を置いていたことで、異国の地
で散華した先人たちへの思いにちょっとでも近づけ
たような気がしていました。
 
ビルマの戦地でも「筑紫峠」と名付けられた場所が
あり、また戦時歌謡の『暁に祈る』の最後は「あ
あ、あの山もあの川も・・・」と始まりますが、こ
の時にほとんどの人が自分の生まれ故郷を思い浮か
べるのではないかと私は思います。
 
それもこれも、小郡という故郷ができたからこそ分
かったことで、めまぐるしく変わる都心の様子しか
知らなかった以前は「ふるさとの訛り懐かし」とか
「〇〇県民会」みたいな郷土愛的な感覚が全くあり
ませんでした。
 
私も福岡・佐賀を離れてみて初めて、見慣れた山や
川を見ることなく死地に赴いた数々の先人たちの気
持ちが分かった気がします。
 
さて、とうとう先週、埼玉の朝霞に上陸しました。
埼玉県民になるのは20年以上ぶりです。
 
実は、私は大学のキャンパスは所沢、学生時代は馬
の調教を手伝い1日のほとんどを東武動物公園で過
ごす毎日、社会人になって最初の仕事はテレビ埼玉
の情報番組アシスタント、その後はテレビ東京で埼
玉県の広報番組リポーターを務め、ディレクターに
転向して浦和にある会社で仕事をさせてもらい、現
在のさいたま市にアパートを借りて住んでいたので
した。
 
そんなわけで、かなりの埼玉通だったのです。合併
などがあり変わっているものの、約90の市町村が
ありますが、行ったことのないところはない・・・
のではないかと思います。
 
しかし、悲しいかな記憶がすでに曖昧になっており
まして、忘れていることが多いというのが実際のと
ころです。
 
転入手続きに朝霞市役所に行ったら、とっても見覚
えある並木道があり、ここでかつて私は「朝霞よさ
こい祭り」のリポーターをした!とか、新座では野
火止用水の取材をそういえばしたなあと、記憶の奥
底にしまい込まれていたものが次々に(かなり断片
的ですが)思い出されています。
 
そんな久しぶりの埼玉ライフの始まりにあたり、予
備3曹Mさんからメッセージを頂きました。
 
Mさんによりますと、今、埼玉には「うどんブーム」
が来ているとのこと。「埼玉独特の武蔵野うどんを
ご堪能下さい!」と、いうことで、「田舎っぺうど
ん」や鴻巣市の「川幅うどん」を教えて頂きました。
 
埼玉も地域によってうどんは色々とありますよね。
筑後うどんとはまた違う北関東の味を探求してみま
す。
 

<おしらせ>
YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップして
いる「国防ニュース最前線」、今週も伊藤俊幸・元
海将に解説をして頂き、私はリモート出演です!

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(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリ
ーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(PH
P研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載。


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(代表・エンリケ航海王子)
 
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