こんにちは、エンリケです。

おきらくが一番です！

さっそくどうぞ。


エンリケ


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今年４月に刊行された『自衛官が語る災害派遣の記
録』に続く、第２弾『自衛官が語る海外活動の記録』
（桜林美佐監修・自衛隊家族会編）が発売されてい
ます。中東シーレーンの安全確保をめぐって新たな
自衛隊派遣が行われているこの時期にタイミングを
合わせたような出版です。現地で自衛官たちが何を
思い、どのような苦労をして、任務をこなしてきた
か、２５人の自衛官のリアルな体験記です。

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桜林美佐の「美佐日記」（８５）

私はカモメ？　ジャージで不都合のない暮らし

桜林美佐（防衛問題研究家）
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』は令和２年７月の今回
で８５回目です。

　もし、このメルマガを関東エリア在住でかつ朝７
時頃に開いて下さいましたら、本日もラジオのニッ
ポン放送に電話出演します。７時１５分頃からにな
ります。間に合えば今すぐにチューニングして下さ
い！（そんな言葉ありましたっけ？）と言いつつ、
スマホアプリのradikoでいつでも聴くことができま
す。よろしければ！

　また、先週半ばには再度「夕刊フジ」にて今回の
豪雨に関わる自衛隊の災害派遣について書きました
ので、ネット記事でご覧頂ければ幸いです。

　今月に入ってから何かと忙しく、新型コロナ＆い
わゆる敵基地攻撃＆災害派遣といった原稿を同時進
行で書きつつ、ラジオやYouTube出演、オンライン
ミーティングなどもしていました。

　その間、近所の自衛隊駐屯地を出発する災害派遣
部隊の車両に手を振りに行ったり、ちょっとした昼
食会にも出ていました。

　しかし、これだけ色々な用事をこなせるのは、以
前も書きましたが、やはり移動に使う時間が必要な
いからです。

また、最近また画期的な発見がありました。それは
「いつもジャージを着ている」ことが、かなりの効
率化になるということです。

もちろんTPOは考えなければなりませんが、現在の
私の暮らしでは、ジャージで都合が悪いことはほと
んどありません。

ジャージと運動靴だと、どこかに行くのもパンプス
などより断然歩くスピードが早いですし、明日は雨
だけど何を着よう、などと悩む必要がありません。

これまでの「着る服を考える」「支度をする」時間
が別のことに使えるのです！　素晴らしい！

さらに、仕事や買い物が終わって、そのまますぐに
運動をすることができます。

そんなわけで、災害派遣に赴いた自衛官の皆さん、
ジャージで手を振っていたのは私です。

ただ、問題は今後、どこか他の地に転居する可能性
があることから、このような生活が続けられるのか
ということです。

今の私にとって、以前のような、スーツやパンプス
に重すぎるバッグという生活は地獄の営みです。

ここまで嫌悪感を持つようになるって、私は大丈夫
なのかと若干心配になっています。特殊な病気にで
もなったのでしょうか？

ところで、最近、散歩に行くたびに気になっている
ことがあります。それは鳥のソーシャルディスタン
スです。

シラサギなどが田んぼにいますが、なぜか等間隔を
保っているのです。偶然なのかと思っていましたが、
その謎を解く記事をみつけました。

これは同種の生物どうしが並ぶ間合いを「個体距離」
と言うのだそうで、生物学者のヘディガーが提唱し
たとのこと。

これが種ごとに異なっていて、カモメやムクドリな
どはこの距離が広いのだそうで、オウムなどは「個
体距離」そのものを持っておらず、身を寄せ合って
いる「接触型」なのだとか。

哺乳類ではウシなどが個体距離が広く、サルなど霊
長類は接触型だそうです。

で、この研究結果と、今の私の「ジャージで生活」
「あまり出かけたくない」理由がどこかでつながる
のかと考えてみました。もしかしたら、私はカモメ
になったということなのでしょうか！？


＜おしらせ＞
YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップして
いる「国防ニュース最前線」、今週も伊藤俊幸・元
海将に解説をして頂き、私はリモート出演です！

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（さくらばやし・みさ）



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【著者紹介】
桜林美佐（さくらばやし・みさ）
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリ
ーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業［改訂版］』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
（いずれも並木書房）、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』（PH
P研究所）、『日本に自衛隊がいてよかった』（産
経新聞出版）、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』（ワニブックス）。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載。


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おきらく軍事研究会
（代表・エンリケ航海王子）
 
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