こんばんは。エンリケです。
米とイランのかかわり。
なかでも、イラン革命後のそれを
キチンと正確につかんでいる日本人は
ほとんどいないはずです。
わたし自身を振り返ってみても、
特定の言い分のみを鵜呑みにして
いい加減な情報に踊らされて、常に判断
を誤ってきたような感じがします。
そして起きたのが、
令和二年初頭の米イラン危機です。
あのとき、実にいい加減な情報が、
表舞台で、まああれこれ飛び出てきました。
肩書は立派でも、
我が国をあてものの素材にするレベルの
「当てもの屋」ばかり。
我が知性はここまで落ちたか、と
正直呆れ果てました。
中東をめぐる情勢解説は、
もう誰も信じられない。
という人もいるかもしれませんが、
まあこの短期連載を読んでみてください
といいたいです。
著者は、中東事情、なかでも危機管理事情に精通した
エキスパートの菅原出さんです。
●著者略歴
菅原 出(すがわら・いずる)
国際政治アナリスト・危機管理コンサルタント
1969年生まれ、東京都出身。中央大学法学部政治学
科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学、
国際関係学修士課程卒。東京財団リサーチフェロー、
英危機管理会社役員などを経て現職。合同会社グロ
ーバルリスク・アドバイザリー代表、NPO法人「海
外安全・危機管理の会(OSCMA)」代表理事も務め
る。著書に『外注される戦争』(草思社)、『戦争
詐欺師』(講談社)、『秘密戦争の司令官オバマ』
(並木書房)、『「イスラム国」と「恐怖の輸出」』
(講談社現代新書)などがある。
こういう知識がないから、
中東事情がつかめないんだ、ということが
この連載を読めば、よくわかるはずです。
イラン、中東、米の関係がつかめるかも?
短期連載です。
スタートは
2/4(火)0800で、しばらくの間
毎週火曜日0800に配信します。
どうぞお楽しみに!
エンリケ