こんにちは、エンリケです。
週刊新潮のグラビアみました?
予想通りといえばそうでしたが、面白かったです。
週刊新潮のグラビアみました?
予想通りといえばそうでしたが、面白かったです。
さて今日のおはなし。
実に納得です。
詳しくは本文で。
さっそくどうぞ。
エンリケ
----------------------------------
今年4月に刊行された『自衛官が語る災害派遣の記
録』に続く、第2弾『自衛官が語る海外活動の記録』
(桜林美佐監修・自衛隊家族会編)が発売されてい
ます。中東シーレーンの安全確保をめぐって新たな
自衛隊派遣が行われているこの時期にタイミングを
合わせたような出版です。現地で自衛官たちが何を
思い、どのような苦労をして、任務をこなしてきた
か、25人の自衛官のリアルな体験記です。
https://amzn.to/38gvhr1
----------------------------------
ご意見・ご感想はコチラから
↓
https://okigunnji.com/url/7
───────────────────────
桜林美佐の「美佐日記」(72)
一律10万円給付に賛成。願わくは家賃、社会保険
料、NHK受信料の免除も……
桜林美佐(防衛問題研究家)
───────────────────────
おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』は令和2年4月の今回
で72回目です。
一律10万円の給付金が急きょ決まりました。条
件付き1世帯30万円というのをやめて補正予算を
組み替えるということですから、財務省では徹夜で
作業することになるのでしょう。30万をやめる必
要はないように思いますが・・。
いずれにせよ、早く決めておけば作業をする皆さ
んの負担もここまでにならなかったかもしれないの
に。公明党に言われてアッサリ心変わりと国民の目
には映り、言われなくていい批判を受けることにな
ってしまいかねませんが、過去を責めても仕方があ
りません。
賛否両論ありますが「一律」には賛同できます。
まずは急いで配って、後で確定申告などで調整する
方法をとって欲しい。そしてさらに困っている人た
ちには追加給付も求められます。
「条件付き」はあてはまる人があまりにも限定的で、
たとえば収入が3分の1減っただけでは該当しませ
ん。
具体的な例を出しますと、以前私は母親を扶養し
都内で同居していましたので14万の家賃を払って
いました。今回、家賃の補助も受けられるようです
が「2人世帯の場合、月収19万4000円、預貯金78万
円以下という基準」だそうですので、月収が平均2
0万そこそでは給付されません。
そして、フリーランスも上限100万円までもら
えるとPRしているようですが、売り上げが半分以
上減ってないと当てはまりません。それも前の年の
同じ月と比べて、です。
フリーランスって、毎月同じ収入じゃないので
「今月は講演があった。やったー」という月があれ
ば「仕事がない・・・(涙)」という月をくり返し
ているのです。
まあ、兎にも角にも条件を付ければ色々な問題が
出てくること必至なのです。
「条件付きでなければ公務員ももらうことになって
しまう」「一律にしても作業には一定期間かかる」
などと言う方がいるようですし、前回も書きました
が「補償のことばかり言う!今はガマンの時だろう」
といった発言を自衛隊の元高官の方がされているの
を見ると心底、残念です。
10万円を貰う必要のない人は返せばいいのでは
ないでしょうか。後で給与から差し引く作業はそん
なに大変ではないはず。
一律でも作業に時間がかかるのは同じ?いえ、一律
なら「申請する側」の作業はなくなります。他の様々
な制度もそうですが、常に申請する人に煩雑な作業
をさせるようになっていませんか?
中小企業も同じです。カレンダーを見て下さい。も
うすぐ月末です。多くの支払いがあります。
助成金の条件に当てはまるかどうか、書類を揃えた
り手続きを試みるだけでも時間がかかり、さらに給
付を仮に受けられることになってもタイムラグがか
なりある・・。
まずは1か月でもいいので数日後に迫る家賃の免除、
社会保険料の免除、先送りではなく免除です。願わ
くば光熱費も。NHK受信料も、全て猶予ではなく免
除。これらを決めて頂ければかなり違うと思います。
そして、これらのことは財務省などが急いで徹夜の
作業をする必要がないでしょう。
家賃収入がなくなる家主や税収減の施策は、後から
追っかけての施策でもいいものだと思います。
誤解をして欲しくないのは、これは「「緊急事態宣
言を真に実行できるため」」の叫びだということで
す(この文言が「霞が関風」ですが!)。
別に可哀想だからという視点で言っているのではあ
りません。このままだと医療崩壊も避けられず、経
済的な崩壊も招くダブルパンチになってしまいかね
ないからです。
もっと言えば、法案が通ってからではなく、すぐに
給付を始めるべきです。「きゅうふ~今っ!」とい
うイメージです。
それにしても、自衛隊関係者も含め多くの公務員の
皆さんの感性を垣間見るに(あえて自衛官も含めま
す。申し訳ありません。でも感性は同じと感じるこ
とが多くあったからです)、防衛産業の強化?防衛
生産基盤うんぬん・・・?
むりだわ、この感覚じゃ・・と思わざるを得ません。
もちろん、弱者に理解ある自衛隊関係者もおられま
す。どんなに力づけてもらったかわかりません。
それだけに、心ないもの言いや不用意な発言で、自
衛隊関係者がひんしゅくを買って嫌われるようなこ
とになって欲しくないと切に思います。
お金を配ることに文句を言う暇があるなら、自分が
できる支援をしましょう。
本当はもっとおもしろい話を書きたかったのですが、
あまりにも気になったので予定を変更しました。
いや、それ言われても予定とか知らないって?
それではまた次回に!ごきげんよう!!
<おしらせ>
YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップして
いる「国防ニュース最前線」、先週と今週は、豪華
版で伊藤俊幸・元海将と評論家の江崎道朗さん、そ
して私はテレワークでの出演となります(本来なら
逆なのですが)!
http://okigunnji.com/url/42/
(さくらばやし・みさ)
桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。
↓
https://okigunnji.com/url/7/
【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリ
ーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(PH
P研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載。
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個
人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上及びメールマ
ガジン「軍事情報」が主催運営するインターネット
上のサービス(携帯サイトを含む)で紹介させて頂
くことがございます。あらかじめご了承ください。
PPS
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。その他す
べての文章・記事の著作権はメールマガジン「軍事
情報」発行人に帰属します。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝し
ています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感
謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国
に、心から感謝しています。
ありがとうございました。
●配信停止はこちらから
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com
---------------------------------------
発行:
おきらく軍事研究会
(代表・エンリケ航海王子)
メインサイト
https://okigunnji.com/
問い合わせはこちら
https://okigunnji.com/url/7/
Copyright(c) 2000-2020 Gunjijouhou.All rights reserved.