『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』
堂下哲郎(著)
並木書房
2020/4/20発行
四六判240ページ
定価1500円+税
http://okigunnji.com/url/72/
おはようございます、エンリケです。
これが最初で最後の案内となります。
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
わが国をはじめとする主要国は現在、緊急事態下に
あります。
あなたはいま、各国リーダー、わが首相、首長の
「有事の」リーダーシップ・意思決定・作戦指揮を
リアルタイムで眺められる、という稀有な機会のな
かにいます。
そんななか刊行される堂下さんの最新刊、
『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』
堂下哲郎(著)
並木書房
2020/4/20発行
四六判240ページ
定価1500円+税
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※きょうまで
には、有事のリーダーシップ、意思決定の在りようだけ
でなく、長期戦となるであろう「感染症との戦い」
で使える意思決定手法「JOPP」も紹介されています。
本著は
組織の意思決定システムを動かす人間をどう作るのか?
について、そのヒントや方法を海軍から学ぶ
というべき内容です。
軍という
危機管理組織、有事に実績を残すための組織
ならではの組織を動かすリーダーの在りよう
は、今経験しているいる「危機的状況下」に
ピッタリではないでしょうか?
いま、有事のまっ只中にいるリーダーたちのこと
ば・行動・ふるまいを、この本を手元に置いてリアル
タイムでチェックできます。
こんな機会は二度と訪れません。
いまだから得られるものは、ビックリするほど
たくさんあることでしょう。
著者サイン本の先行予約を現在受け付け中です。
締切は「きょう」です。
ご希望の方は「イマスグ」お知らせください。
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※きょうまで
組織には必ずリーダーがいますので、
「組織とリーダー」
というテーマに絞って
組織を動かす具体的な手法や留意点、着眼点、コツ、
リスク管理手法等の基準を提示する本が不可欠だと
思いますが、意外にありません。
意思決定の科学があれば、人に組織が支配されることなく、
組織を動かせる人を生み出すことができます。
科学には再現性があり、普遍性がありますから、
組織を動かせる人が時代と場所を超えて平均的に生
まれてくるでしょう。
この本はそのために役立つ内容を持ちます。
マネジメント本。
昔からずいぶん数多く出版されてますが、
現実に落とし込まれるところ少ない気がして
なりません。
なぜでしょうか?
あまりに抽象化しすぎ
あまりに精神主義すぎ
あまりに合理主義すぎ
あまりに異次元すぎ
あまりに理論理論し過ぎ
あまりに真面目すぎ
・・・
理由はいろいろあるでしょうが、
一番大きな点として、
これまでのマネジメント本には、
「リーダーと組織の関わり」
への着眼が薄い、不透明、不鮮明。
だったからではないか?と言う気がします。
「単なるリーダー論」
がそのまま
「組織とリーダー論」
として扱われていたのではないか?
だから話・エピソードとしては面白いけど、
具体的現実にどう落とし込めばいいかわからない
わけです。
その種のはなしを、
千差万別の個性を持つ読み手の現実に活かせる
方法論がない。
方法論はあっても、
あまりに合理的、理論的、無機質、複雑で、
現実に投影しにくい。成果も見えにくい。
私のばあい、
そんな不満がマネジメント本にはありました。
そしてけっきょく
「リーダー論のつまみ食い」
「意思決定論の吹聴」
だけに終わる人・組織がほとんどとなり
本文にもある
「押しの強い、声の大きい人の意見とやり方が幅を
利かせる」
結果に終わって、
組織としての成長進化深化につながらないうらみが
あったように感じます。
この本では、堂下さんが、
「組織とリーダーシップ」のなんたるかについて、
明晰に詳細にわかりやすく導いてくれます。
なにより、実際に戦う組織でリーダーシップを発揮する
実戦を積んできた方ですから、机上の空論でないところが
何より読み手にうれしいところですね。
本メルマガ読者なら、
直接、堂下さんに疑問や意見質問を届けられるので、
一般の購入者よりも一足高いところにいますよね。
一部を紹介しましょう。
□おわりに(一部)
本書は、海軍の諸先輩が残してくれた多くの貴重
な教えに加えて、筆者が防衛大学校入校以来、四〇
年間に接した多くの上司、同僚、部下から学んだこ
