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ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応予備自衛官で
もあります。
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hirafuji@mbr.nifty.com
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当選者3名を決めさせていただきます。
さて、きょうでこの連載は最終回です。
最後の「わが国の情報史」を
さっそくどうぞ。
情報マン・上田さんの思いのたけが
伝わってきます。
素晴らしい内容です。
上田さん、ありがとうございました。
エンリケ
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わが国の情報史(47)
秘密戦と陸軍中野学校(その9)
陸軍中野学校の曲解を排斥する
インテリジェンス研究家・上田篤盛(あつもり)
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□はじめに
いよいよこのテーマでのメルマガは、今回で最終
回となります。
さて今年1年は皆さんにとってどのようなお年だ
ったでしょうか? 令和元年、私にとっては元号の
変更と同じく、節目(せつもく)の年であったとい
えそうです。来年からは、新たな仕事環境が待って
おり、様々な新しい出会いと、未知の勉強ができる
機会を得ることを楽しみにしています。
今年は、2冊の新著を刊行しました。いずれも私
の処女作『戦略的インテリジェンス』が基になった
本です。1つは『武器となる情報分析力』であり、
もう1つが『未来予測入門』です。
対象とする読者あるいは内容は、『戦略的インテ
リジェンス』が軍事、『武器となる情報分析力』が
軍事70:ビジネス30、『未来予測入門』がビジ
ネス70:軍事30という感じでしょうか?
『未来予測入門』は渾身の作と自負しておりますが、
私の知名度が低いのか、内容が少し硬いのか、売れ
行きは苦戦しています。他方で、こうした著書のお
蔭で企業などからの講演依頼もありますので、こう
した機会を利用して著書の内容の普及を少しずつや
っていこうと思っています。
本書は、毎月ビジネスの良書10冊を厳選して経
営者などの読者に紹介している「TOPPOINT」
という雑誌の12月号に「一読の価値ある新刊書」
として選出されました。私としても、すこしばかり
自信になりました。
そこで、本メルマガを終了するにあたって、長ら
く私のメルマガをご愛読の皆様に、抽選で『未来予
測入門』を3冊プレゼントしたいと思います。応募
方法についての詳細は「軍事情報」編集部にお願い
しますが、私より当選者3名の方に、筆者サイン入
りで年末か年始にお届けする予定です。
この本は若者向けの本であり、本メルマガの読者
の方の年齢層より少し若いのではないかと推測して
いますが、ご子息や後輩の方へのプレゼントにされ
ても良いかと思います。
さて「わが国の情報史」の最終回も中野学校の話
です。世間では、いろいろと中野学校に関する誤解
があるようです。実は、私も最近まで、中野学校に
ついて誤った認識をしていました。最近の市販本を
読むとだんだんと中野学校に対する認識が歪んでき
ます。紙幅が限られていますが、少しだけ、誤解を
正しておきたいと思います。
▼中野学校の過大評価は禁物
ともすれば、戦後の中野学校に関する映画などの
影響により、同校が「秘密戦士のスーパー養成機関」
のようにもてはやされる。さらに中野学校を謀略機
関のように扱い、中野学校が学生を教育して謀略に
差し向けたかのような誤解さえ生じている。中野学
校は教育機関であって、謀略機関ではないし、特務
機関でもない。
また戦後になって「中野学校の設立が10年早け
れば」とよく回顧されたようである。しかしながら、
この評価についても、もうすこし冷静になって判断
しなければならない。
8丙の加藤正夫氏は自著『陸軍中野学校 秘密戦
士の実態』の中で、「歴史に『もしも……』という
ことはありえないが、陸軍中野学校の設立が昭和1
3年ではなく、それより10年早い昭和3年であっ
たら、大東亜戦争の日本のあのような敗北はなかっ
たのではないかとの見方もできる」と述懐している。
加藤氏の見解を整理してみよう。
・ 中野学校出身者の主流は普通の大学、高等専門
学校出身者であり、柔軟な思考法で戦争に対処
し、武力戦で強引に勝つこととのみは考えず、
秘密戦によって難局打開を目指していた。
・しかしながら、1期生の陸軍での最高階級は少
佐であり、軍部内での影響力はなかった。
・仮に、昭和3年であれば、将官クラスをも輩出
し、軍内での影響力を有したであろうし、世界
情勢を正確につかみ、正確に判断することを常
に心がけていた中野学校出身者であれば、秘密
戦による早期和解も可能であったであろう。
筆者は、これも客観的根拠のない中野学校への過
大評価であると思う。
当時の陸軍内においては陸軍大学校出の作戦将校
が幅を利かせ、同じ陸大出でも情報将校は軽視され
た。さらには陸軍内では東條英機率いる「統制派」
あるいは「親独派」が幅を利かせ、海軍内部におい
ても陸軍を北進から南進へと転換させ、対英米決戦
に持ち込もうとする派閥もあった。
松岡洋介外務大臣も親独派で、それに追随する外
務省幹部も対英戦争を指向した。
このように1920年代から30年代にかけての
わが国は、国家全体として戦争遂行の道を歩んでい
たのである。わが国の世論の全般も戦争を支持する
趨勢にあった。
ようするに、軍内では官僚主義が蔓延(はびこ)
り、国家全体が戦争賛美にかられていた。中野学校
がもう10年早くできようが、そしてリベラルな一
般大学での卒業生が将軍ポスト就任しようが、作戦
重視、親独主義という牙城を崩すことは容易ではな
かった。
中野学校は「替らざる武官」を養成するために設
立された。当時、情報戦に後れをとっていたわが国
であったが、起死回生とばかりに中野学校の期待す
る者は、陸軍参謀本部のロシア課などを中心とする
一部であって、陸軍参謀本部の総意ではなかった。
たしかに当時、秘密戦の重要性に対する認識は高
まったが、それも、しょせんは「“縁の下の力持ち”
的な、割に合わないことはやりたくない」とする陸
大出の作戦将校あるいは情報将校などのエゴにすぎ
なかったのではなかったのか?
当時の諸外国では、情報将校としてずっと同じ場
所で外国勤務を続けて昇進していたという。しかし
わが国の官僚制度が同一の補職や同じ勤務地では昇
任条件を満たさなかった。むしろ、「替らざる武官」
を新たに養成するより、官僚制度の弊害を改める努
力はしなかったのか? ここにも疑問が残る。
ひるがえって明治の時代においては、陸大を出ず
にほぼ情報一筋で海外勤務を続けた柴五郎は大将ま
で昇任した。桂太郎も最初は情報将校であり、川上
操六参謀総長は情報将校を優遇した。この点は教訓
にならなかったのか?
日清・日露戦争における勝利は、縁の下の力持ち
に徹した情報将校の活躍があったと思われる。しか
し、情報活動というか、秘密戦というものは目に見
えないから、評価が難しい。あの明石大佐でさえ、
情報関係者からは絶大の評価が与えられたが、凱旋
帰国はなし、その復命書はホコリ塗(まみ)れ、と
いう状態で決して評価は高くなかった。
結局、日清・日露の勝利の手柄は、声の大きい作
戦将校に持っていかれ、情報将校やその関係者は隅
におかれ、やがて情報の軽視が始まったのではない
か?
『孫子』がいうように情報を成果が見えにくいので、
最も手厚く報いなければならなかったが、その原則
がわが国には確立できなかったのではないか?
この点、織田信長が今川義元を桶狭間で破った時、
信長は、功名第一は、「義元、ただいま、田楽狭間
に輿(こし)をとどめ、昼食中」と義元の居場所を
伝えた梁田政綱(やなだまさつな)、第二は義元に
一番槍をつけた服部小平太、第三は義元の首をとっ
た毛利新助(義勝)とした。奇襲のお膳立てをした
梁田の諜報・謀略を最も重視したのである。
すなわち、我が国は日本史から学ぶ貴重な戦訓も
忘れて、日清・日露の戦争にうかれた。
ソ連はKGB出身者が大統領になる国である。そ
こには、民族と地勢、そして宗教が複雑に交錯した
国境線を持ち、内乱や革命を経験した情報重視の伝
統が生き続けている。しかるに、わが国のような島
国国家にはなかなか情報重視の気風は育たない。
この弱点を真に認識し、国家上層部が真にインテ
リジェンスの重要性を理解し、情報重視の気風を育
て、人材育成に予算を重点配分しなければならない。
でなければ、どのような時代に中野学校、いや第二
の中野学校ができようとも、たいした影響はないの
だと考える。
中野学校のスーパー性を風潮することで満足して、
本質を忘れて、思考停止に陥ってはならないのであ
る。
▼中野学校に関する曲解が横行
戦後になって中野卒業生がわが国において暗殺や
毒殺、拉致などを働いたなどの記事が書籍や雑誌に
掲載されることは多々ある。誤解ならぬ、意図的な
曲解である。
たとえば、元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏の
著書『ヤクザ説妓生(キーセン)が作った大韓民国-
日韓国戦後裏面史』(2019年2月、ビジネス社)
には、中野学校出身者が金大中拉致に関わった旨が
書かれている。
しかし、これには根拠といえるようなことはなに
もない。
また、2015年4月の雑誌『ムー』(学研パブ
リッシング)に「陸軍中野学校極秘ファイル:終戦
直後、スパイが画策した恐るべき謀略 禁断のマッ
カーサー暗殺計画」と題する斉藤充功氏の記事が掲
載されが、これも信憑性に欠ける。
さらに過去に遡れば、わが国の帝銀事件や下山事
件などの歴史的事件にも、中野学校出身者の関与を
匂わせるような文脈があるが、これも説得力はない。
これらに対しては、すでに中野学校関係者などに
よる論駁がなされているので、ここでは詳細は避け
たい。
▼曲解の第一は、中野学校に対する認識不足