と、そして自らが務めた二〇あまりのスタッフやリ
ーダー配置での経験をもとにしています。
振り返ってみると、命ぜられたさまざまな配置で、
良きスタッフ、良きリーダーたらんと試行錯誤し、
ようやくコツをつかんだ頃には任期が終わるという
ことを繰り返してきました。「配置が人を作る
(次々とポストを経験することで資質を高める)」
と考えれば納得もできますが、同じ試行錯誤でもも
う少し見通しをもってうまくやれなかったかと反省
することがあります。
先輩リーダーの見取り稽古をし、先人の伝記を読
み考える、そういうプロセスも大切ですが、実践的
な「試行錯誤の手引き書」があってもよいのではと
考えました。また、拙著『作戦司令部の意思決定』
では、意思決定の具体的なプロセスを詳述しました
が、そのプロセスの主役であるリーダーやスタッフ
がどう振る舞うべきかを示すべきだとの思いもあり
ました。そのような意味で本書が何らかの参考にな
ればと願っています。
内容は以下のとおりです。
□目 次
はじめに─「海軍式」とは何か? 1
第1章 海軍の仕事術 17
軍艦・艦隊・司令部 17
指揮官先頭の伝統 22
「分」を大切に 29
「フレキシブルワイヤーたれ」34
「左警戒、右見張れ」40
船乗りの教え 42
第2章 海軍意思決定の失敗 54
誤った情勢判断 54
「前動続行」の弊害 58
「前動続行」から「独善」へ 62
成功体験の絶対視 65
行き過ぎた「精神至上主義」67
情報の軽視 72
希望的観測の弊害 74
スタッフ組織の欠陥 77
フィードバックの欠如 83
「空気」という妖怪 87
第3章 意思決定の仕組みを作る 95
「社風」に左右されない意思決定プロセス 95
ステップ1「使命を確定させ、達成への道のりを示す」98
ステップ2「具体的な行動方針を立てる」108
ステップ3「相手と自己の行動を対抗させ、最善の
行動方針を決定する」109
ステップ4「実行段階へ移行する」110
実行段階での意思決定 111
第4章 チームを作る 121
リーダーとスタッフの相互作用 121
スタッフの役割 124
「自分式」のリーダーシップとは 126
意思決定の「落とし穴」133
「落とし穴」を避けるリーダーの心得 141
レッドチームと悪魔の代弁者 145
第5章 リーダーの資質と個性 148
リーダーに求められる資質 148
「感性のリーダー」か「理性のリーダー」か 155
第6章 リーダーの役割 164
組織の「象徴」たれ! 165
決断と実行の「決裁者」173
変化を恐れぬ「改革者」179
組織を動かし目標を達成する「執行者」188
部下を育てる「先輩・教育者」192
第7章「戦う組織」のリーダーシップ 198
「自分式」リーダーシップを打ち立てる 198
戦うリーダーに求められるもの 209
有事の心構え1「決断して指示を与え、責任をとる」213
有事の心構え2「動揺するな、我慢せよ」218
有事の心構え3「敗けぬ気と油断せざる心」220
おわりに 225
主要参考資料 231
付録1 悪魔の代弁者 233
付録2 一般的な論理上の誤り 234
付録3 レッドチームによる批判的検討の手法 236
堂下哲郎(どうした・てつろう)
1982年防衛大学校卒業。護衛艦はるゆき艦長、
第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛
隊群司令等として海上勤務。陸上勤務として内閣危
機管理室出向、米中央軍司令部先任連絡官、海幕運
用2班長、統幕防衛課長、幹部候補生学校長、防衛
監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方
総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。
米ジョージタウン大学公共政策論修士。現在、日本
生命保険相互会社顧問。著書に『作戦司令部の意思
決定─米軍「統合ドクトリン」で勝利する』(並木
書房、2018年)がある。
おススメです。
『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』
堂下哲郎(著)
並木書房
2020/4/20発行
四六判240ページ
定価1500円+税
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エンリケ
追伸
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
わが国をはじめとする諸国は現在「非常事態」下にあります。
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