こうした事件や謀略に対する中野学校の関与説を
振り回す原因を考えてみれば、第一に中野学校に対
する認識不足があげられる。
中野学校は秘匿された存在であったので、のちに
中野学校の映画が制作された際、中野学校に隣接す
る憲兵学校出身者が自分たちのことを世間が中野学
校出身者だと信じ込んで、撮影のアドバイザーにな
ったとの、笑えない“笑い話”もある。
中野学校はまず謀略機関ではないし、たとえ中野
学校出身者が特務機関に配備されたとしても、その
行動の主体は特務機関であって中野学校ではない。
これに関しては、当時の陸軍の軍事制度や教育制度
に対する認識不足を改める必要があろう。
また、中野学校において“007的”な技術教育
が行なわれたことも事実ではあるが、これまで述べ
たとおり中野学校で最も重視されたのは「誠の教育」
であった。
筆者は、中野学校を研究して創設者の秋草氏など
の思想の一端に触れ、国体学を教育した吉原教官の
思想に思いを馳せるようになって、中野卒業生が、
安易に謀略に手を染めたなどは信じられなくなった
し、また信じたくもない。
ただし、「やっていない」ことを証明することは
「悪魔の証明」といって不可能であるので、そこに
勝手解釈なストーリーが蔓延ることになる。
そして、戦後の映画などに登場した盗聴器、マイ
クロカメラ、隠しインクなどの秘密戦器材や、時限
式爆弾、毒ガス、開錠、暗号解読、変装などの秘密
戦技術を使用した訓練状況などが、観客を引き付け
るストーリー性を持った。
このことで中野学校=スパイ学校、さらには秘密
戦実行機関、中野学校卒業生=スパイという認知が
短絡思考によって行なわれた。
映画などでも「誠の教育」については強調してい
るが、視聴者はどうしても、わかりやすい、短絡的
思考による認知へと向かわざるを得なかった。
ようするには、誠の精神教育の存在を無視して、
上述のような点ばかりに注目して表層的かつ断定的
な判断をしていては、なんらの教訓を得ることもで
きないのである。
▼中野学校を封印したことも原因
第二に、書籍など販売数を上げるための商売主義
や、あるいは自分に注目させる売名行為から、意図
的に中野学校を面白おかしく語る輩もいる。これに
ついてあまり触れたくもない。
第三に、「中野学校関係者は黙して語らず」を信
条として、さまざまな誤解や風説に異議を唱えてこ
なかった。
戦後は自虐史観が蔓延り、たとえば自衛官でも堂々
と身分を名乗ることも躊躇される時代が続いた。ま
してや秘密戦という、崇高であるものの、その一方
で残虐性を帯びた任務に従事した秘密戦士について
語ることが憚(はばか)れたのも致し方のないこと
である。
しかし、世の中が情報化社会になるにつれ、誤っ
た情報は氾濫するし、容易に入手できる。他方、真
実の情報は、結構、「なんだ、そんなことか!」と
いうのが多いので、面白さに欠けてなかなか伝わら
ない。
情報化社会のなかでは、黙っていては負ける。た
とえば、中国や韓国が声を大きくして嘘を喧伝した
とする。それに反駁しなければ、嘘は真実になる。
沈黙は金、ではないのである。
▼筆者の認識不足を大いに反省する
筆者は2016年に『戦略的インテリジェンス入
門』を上梓した際、佐藤優氏と高永喆氏の共著『国
家情報戦略』を引用して以下の記述を行なった。
「終戦後、北朝鮮は現地に残った中野学校出身者を
利用してスパイ工作機関を設立していたという。こ
れに関しては、元韓国軍の情報将校であった高永喆
は佐藤優との対談において『国防省の情報本部にい
た時、北朝鮮のスパイ工作機関が優れた工作活動を
しているのは日本帝国時代の陸軍中野学校の教科書
を使ってスパイ活動のノウハウを覚えたからだ、と
教育されたことがある』との逸話を紹介している」
その後、中野学校出身者の親族から構成される
「中野二誠会の代表者の方から、筆者は次のメール
をいただいた。
「大戦後の中野学校出身者と北朝鮮との関係を結び
つけるような事実はいっさい確認できていません。
中野学校では教科書を使う授業の際には授業後すべ
て回収していたと聞いています。しかも敗戦前夜ま
でにすべて焼却したようです。戦後、間違えて卒業
生の実家宛のコオリに混入していて見つかった例や、
陸軍省のある人物が隠し持っていた教本が出てきた
例があるのみです。つまり『陸軍中野学校の教科書』
なるものは存在しません」(増刷本では訂正した)
高氏がどのような根拠で上述の話をしたかは定か
ではないが、今日は、中野学校に対する誤った風説
があまりにも多く流布している。
筆者も、そうした誤った風説を拡散してしまった。
元陸上自衛官で情報に従事していた者として恥ずか
しいし、中野学校関係者のみならず、さまざまな読
者にご迷惑をおかけし申し訳ないと思っている。
ひとつの言い訳が許されるのであれば、「中野学
校は黙して語らず」によって恣意的な中野文書が氾
濫している。それに対する批判が対外的に行なわれ
なかったことが曲解を野放しにしていることの原因
でもあろう。
慶応義塾大学の「慶応義塾大学メディア・コミュ
ニケーション研究所」の都倉研究会の現役学生が、
「陸軍中野学校の虚像と実像」という調査研究を行
なっている。その論考集における学生の真摯な研究
態度と客観性に配慮した分析は称賛に値する。こう
したテーマに関心を持つ学生諸氏と指導教官に深甚
なる謝意を送りたい。
最後に申し述べたい。
「わが国の情報史」の連載は、これをもって終了す
るが、筆者が最も伝えたかったことは、由緒正しき
日本の文化、伝統、誠を愛する日本人としての良質
なDNAが、明治、大正、昭和、平成、令和へ、戦
争のあるなしにかかわらず連綿として伝えられてい
るということである。
日本を愛する、愛国心をすててしまったら、真実
は見えなくなる。
そして情報、すなわちインテリジェンスを軽視す
る国は亡ぶ。だから、国家、国民のインテリジェン
ス・リテラシーを高めることが必要である、という
ことだ。
そのためには歴史勉強が必要である。その際には、
さまざまな説を受け入れる柔軟な思考力と、それを
批判的に論駁する二律背反的な思考力を常に持たな
ければならない、ということである。
(おわり)
(うえだあつもり)
上田さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。
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(うえだあつもり)
上田さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
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【著者紹介】
上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係
論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査
学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年に
かけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務
し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官
をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省
情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定
年退官。現在、軍事アナリストとしてメルマガ「軍事情報」に連
載中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社、2006年11
月)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社、
2008年9月)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引
き』(並木書房、2016年1月)、『中国が仕掛けるインテリジェ
ンス戦争―国家戦略に基づく分析』(並木書房、2016年4月)、
『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』
(並木書房、2016年10月)、『情報戦と女性スパイ─インテリジ
ェンス秘史』(並木書房、2018年4月)、『武器になる情報分析
力─インテリジェンス実践マニュアル』(並木書房、2019年6月)
など。
ブログ:「インテリジェンスの匠」
http://Atsumori.shop
『情報戦と女性スパイ─インテリジェンス秘史』
※女性という斬り口から描き出す世界情報史
『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』
※兵法をインテリジェンスに活かす
『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』
※インテリジェンス戦争に負けない心構えを築く
『戦略的インテリジェンス入門』
※キーワードは「成果を出す、一般国民、教科書」
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個人情報を伏せ
たうえで、メルマガ誌上及びメールマガジン「軍事情報」が主催
運営するインターネット上のサービス(携帯サイトを含む)で紹
介させて頂くことがございます。あらかじめご了承ください。
PPS
投稿文の著作権は各投稿者に帰属します。その他すべての文章・
記事の著作権はメールマガジン「軍事情報」発行人に帰属します。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝しています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、心から感謝
しています。ありがとうございました。
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